くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 大嫌いな自分も大事な自分😌

 

1週間最後の締めくくりとなるエピソード。

一体どんな展開になるのかとドキドキハラハラしながら見守ることに。

注目は暢子の去就。

どこでもそうだけど田舎っていうのは噂はすぐに広まる。

暢子が名護で、内定先の社長の息子と争ったことがすぐに母優子の耳に。

母親は“一緒に謝りに行くから”と暢子に告げる。

ここからのエピソードが、物語らしさが特によく表れていて感慨深い内容にまとまっていた。

金曜日の物語は本編終了後に来週の予告編もわずかな時間流される。

そこで物語全体のストーリーだけがしっかり把握できるように。

暢子にとって、自分自身の存在意義を見つめ直す大きな試練でもあり、チャンスが目前。

今日はとても感動的で、それでいて考えさせられる物語の中でも特筆すべき回だった。

かけっこのシーンは体を張ってる😤

目次

暢子の憂鬱

記念撮影では屈託ないね😅

暢子は自分の就職先の体質を知って『本当にここで働いていいのかどうか』疑問を抱き始める。

物語の中で描かれる通り。

この当時の日本の社会では女性社員ははっきり言って男性よりも1ランク格下に扱われていた可能性が。

大抵の場合、お茶汲みと、コピー取りとか雑用に終始していたような気が。

男子並みに働ける人はごく少数派で、また女性自身が、物語の中で描かれている通り、結婚相手を探すために働くような場合もあったのかも。

そして、結婚する場合は寿退社と言って退職するのが世の中の習わしのようになっていた気がする。

独断だけど、日本の主な男性と、女性は「自分たちの仕事観とか結婚観」を今でもこんなふうに見ていると私は感じる。

男女にかかわらず、仕事を第一にして家庭を顧みない風潮は日本人の特徴かもしれないね。

それが悪いとはあえて言わないけど、幸せな結果に結びつく事はほぼないと言える。

暢子の場合、どれだけ仕事に情熱を傾けられるか、どれだけドキドキワクワクできるかが1番大切な部分で、それを頭から否定されたのではおよそその職場を選べるようなことにはならなかった。

歌子と下地先生🤣

アカペラで歌う上白石萌歌 納得の歌唱力

物語の途中で歌子の様子が描かれていた。

ピアノの前に座って静かにアカペラで歌い始める歌子。

もちろん演じている上白石萌歌当人のリアルな歌声。

彼女の歌い方をじっくり聞いてみると、巧さで訴える人では無い事はすぐにわかった。

つまり、技術的には何ら目新しいものを披露していない。

大体ビブラートを使わないからね。

これはこれで大変なテクニックなんだけどね。

そして、発声はどこまでいっても地声のまま。

フラットでナチュラルな歌い方だけど、ここできちんと説得力を持たせて人を感動させるには、絶対に外さない確かな音程と、声量、さらには歌声から伝わってくる幸福感。

抽象的な表現だが聞けばすぐに納得できる。

この上手さが上白石萌歌のボーカルから感じ取ることができた。

1週間前のエピソードで流れていた「ヤシの実の歌声」も彼女のものだと調べてみて知ることになる。

獲物を見つけた😳😍 下地先生😤

片桐はいりが、お笑い枠で登場しているのがなんともユニーク。

今回は逃げ回った挙句目を回すような演技だったけど、いずれ音楽関係できっちり指導するようなシーンも描かれるに違いない。

暢子の決断

こんな会社では働きたくありません😤

暢子は母親とともに内定先の会社まで謝罪に向かったが。

やはり社長や専務の説明に素直に分かりましたなど到底言えるはずもなく。

いくつかのやりとりの中で、

女は女らしく愛嬌を持って

会社の潤滑油として朗らかに

しかし、こういったことを注意されてみたところで『くそくらえ!』な暢子。

ついに堪忍袋の緒が切れて言い放つ

こんな会社では働きたくない😤

この後のシーンもとてもユニークだった。

それは同行していた母親優子の反応。

社内の社員たちが1並ぶ中で、

堂々と大見得を切ってみせる娘の姿に惚れ惚れ😍

専務が、あんたの娘は一体どういう教育を受けているんだ!

自慢の娘です

誇らしげに言い放つ。

かっとなると、我を忘れる😓

この場所では、暴力をふるって暴れているわけでは無いから、私としてはいいんじゃなかろうかと思う。

物語の設定がベタなので、会社内の様子が憎まれるように描かれているので、より際立つようにはなってる。

比嘉家は沖縄の1家族

いい親娘やなぁ😭❣️❤️

暢子は母親に告白する。

女のくせにとか可愛らしくとか、そう言われるとすぐにかっとなってしまう。

そして、そういったことに激しく反応する自分のことが大っ嫌いだ💔。

母優子がそっとアドバイスをしていた。

暢子は私の血を引いている。

私がそうだったから

花子とアン出演時 感情の起伏の激しい女性「白蓮」を見事に演じていたね

この物語では朗らかな心優しい母親を演じている仲間由紀恵。

彼女の登場した過去作品を見ていくと、彼女はむしろ感情表現の激しい役柄がとてもよく似合う。

今回、娘の前で“私も昔からすぐカッとなる性格”と語ったのは、思いを巡らせてみると、私は仲間由紀恵の過去作品のパロディーかなとも想像。

比嘉家では賢秀もお金を稼いで戻ってきていて、暢子の就職お断りパーティーが開催。

踊っていたカチャーシー(沖縄の踊り)がとてもユニークな描かれ方。

最初はフォークダンスを教えてもらうはずが、時間がちょっと過ぎるとカチャーシーに変更してしまう。

このシッチャカメッチャカ感がちむどんどんの全編通しての面白さかも🤣