作曲家としてレコード会社と契約はできているものの未だ1曲も完成させられない。
さすがに後がなくなった状態で、祐一君はいよいよ八方塞がりに。
そんな中降ってわいた早稲田の応援歌作曲の依頼。
紺碧の空
今ではあまりに有名なこの曲も、実は生みの苦しみをひたすら味わい続けていたのだ。
目次
お母さん“まささん”のナレーション
今までずっと副音声で再放送を見てきたけれど、
バリバリ福島弁の菊池桃子も最高やなぁと。
やっぱりプロとしてナレーションの仕事をずっとこなしてきた実力はかなりのものを感じる。
合いの手の入れ方もまるで違和感がないし、母親が息子を気遣う様子をいたるところに感じられる。
もともと声の質がナレーションに向いている気もするんだよね。
ちょっと甲高い感じなんだけれどハスキーな感じで発声するので、歳をとっても若い頃と同じほんわかしたムードが漂う。
そうした母親の気遣いの中、どつぼに絶賛はまっている祐一君。
新しく知り合った歌手山藤太郎はモデルが藤山一郎。
調べてみるとこのときの日本の歌謡界を席巻していたメンバーたちの写真が。
さて今日から1週間お母さんのナレーションで物語が進んでいく。
エールに加わってくる副音声はなんとなくYouTubeのような雰囲気すら漂っていた。
手作り感満載を感じるので、実際の祐一君が、よりのびのびわがままに見えちゃうな。
祐一君が譲ることのできないこだわり
やはり1曲も作曲できない事は周りからも心配される事態にはなっている。
いいにくい指摘を音ちゃんから。
西洋音楽の手法にこだわってせっかくの曲をみんな台無しにしている指摘があるよ!
そんなことを言われてもあーそうですかにもならない頑固一徹な祐一君。
音楽に対する思い入れの強さは、人からの意見をまともに聞くことにもならない。
どこまでいっても自分中心で音楽を考えてしまうしかない。
しかし、世の中に受け入れられない以上、作品が生まれることもない。
自分流のやり方で作曲するためには紺碧の空の姿を1部変えてみてはと団長に提案するも、即座に却下。
こげん詩でなければ困りますたい❗️
どうやら祐一のこだわりも少し方向転換が必要になってくる。
音ちゃんとの夫婦仲にも影を落としかけない
あまりに分からず屋の祐一君に音ちゃんも辛抱たまらず、食事の支度を放棄。
そうすると途端に納豆攻撃が始まる。
久志君に相談するも、なかなか妙案は出てこない
祐一君が作曲を続けられるのも音ちゃんの存在があってこそ。
実はその事は祐一君の結婚のきっかけにもなっていたよね。
久志君は持ち前のカンの良さで早くからそのことに気がついていた。
そのことをもう一度音ちゃんに告げる。
目的を遂げるためには
どうしても自分のやり方を貫かなければ納得できない祐一君。
頼まれもしないクラシックの曲を徹夜で作曲してみせる。
それを小山田先生のところに持ち込んで批評をお願いしてみるのだが。
物語はここで今日のところは終了。
再放送なので結果は知っている。
答えを言うと鼻先であしらわれて終わり。
小山田先生は青レーベルに祐一君が進出してこないように赤レーベルに追いやっているのだ。
それは、ほかならぬ祐一君の優れた才能を恐れているから。
さてこの辺のいきさつが描かれるのはずっと先。
果たして再放送の最中に、このエピソードまで到達するかどうか。
まずは紺碧の空が出来上がるまでのエピソードをもう一度確認する。