最近は映画に行くこともめっきり少なくなったが、テレビなどで予告編が流れるとどうしても見たい気持ちが募ってしまって映画館に足を運ぶことに。
ちなみに今回見てきたのがモンスターハンター
映画はいつも行く旭川で4DX3D。
このシステムだとほぼアトラクション感覚で映画を見ることになる。
初めて映画を見た時からもう5年や6年経っているので、最近では慣れたもの。
最初は動く座席や吹きかかるミスト、また煙など驚きの連続だったが、今回の映画を見てこのシステム自体が少しずつ進化していると感じたもの。
さて映画館にスマホを忘れていったことが痛恨のミスだったけど、そこはGoogle検索でいかようにも画像は準備できた。
ネタバレしないように映画を振り返ってみる。
目次
主演はミラジョヴォヴィッチそして監督はご主人のポールアンダーソン
この夫婦の馴れ初めは言わずと知れたバイオハザードの監督と主演女優の関係。
全部で6作品一緒に作ったわけだから、意気投合するチャンスもたくさんあっただろうと勝手に思っている。
確かお子さんも3人生まれていて夫婦仲はすこぶる良好と聞いた。
ミラジョボビッチはフランスの女優さんなので、もともとはフランス語での俳優業が専門だったと思うが、ハリウッド進出をして英語でも遜色なくやっていけている
ミラジョヴォヴィッチは10代の頃から俳優としてスクリーンに登場していた。
青春映画をはじめ、ジャンヌダルクのような歴史ものにも出演していたと思う。
SF映画はフィフスエレメントで主役を演じたと思った。
バイオハザードに出演するようになってからアクションスターとして本格的に活躍し始めることに。
日本人ともよく共演している。
バイオハザードではタレントのローラとか歌手の中島美嘉など映画出演を果たしている。
今回の映画にも日本人俳優が1人登場していた。
日本人を好んで使うような印象を受けるアンダーソン監督は、映画の題材を日本のゲームからとっているので何となく想像がつく。
今回の映画も調べてみるとバイオハザード同様ゲームが出発点。
なるほどこれだけのストーリー展開をゼロから頭の中でこしらえるにはかなり苦労をしなければならないだろう。
ベースになる物語があらかじめ準備されていれば、エピソードとしても作りやすいのかもしれない。
一言で言えば怪獣映画
映画のコンセプトになっているのは、はるか昔存在した高度な文明を持った宇宙からの侵略者が2つの世界を行き来することができたと言う設定。
その文明は滅んでしまったのだが、片方の文明では怪獣が闊歩して歩く。
なぜか行き来するためのゲートのようなものが用意されていて、そこを通った時だけ行き来ができるらしい。
ミラジョヴォヴィッチはアメリカ軍の大尉か何かの役柄だったね。
軍服を着ていれば、兵隊さんの姿になるが、あちらの世界に行ってしまうと怪獣相手で戦う場合、どうしてもアクションシーンはバイオハザードのアリスそのものと思ってしまう。
かなり訓練を積んでいると見えて激しいアクションにも充分対応できていた。
映画は怪獣との戦闘シーンや、様々なコンセプトに関する説明で、物語的にはどんなふうに進んでいるのかも正直判然としない。
しかし、そんな?など気にすることなく画面はぐいぐい進んでいくのでそれに見とれてしまってストーリーがわからないままでも充分楽しめたのがなんとも納得できる。
ミラジョヴォヴィッチ以外で知っていたのはロン・パールマンだけ。
知らない俳優が多く登場していたのもなんとなく私的には新鮮だなと感じた。
正直なところ知っている俳優は少なかったね
ミラジョヴォヴィッチと役柄で行動を共にしているトニージャー。
調べてみると彼はベトナム出身のスタントマンとあった。
言葉が全く通じない役柄だったので、ある意味それはかなり新鮮に感じた。
つまり、セリフがいい加減でもこの物語は成立するんだよと制作スタッフの意図がありありと感じられたね。
要するにニュアンスでやりとりの心情を推測して後はひたすら映像を楽しむ。
そんなような作りになっていたと思う。
もう1人の準主役ロン・パールマンはあの強烈な個性で主役も演じられるほどの俳優。
私的にはエイリアンでかなり良い味を出していたと思うが。
その彼だけが唯一ミラジョヴォヴィッチと会話を交わすことができる。
映画の登場シーンは冒頭と後半の数十分程度なので、中間はもっぱらトニージャーとのやりとりに終始。
様々なアクションシーンから物語全体の流れを類推していくしかない。
作り手の気持ちとして続編を作りたい気持ちがありあり
正直なところ、ストーリーを詳しく理解させてくれる暇などありはしない。
映画そのものも104分の長さしかないので、全体を理解させるにはちょっと短すぎるのかもしれない。
映画の最後のタイトルコールでサービスシーンとおぼしき新画面が出ていた。
そこを見てはっきりわかった事は、この映画スタッフは続編を作りたがっているなとの事。
このまま終わったのでは物語的にもちょっと不完全燃焼の感が否めない。
もし興行的に成功できたなら、バイオハザードのような続編で攻めてくる可能性もなきにしもあらず。