くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

カムカムエヴリバディ1週間振り返り 物語は安子からるいへ

 

今週は物語の中でも最初の山場を迎えたと言える。

物語は女性3代がヒロインを続けるオムニバス風の作りになっている。

最初のヒロイン安子から2代目のヒロインるいは、親娘 そのバトンタッチの様子が詳しく描かれたね。

2代目のヒロインるいは1週間5話のうち、最後の二日間だけ。

週の前半は親娘が、どのように築き上げていた信頼関係を失っていくのか克明に描かれることになった。

物語は周到な準備の上に様々なエピソードが絶妙に結びつく形で描かれる。

画面に映し出された内容がなぜそうなったのかは、あらかじめ物語の中で紹介されていることがほとんどだったと思う。

今週から来週にかけての物語でも、昭和30年代の大阪を舞台に、何事もなかったかのように淡々と進んでいく。

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すれ違う安子とるい

目次

I hate you に至るエピソード

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誤解が誤解を生んだ結果😱

番組サイトあちこち探し回って脚本家と演出家のレポートがないかを確認してみたところ、

やっぱり今週の1連の物語についての説明を発見。

この部分をどう描くかでずいぶん苦労をされているような。

朝ドラ15分で描くためには時間がやはり足りないと感じていたような。

安子が前半の部分を占めるのだが、るいとの関係がこじれていくのを表現するために

15分× 3で45分のドラマとして構成したと語っていたね。

なるほどそう言われてみれば納得できる部分が。

この部分を表現するのにTwitterでも同じような投稿が。

物語のエピソード複雑に絡ませることによって、それぞれの登場人物の存在感とかがよくわかる仕組み。

そしてこうも語っていた、るいが日本語で大っ嫌い😡と言わずに英語でゆっくりと

I hate you  と語った方がより胸の内がしっかり伝わるのではと考えたらしい。

子育て中ならば子供が母親のことを大っ嫌いって言うことぐらいよくあることらしい。

しかし、わざわざ英語で話すとなればそれは理性的な判断でしっかりと考えた上で発する言葉。

説得力と破壊力は半端ない。

安子の選んだ道

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るいから完全拒絶 生きる術を失ってしまう

るいが人生の全てとして生きてきた安子。

その生きがいを完全否定されてしまったのでは、どう生きていいのかすらわからない。

呆然自失。

その言葉通りの状況が語られた。

またこの時、ロバートがプロポーズしていることも同時進行で。

誰かに何かにすがっていなければとても生きていけないと感じたんだろうね。

私をアメリカに一緒に連れてって‼️

安子のとった行動は他にはありえない行動だったのかも。

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ここで安子は物語から退場

英文の字幕で見てもよくわかるが

Robert Please…

ここに誰かに助けて欲しい気持ちがしっかりと込められている。

るいの思い

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自分の居場所はなくなった😓

木曜と金曜で描かれたエピソードでるいがどんな育ち方をしたのか何となく理解できるような。

彼女は額の傷跡目立たなくする手術を拒み、おじいちゃんの葬式を機に雉真家を出ることを決意。

彼女は母親と決別した後、自分の居場所はどこにもないと思いつつ生きてきたのかもしれない。

屈折した気持ちで18歳にまで成長したいきさつが、わずか数分で語られる。

母親譲りだと思うが、自分の道を自分で開こうとする精神はとても旺盛。

内緒でアルバイトしたお金を握り締めて大阪まで出て1人で暮らそうと。

大阪編スタート

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あの子の事 大事にしような(和子さん)

大阪編で描かれた最初のエピソードがこちらのクリーニング屋さんご夫婦との関係。

大阪らしいキャラクター設定で、今までとは雰囲気を異なるように努力している部分がよく見てとれる。

また、時代考証を綿密にやっているんだろうなと思うのは、様々な小道具や街の様子、そういったものに随所に現れる。

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昭和30年代のラジオだとこんな感じになるよね

また調べてみると物語の中に登場してくるテレビ番組は、NHKの朝ドラの第一号だったね。

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最終回が1962年3月20日とあったね

これは千吉さんの葬式が1962年3月20日なことを表現。

そしてるいの履歴書も紹介されていた。

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大阪に出てきたのが18歳の時だとわかる

時代は昭和37年、この頃だと記憶にも新しいがオリンピックの2年前になるはず。

世の中は私の記憶でも、それなりに豊かさを感じ始めた頃だと思う。

物語の設定がおおよそ飲み込めてくると言うもの。

高校を2年で中退した格好になってるね。

この時代ではそんなに珍しいことでもなかったと思う。

中学を卒業してすぐ働く人は圧倒的に多かったから。

個人的なことになるが、私はこの時小学校3年生だった。

中学生だった先輩たちは高校生を目指すとか目指さないとかそんな話もちらほら聞かれたような。

そういった時代の物語になるね。

様々な登場人物も紹介されているので、どんなストーリーになっていくのか興味津々で見ることになる。