くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

エール 音ちゃんの決断 家族の夢を叶えるために

 

今週を締めくくりとなる今日のエール。

音ちゃんのおめでたはわかったんだけど、時期がね。

様々なことを考えてみるとやっぱり厳しいことが先に経っちゃう。

今日は音ちゃんが自分の現実をしっかり見据えて最終的な決断を下すところまで、しっかりと描きつつ、待望の第一子も誕生する。

調べてみるとモデルとなった古関夫妻には1男2女の3人のお子さんがいる。

実際のモデルとほぼ同じように描かれているのでそのことも少し触れてみたい。

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音 君の夢は僕が引き受ける

目次

DVD お名前.com

椿姫の稽古はままならない

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描かれてはいなかったけれど代役は千鶴子さんでしょ

つわりがひどくて練習に参加できない音ちゃん。

主役がいない状態ではとてもじゃないが練習にもならないはず。

そんな中スタッフやメンバーの中では千鶴子さんに代役のパートを練習するべきとの話もちらほら。

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久志君もいかんしがたい

さてそんな中、福島三羽ガラスとあの藤丸ちゃんがいっぱいやっていた

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古山さんは奥さんのことをもっと真剣に受け止めなきゃだめ

祐一君に厳しい意見を言ってたね。

子供の事ばかりで奥さんのことをきちんと考えてないでしょ!

母親である前に1人の女性で人間なんだよね。

もっと心に寄り添ってあげないと孤独になるばかりだよ奥さんは

確かにその指摘は核心をついているのかも。

そして自宅に戻ったところ音ちゃんの姿は無し。

あちこち探して回ったところが見つけた場所はなんと音楽学校の練習室。

その必死に練習している姿を見るとさすがに祐一君も感じるものが。

作曲家古山祐一の勧め

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舞台に立てるような状況ではないよ

音ちゃんの練習ぶりを見ていてとても歌手として舞台に立てるような状況でないことは瞬時に把握。

そしていよ決して音ちゃんに告げるのだ。

作曲家として言うけれどとても舞台に立てる状況じゃないよ。

音程もそうだけれど途中で息が切れてしまうのは致命的だよ。

その言葉に激しく反発する音ちゃん。

こういった感情を爆発させるところの演技は二階堂ふみはさすが。

お母さん譲りの気の強さが遺憾なく発揮されている。

本人が一番よくわかっていた。

でも、夢は諦めたくない。

そして我が子にも絶対に会いたい。

この2つは相容れない大きな問題。

しかしここで祐一君の提案はまさに音ちゃんの心に寄り添っていたね。

音の夢は僕に預けてくれ。

僕が育んで育てるから、今はお母さんに専念してよ。

その言葉を聞いて音ちゃんの心の中に本当の意味で夫に対する信頼が宿ったのかも。

今日のエールの一番大切なシーンはここ。

音ちゃんは自分の夢のために一旦は自分が身を引くことを学んだ。

大きな決断だったけれど、一旦決断した後は行動は驚くほど早かった。

音ちゃんの決断

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ヴィオレッタ役を辞退 そして退学届

次の日、音楽学校に赴いた音ちゃん。

環先生に直接椿姫のヴィオレッタを降板させてほしいとの申し入れを。

そして退学届も同時に提出

一旦は歌手になる事をお休みする形に。

ここでも素敵なシーンが1つ。

環先生は音ちゃんが家庭の幸せを選んで歌手になる道を捨てたと判断したんだよね。

でもそれは決定的に間違い。

夢を諦めたわけではない。

家族として夫婦としてみんなで力を合わせて夢を叶えるためにこれからも活動する。

今回の決断はその夢を実現するためにきちんとけじめをつける必要があったから。

さすがの環先生もそこまでは思いが及ばなかったみたい。

音ちゃんも祐一君も子供ができることで、夫婦としてばかりではなく音楽活動するものとして一皮むけたのかも。

産まれた!

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がんばりました 女の子誕生

驚くほど短い時間で陣痛が始まって出産まで完了するという。

さすが朝ドラならではだけどめでたく女の子が誕生する。

この時音ちゃんは20歳。

祐一君は22歳。

描かれてはいなかったけれどモデルの古関夫妻を見ると、昭和7年に最初のお子さんを授かっている。

そして昭和9年にも女の子が生まれて、最初に女の子2人ができていたようだ。

そして少し年が経って昭和21年に男の子が生まれる。

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古関裕而一家 おそらく昭和20年代の中過ぎ頃か

ネットを検索しているとこういった写真にも行き当たる。

手前の男の子、現在も活躍している古関家の跡取り正祐さん

調べて分かったのは、あの昔有名だったグループサウンズビレッジシンガーズの出発時のメンバーの1人に名前があった。

キーボード担当で、すぐにメンバーを外れたらしいが。

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ビレッジシンガーズ1966年当時には古関正祐さんがキーボード担当

エールでは実際のモデルとなる古関夫妻の年表をかなり忠実に再現している気が。

もちろん、多少の変更があるので、脚色している部分も当然ある。

それでも作曲家古関裕而と奥さん金子さんは間違いなくこの2人がモデル。

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お孫さんや息子さん夫婦とともに テレビ出演も結構してた

かなり懐かしい映像かも。

オールスター家族対抗歌合戦。

古関先生は審査員もやっていたんだよね。

そしてご自身の家族も出演されていて、さらに自分も歌っていたようだ。

ここまでしっかりとモデルが描かれるので、古い世代の私にしてみれば記憶をたぐることも可能。

これで1週間は終わったので来週からまた新たなストーリーが展開する。