くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おちょやん1週間振り返り 千代とヨシヲの姉弟物語

 

今週の冒頭は鶴亀家庭劇の新しい出し物に関わるエピソードから始まる。

一平君は自分の実力を試したいとのことで自分を中心に新たな脚本を書き上げた。

若旦那のハイキング

この物語は家同士が憎み合っている息子と娘たちが恋仲になって息子が嘘をついて心中を持ちかける。

そこで心中の直前に本当のことを打ち明けて、お互いの心を確かめ合うと言う設定だが。

なんとこの時に

舞台上で一平君は千代ちゃんに本当にキスをしてしまう

実はそれが今週の物語の出発点になっていた。

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杉咲花ちゃんのインスタより

目次

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若旦那のハイキング

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モデルはミツエと福助

稽古が始まって主役を演じるのは一平君と千代ちゃん。

要所要所を確認しながらやってみても、一平君は自分たちの演技に納得できないでいる。

こんなんじゃ何も伝わらん😰

彼は人間の心の奥底を描きたいと、その中から演劇の面白さ喜劇が生まれると信じていた。

結論から言うと、彼は思い込みのみが先行しておよそ観客に受け入れられるようなレベルの舞台を作れる状況にはなかった。

さて舞台の本番当日、演技はどんどん進んでいっていよいよ見せ場のシーンになる。

旦那さんから毒の入った酒を渡されて心中しようと持ちかけられる。

愛する人のためにとその酒を飲み干す千代ちゃん。

しかしここでネタバレになる。

毒が入っているのは嘘で、実際は娘の気持ちを確かめるために旦那が仕組んだ一芝居。

ここでネタバレをして感激して2人は予定では抱き合う、ただし、検閲が入ったので手と手を握り合うシーンに置き換えられていた。

これが本来予定されていた流れだが、

なんと一平君 そのまま舞台上で千代ちゃんにキスしてしまう

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観客は大喜びしたが警察が即座に舞台を中止させる

当然のことながら鶴亀のメンバーは警察に呼ばれてしっかりお小言を食ってしまう。

熊田さんはじめ皆が必死で謝る中、一平君は自分の演技が正しかったことを主張してなかなか折り合えない。

彼は思い込みのみで動いていたので、どうしても暴走してしまっていたね

舞台上のキスから弟ヨシヲの登場

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周知の面前でキス😙

キスシーンの後、周りの者たちは皆千代ちゃんに同情する。

なんといっても彼女にとっては人生はじめてのキス。

それを舞台上でみんなの晒し者にしてしまったのだ。

一平君には非難が集中。

そんな中一平君と千代ちゃんが夜の道頓堀を歩いている最中、

いきなり一平君に殴りかかった若者が

それは13年間、

生き別れていた千代ちゃんの思いこがれていた弟のヨシヲ

すっかり大人になってこざっぱりした様子で、しかも見た感じかなりのイケメン。

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元気やったか?ネェやん

さてこの彼が実は訳ありだった。

彼は物心つくかつかないかで家を追い出される形で1人大阪へ。

野垂れ死に寸前のところをヤクザの親分に救ってもらった。

それ以降は極道の世界に身を落としてずっと生きてきた。

彼にとっての家族は極道の親分と兄貴たち。

ヨシヲは今ではヤクザらしく体に刺青も入れている。

実はこの刺青がチラリと見えたことが彼の本当の目的を明らかにするきっかけとなった。

彼は依頼をされて鶴亀をつぶしに来た刺客。

道頓堀の主な劇場に皆火をつけて、舞台ができないようにしてしまう。

目的は鶴亀に恨みを抱いていた同業他社からの依頼。

その依頼を受けたヤクザの一味にヨシヲが加わっていたのだ。

彼は、およそ13年間すっかりヤクザの考え方が身に付いていて言われたことをやる鉄砲玉のような活動をして、さらに自分さえよければ他人などどうでも良いと考えるように。

およそ、千代ちゃんが思っていたような心優しいヨシヲではなくなっていた

ヨシヲの企みと本音

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一平君を殴ってみせたが、裏に訳あり

ヨシヲは依頼をされて鶴亀を潰しに来たのだ。

自分の身分がばれたこともあって、計画は急を要した。

つまり、仲間たち3人で道頓堀中の芝居小屋に火をつけて回る。

ヨシヲの担当はえびす座。

今まさに火をつけようとした時ギリギリ、間に合って計画は未遂に。

それは一平君と千代ちゃんが駆けつけたことと、なんとマットン婆さんにふんした千之助兄貴が火を吹き消したから。

もう少しで犯罪を犯す一歩手前で、計画を未然に防ぐことができたのだが。

兄弟2人で話す様々な昔話。

ヨシヲは自分の身の上をポツポツと話し始める。

姉の名前を映画雑誌で見かけたときに、

なんでネェやんだけこんないい思いしてるんや!

激しい嫉妬の気持ちと、今回の鶴亀つぶしの計画で姉を自分と同じ境界に引きずり下ろしてやろうとさえ思ったようだ。

小さい頃、姉に捨てられたと信じていたヨシヲ。

しかし2人で話していくうちに、そのわだかまりは少しずつ溶けていく。

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茶粥をすする2人 昔はこんなんばっかり食べていたんやな

千代ちゃんの胸の内を感じることになったヨシヲ。

もともとは心根の優しい青年。

幼い頃彼が持ち合わせていた優しさは、話してみればやっぱり健在だった。

しかし、それでもヨシヲが千代ちゃんのところにとどまる事はなかった。

千代ちゃんにひどい仕打ちをしたことを謝り、自分は今いる世界で生きていくと去っていく。

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お母ちゃんの形見 これ持っていきぃ

泣く泣くヨシヲが離れていく事を送り出す千代ちゃん。

2人ともぽろぽろ泣きながらお互いの境遇が全く変わってしまっていることを認めざるを得ない。

千代ちゃんはポツリとつぶやく。

引き止められんかった

とうとう1人になってしもた

その言葉はすぐ横にいた一平君にも届く。

思わず千代ちゃんを抱き寄せる一平君。

1人やあらへん ワシがおる!

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1人やあらへん‼️

実は今週の最後はこのシーンで終わることに。

千代ちゃんの頑張りを誰よりも認めていたのは他ならぬ一平君。

彼女が一人ぼっちになって苦しんでいるのをとても放ってはおけなかった。

さてこうした2人の心のアヤを描きながら物語は来週へと続いていく。

一平君と千代ちゃんが一緒になる話がそろそろ出てきても良さそうな雰囲気。

実際のモデルだとこの2人はほどなく結婚することになるので。

その前に、予告編によれば2代目天海天海の襲名を大山社長から打診される。

それに対して

絶対嫌や😡 言い切る一平君。

おちょやんでは一平君も千代ちゃんもどうやら心にトラウマを抱えているんだよね。

物語のコンセプトにもなっていると言える。

来週の展開やいかに。