くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ふりかエール 優しさ溢れる副音声 恵さん

 

今週から副音声を担当するのは劇中では梶取恵

喫茶バンブーのマスターの奥さん。

すでにご主人はもう副音声を担当し終わっている。

この彼女を演じているのが仲里依紗

沖縄出身の女優さんなのでヒロインを演じている二階堂ふみとは同郷になる。

今日初めて彼女のナレーションを聞いてみたところ、驚くほど物語に馴染むんだよね。

不思議な優しさを感じた。

今日の物語はお父さんがなくなる辛いエピソード。

そのことを優しく包み込むような雰囲気がセリフの中から感じられたのだ。

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恵さん❣️

目次

浩二君の本音

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畠山さんを説得できたんだよね❣️

浩二君 昨日に引き続き農家さんを説得に現場回り。

その中で昨日言われたこと、自分の本心を述べることでさらに追加で説明。

誰かを見返したくて今頑張っているとの事。

そしてこの当時の福島の農家が抱えていた様々なことを知るにつけて自分に何ができるかを、考えた上での今の仕事のようだ。

本音で話ができたことと、普段からの真面目な仕事ぶりが功をそうして、どうやら農家さんは呼びかけに応えてくれそう。

役場勤めとはいっても、ほとんど見た感じでは営業みたいなことをやっている。

事業計画書をこしらえて、それで農家さんを説得に回る。

物語を見ているとよくわかるけれど、一筋縄でできることではないよね。

しかし、このやりとりの中で副音声で優しく見守り続けていたのは恵さん。

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優しさの中にもあふれるユーモア

彼女の担当するエピソードはオムニバス方式のいくつかの物語になるので、ストーリーはあちこちに飛んで展開する。

もちろん自分自身のエピソードも絡んでくる。

父三郎の遺言

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喜多一は浩二に継がせたい

父三郎は自分の死期を悟っていた

その上で息子達2人に遺言を残していた。

まず祐一君には弟の浩二君に喜多一の一切を相続させることに同意を得る

もちろん二つ返事で了解する祐一君。

ここでの父と子のやり取りも感動的なシーンだった。

2人のやりとりを優しく見守る恵さんのナレーションがなんと心地良かったこと。

仲里依紗ってこんな雰囲気のセリフ回しができるんだと改めて納得。

最近の彼女はYouTuberとしても活躍していて、自分自身の生活や息子さんとのやりとり、それからご主人とのやりとりもアップしている。

毎日の 家庭の主婦としての仕事も結構大変そうだけれど、それなりに楽しんでいる風にも見える。

www.youtube.com

 

こちらが彼女のサイトのトップ。

なかなかの人気だね。

浩二君とお父さんのやりとり

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祐一は音楽しか能がねぇ おめぇとは腹割って何でも話せたたべ

いくつかのやりとりの後でお父さんが浩二君に話していた

おめぇっていいやつだなぁ😍

ここでも恵さんの絶妙のナレーションが、2人の気持ちを上手に表現していた。

浩二君には人知れず抱えていたコンプレックスがあったが、そのことを慰めるかのようにナレーションしていた。

このときの様子はお父さんが亡くなる数時間前の設定。

このやりとりの後、お父さんは旅立っていくのだ。

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何気なく吹いた曲は確か最初の作曲作品だね

本来ならかなり重たくなって、辛い描写になりがちなんだけれど。

新たに副音声のナレーションが入ることで物語全体を包み込むような仕立て方に

今日も副音声がとても良い味わいだったなと。

茂兵衛おじさん

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葬式に行けなくて悪かった どうせあの世で会えっから😅

茂兵衛おじさんとのやりとりを最後に持ってきたことで物語はユーモアにあふれた心温まる終わり方になった。

いってみれば福島を飛び出してから、ずっと故郷に引け目を感じていた祐一君の心のわだかまりがなくなった瞬間でもある。

この放送のエピソードは時間がどうしても15分では厳しかったのだろう。

タイトルコールもなしにいきなりストーリーに入っていて、最後にテロップで内容の紹介がされていた。

朝ドラはどうしても15分枠が厳しいので、ごくまれにこういったことも起こる。

これで明日からはスピンオフのオムニバスエピソードが始まる。

副音声のナレーションが楽しみでもある。