新しく始まった朝ドラおちょやん。
明治生まれの少女がやがて大阪を基点に女優として大活躍する。
その彼女を主人公に作られた物語。
モデルがいて浪花千栄子さん。
大阪のお母さんと呼ばれた彼女の人生をそのまま丸写しして作られると聞いた。
そんな物語の第1週。
目次
親なら親らしくさらせ💢😤
こちらのお父さん、もう何年も前に自分の愛する妻を病気でなくしている。
それを考えると気の毒な気がしないでもないが、実際は大酒飲みで博打好き。
しかも家ではぐうたらでほとんど何もしない。
ダメおやじの典型みたいな。
まだ小学生の千代ちゃんが苦労するのもわかる。
しかし注目は、主役を演じている毎田暖乃ちゃん。
この子はオーディションの時に文句なく満場一致で選ばれたらしい。
10歳未満の子供で、演技力に優れていること。
他の子たちとは次元が違ったとの意見を聞いた。
特にドラマの中で話している河内弁は特訓して身に付けたとのこと。
あの独特の巻き舌でまくしたてるあたり、見ていて小気味良いけど、役者としてのとんでもない可能性を感じちゃう。
学校には通えていない
こちらのお宅には、弟が1人。
ヨシヲ君。
弟は亡くなったお母さんの事は記憶になさそう。
いつもお腹を空かしている。
ねぇちゃん、腹減った🤤が口癖。
千代ちゃんは亡くなったお母さんのことが大好き。
つらいことがあったときに月を眺めてお母さんからもらったビー玉を宝物にして、思い出す。
そしてこのドラマでは決まり事のようなセリフ。
明日も晴れやな☀️
今がとても厳しくても、きっと明日はいい日になるに違いないと、番組から送られるメッセージかもね。
まさか😳新しいお母さん⁉️
こちらの新しいお母さんが来たことで物語は急展開。
お父さんのテルヲ君、亡くなったお母さんをさておいて、すみにおけない。
こちらの栗子ちゃんにも口先だけでうまいことを言ってほとんどだまし討ちのようにして連れてきたようだ。
栗子ちゃんもさるもので、どんなに貧乏な家でも自分の居場所をきちんと確保しようとその辺の画策だけはピカイチ。
千代ちゃんと居場所をかけてのバトルが始まるのだ。


こんな栗子ちゃんだがヨシヲ君は新しいお母さんが来たと言って大喜びしてる。
ヨシヲ君は栗子ちゃんを気遣ってわざわざ山の中に入って薬草を取りに行くぐらい。
しかし、栗子ちゃんはやがておめでたで子供ができた。
そうなると家族の力関係はさらにめんどくさいことに。
栗子ちゃんはなんもせぇへん😓
とにかくこの辺の流れで1番の悪者はテルヲお父ちゃん。
口からでまかせで都合の良い事ばかり言うから、周りから散々誤解もされて、そしてその場を取り繕うばかりでしかも恐妻家。
要するに栗子ちゃんの言いなり。
この2人は、千代ちゃんとヨシヲ君を奉公に出そうと!
コメディータッチで描かれているからまだ見られるドラマだけれど、これシリアスに描いたらとんでもないことだよね。
10才になるかならないかの少女が、継母の勝手な都合で家を追い出されるんだよ。
普通はありえないけど、この時代はこんなことも多々あったと言うことで。
それにしても子役の毎田暖乃ちゃんと宮澤エマちゃんの丁々発止のやり取りはかなり面白い。
特にあの美人の宮澤エマちゃんは暖乃ちゃんの目線で描こうとするから下から見上げる形になるんだよね。
そうなるとね、エマちゃんの鼻の穴がクローズアップされてるみたいで、かなり不細工に見えちゃうわけ。
このドラマはコメディーなんだよと番組からのメッセージをそれとなく感じる。
この辺をほのぼの見られるところが、制作スタッフのうまいところ。
ウチが家族を捨てたんや😡
いよいよ家を出て行くシーン。
本来ならば、なにがしかの励ましの言葉があってしかるべきなんだけど、千代ちゃんは体の良い厄介払い。
幼いながらも千代ちゃんの胸の内は悔しさで煮えくり返っていたに違いない。
特に毅然と振る舞いながらも目から一筋の涙をこぼして、
ウチがあんたらを捨てたる‼️
と言い切った部分は、ネットでも賞賛の嵐が。
この女優は将来間違いなく大物になるよと。
今週の物語はここまで。
来週からは大阪の道頓堀の芝居小屋での物語が始まる。
今演じている毎田暖乃ちゃんは聞くところによると来週いっぱいで杉咲花ちゃんと交代するようだ。
いよいよ本格的に物語が機能し始める。
NHK大阪の肝いりの作品。
大阪の俳優たちもいっぱい出演していて、わたし的には普段なじみがないので良い勉強をさせてもらっている。