まささんの母親としてのナレーションが所々に加わる中、祐一君渾身の作曲も残念ながら。
最高傑作と自画自賛した反逆の歌
その作品を一読した小山田先生。
で😜?
驚くべきぞんざいな反応
築き上げてきた自信や熱意や期待感が一気に崩れ去る。
果たして立ち直れるきっかけをつかめるのか祐一君…
目次
底無しの挫折感
小山田先生に作品を見せたところがあまりの冷たい塩対応にズタズタに傷つけられた祐一君。
うつろな眼差しで家に帰ってみたら、立ち入り禁止の自分の部屋の中に音ちゃんが。
まささんが物語の中に絶妙に合いの手を入れてくる。
本当は機嫌が悪くなって少し怒るところなんだろうけど、もう意欲も何も消失してしまった祐一君は反論する気力すらない。
そしてついに書棚の中にある本を散らかし始める。
かつて福島の実家でイギリス留学の話がなくなったことを知った時も同じ反応だった。
あの時は音ちゃんへの別れの手紙も書いた後で何もかも失った思いが強かったのだが。
実は今回も同様の喪失感を味わったが故に、こんな自暴自棄な行動をとってしまうことに。
あれだけ対人関係がおどおどしている祐一君だが音楽に関わるときだけは別人になる。
驚くほどの頑固一徹な反応。
それはテレビを見ていてもうすうすは感じるがほぼ暴君。
わがままきわまりないし、冷酷で非常な部分と、ストイックな探究心と向上心で出来上がっている。
今回しゃにむに作り上げた“反逆の歌”も自分の中のほとばしる感情を表現したつもりだったのだ。
しかし、結果は無残。
紺碧の空は出来上がるの?
早稲田大学応援部は新しい応援歌紺碧の空の作曲を今か今かと待っているのだ。
残り三日間でいよいよ後がなくなってしまう。
喫茶バンブーで祐一君の仕事ぶりを見守ることに。
そんな時ライバル慶応大学の応援部団長がふらりと現れる。
慶応ボーイはおしゃれなイメージを持っているが、こんなにもキザな事はないだろうなと。
エールでは喫茶バンブーでのやりとりはほぼほぼコメディータッチに描かれる。
マスターの奥さんのオックスフォード大学での留学経験を語るシーンがあった。
女優仲里依紗の一人芝居を見せるシーンだが、面白おかしく作ってあるので思わず引き込まれる。
早稲田が勝てない理由。慶應が伝承を続ける理由などそれぞれが自分勝手な理屈で好き勝手にののしり合うシーン。
そんな論戦だと、勝負に勝っている方が強いに決まっている。
なんといっても勝てば官軍で、負け続けている早稲田が何を言ったところで相手に通じるはずもなく。
しかし、バンブーのマスターの奥さんのイギリスでのエピソードは、
慶應の強さが決して長続きはしないことを早稲田に味方する意味で披露したもの。
それらは皆新しい応援歌が必ず早稲田の勝利を導くと信じているから。
努力した結果は簡単には現れない
紺碧の空の作曲を急いでもらうために早稲田の応援は全員がバンブーに集結。
とにかくあと3日で伝統の早慶戦が始まってしまう。
それまでにどうしても間に合わせたいのが切なる願い。
ここで団長が応援団全員に振る舞うようにオーダーしたのがミルクセーキ。
番組の中ではなぜか作り方までが詳しく紹介されていたね。
確かに卵の黄身に砂糖を混ぜて牛乳で伸ばす飲み物は栄養がありそうだ。
これを大きなボールに作ってみんなで賞味することに。
昔からよく飲まれていたとのことで、昭和の初期はこういったのが流行だったのかもね。
人知れずする努力
紺碧の空の作曲は創作意欲をすっかり失ってしまった祐一君がついに投げ出してしまう。
いったん引き受けておきながらあまりに無責任な発言。
勝負の勝ち負けは応援歌とは關係ないはず
早稲田が負けるのは単純に実力がないから。
いくらなんでも言い過ぎやろ😨
それならば応援する意味すらなくなってしまう。
スポーツに限らず勝負するとならばモチベーションはとても大切。
応援歌を始め様々なアイテムはすべてモチベーションを上げんがため。
そのことを頭から否定してしまえば、物語そのものがそこでおしまいになってしまう。
音ちゃんから見ても祐一君はかなり危険な状態であることがよくわかった。
早稲田の応援部も心ない発言にすっかり意気消沈して帰っていくことに。
応援なんてただの自己満足なのか?
そんな薄っぺらなことでは無いんだけれどね。
しかし若者たちはそこまで悩んで苦しまなければ、先へは進まなかった。
意を決した音ちゃんは豊橋へ里帰り。
理由も何も告げずに置き手紙だけを残して東京を一旦離れる。
物語はここで一旦終了
明日以降で紺碧の空の続きが描かれる。
エールの中でもとても重要なエピソードだが、なんと引っ張る引っ張る😅
それと心配なのは未だ1枚のレコーディングもできていない祐一君の立場。
もし曲が売れなければ契約金は返却してくれとの約束があった。
さて、先へ進める? 今度も音ちゃん頼みかな😓