他でもないんだけれど、
昨日の夜何気なくテレビを見ていたらTBSでやっていた歌姫シリーズ。
昭和の後半から平成にかけてアルバムの売り上げ枚数の総数を競うやつ。
100位からのノミネートだったけれど、意外に記憶の中にあった人たちが多いのでちょっとカルチャーショック。
歌姫と言うだけあって女性限定なんだよね。
その中にはやっぱり何人かはお気に入りの人たちが。
目次
1位から3位まではやっぱり超有名な人たち
松任谷由実こと旧姓荒井由実。
彼女は昭和29年の1月の生まれ。
どうでもいいことだが私は昭和28年の12月生まれ。
正直言ってびっくりするくらい同世代。
私が東京でドブさらい等の仕事を請け負っていた頃、彼女はすでに荒井由実としてスーパースターになっていた。
仕事で中央高速に乗る機会が何度かあったが、乗るたびにそういえばユーミンの曲があったよなと思い出した記憶が。
彼女は意外と早くに結婚して専業主婦になるつもりだったらしいが、さすがに音楽への情熱は簡単にはリセットすることにはならず、結婚した後も松任谷姓を名乗って大活躍を続けた。
ご主人は編曲作曲をこなすミュージシャンだが、俳優も時々はこなしていた。
松任谷正隆は車好きなんだろうか、車を特集する番組でもちょくちょく見かけていたね。
私が注目するのは松任谷由実は決して正統派の歌の上手い歌手ではないこと。
彼女よりもはるかに凄腕のシンガーたちはいっぱいいるので、なぜ彼女がここまで支持されるのかをよくよく考えてみたことが。
それは言ってみれば、
彼女の音楽に対する姿勢と作る曲のメロディーや歌詞。
そういったものが驚くほど大勢の人の心に分け入ったのだと解釈。
そして才能はたくさんの作品をよどみなく生み出し続けてきたこと。
音楽に対して周りがびっくりするぐらいのスタミナも感じた。
既に還暦を過ぎてかなりの年齢にはなっているが、アーティストとしての活動は今後も充分期待できるのでは。
実力者たち
中島みゆきもDreams come TRUEも私の中では実力者の判定になる。
知っているだろうか、中島みゆきも吉田美和も北海道出身なこと。
同じ北海道人としてなぜか連帯感と誇りに思う気持ちが私の中には存在する
中島みゆきは年齢は私の1つ年上になるが、学年では2級上になる。
つまり68歳と言うことに。
吉田美和は1965年の生まれなのでちょうど私と一回り違うことに。
まだ55歳だが2度の結婚歴があって現在のご主人は20歳年下になる。
ご主人は私たちの世代の歌手である女優だったリリィさんの息子。
なかなか不思議なご縁なのかもしれないね。
吉田美和は楽譜が読めないことでも知られているが同じドリカムの相方がメモを楽譜として書き起こしているようだ。
この2人は日本では超有名なシンガーソングライターになるが、私が感じるのは曲の素晴らしささることながら音楽活動をする上で驚くべきスタミナを持ち合わせていること。
彼女たちは疲れを知らないくらい精力的に楽曲を生み出し続けている。
アイドルたち
この辺の人たちもずいぶん歳をとったと思うが、私の中ではアイドルそのもの。
彼女たちの歌った曲を様々な歌手たちがリカバーしているのも特徴になるだろうか。
松田聖子の人気ナンバーワンの曲に瑠璃色の地球があるが、著名な歌手たちもリカバーしている。
上白石萌音 ♪瑠璃色の地球 ~ Sound Inn S @HOME Ver. ~
萌音ちゃんの歌唱。
彼女のたおやかな歌声が印象的かな?
こちらも番組の中で使われていたのでYouTubeで検索することに。
この曲は他にもいろんな人がリカバーしているが松田聖子の楽曲の中では人気ナンバーワンとのこと。
いわゆるヒットチャートで人気が出た曲ではないよね。
典型的な癒し系の歌い方なので、やっぱり大勢の人たちがこのようなニュアンスを求めているってことなんだろうな。
安室奈美恵はアムラーの名前が出るくらい有名な歌手。
結婚して子供を設けてからもずっと活動を続けてきたが40歳で引退している。
申し分のないけじめの付け方。
このような後始末は山口百恵が少しかぶって見えるよね。
私が好む人たちは
ZARDの坂井和泉と竹内まりやは私の好きな歌手。
彼女たちのたおやかな歌声が私の中で最もお気に入りかもしれない。
私が気に入る歌手たちの特徴はやはりなんといっても歌がうまいこと。
ストレートに楽曲が耳に入ってこなければ、あまり評価することにはならない。
と同時に、滑舌がしっかりしていること。
どのような言葉を発音しているかがすんなりと耳に入って来なければ私としてはなかなか評価の対象になってこないのだ。
だから、サザンオールスターズの桑田くんの歌声は私的にはあまり評価できないんだよね。
しかし昨日見ていたテレビの番組は、この30年位を振り返って色々と思い出させてくれた。
4時間通しての番組だったけれど、結局私は最後まで見てしまうことに。
また出ていた様々なパーソナリティーの発言も耳に心地良かったと付け加えたい。
これから生まれてくる様々な楽曲で耳に残る曲が果たして出てくるのかなと考えたりもする。
新しい曲はどんどん作られるし、ヒットチャートにも登ってくるだろう。
今朝ドラでやっているエールの古関裕而さんの作品もそうだが、良いものは時代を超えて残っていくんだと実感している。
歌姫に限定することなく男性の歌手たちも良い歌をどんどん世の中に発表してほしいもの。