いよいよ1週間の締めくくりとなるエピソード。
暢子、智、和彦、愛 それぞれの気持ちはすれ違ったまま。
世の中の流れと、自分自身の気持ち。
どうすれば1番納得ができて、周りにも認めてもらえる。
今も昔も若者が考える事はその辺。
物語の中で愛は新しく取り組んでいる記事に対して編集長から厳しくダメ出しされていた。
自分流の物差しでファッションに関することを説明できなければ、企画書として通らない。
自分の好きなこと=自分の仕事にできている人はある意味幸せ。
その意味では物語のこの4人の登場人物は皆幸せなんだろうと感じるね。
ただ、年頃の若者がそれだけで済むこともなく。
智は暢子を。
和彦も暢子を。
暢子は和彦を。
愛だけは和彦のことを好きでいながら悩みを深めている。
思いがみんなが納得する形で成就する事はあるんだろうか。
沖縄の物語も歌子は昨日初登場した上原照賢さんが民謡歌手の師匠として再び登場。
歌子の将来に大きく関わってきそうな感じ。
目次
愛が抱える悩み
新しいファッション記事の取り組みに苦労している愛。
編集長に企画書を提出しても、簡単に突き返される。
要するに膨大な知識をひけらかしたいだけで、何を言いたいかが伝わってこない。
専門で仕事をする人が陥りやすい部分かも。
自分が持っている膨大な知識はどうしても披露してみたくなるのが人の性。
しかし、聞く側に立ってみたときに、どんな話な伝わってくるのかを真っ先に考えなければならないところ。
物語の中では愛が、あまゆで仲間たちに意見を求めるところから。
みんなの意見を知りたい。
ファッションの事、歴史も織り交ぜながら。
簡単なようで、かなり骨の折れる作業かも。
仕事のスタイル
資料の中からいくつかのテーマを決めてそれぞれの文絡をピックアップ。
付箋に貼って並べていく作業から、全体の流れを決めていく。
今はどんなふうにやっているんだろう。
私などもこのブログをアップする関係で、様々なテーマはその都度自分で決めるけど、大抵の場合自分の気に入った写真を中心に短めの文章をつなぎ合わせることで成立させているような。
文章で心がけているのはとにかく短く簡潔に伝わること。
段落もこまめに入れて、話がどんどん進んでいく感じを演出したいと思っている。
うまい具合に方向性が決まったら、その都度文章を入れて全体のバランスを考える。
20世紀のファッション史で、大きな特徴を1つ挙げるとすれば女性の社会進出があって、その時女性はパンツルックで登場することが圧倒的に多かった。
そのことに着目した記事。
女性の社会進出に絡めるあたりが愛の記者としての優れた感性かも。
歌子と沖縄民謡
昨日登場した民謡歌手の師匠。
既にネットでは話題になっていた。
沖縄民謡界の重鎮 大工哲弘。
彼が役者として登場してきている。
沖縄の民謡の世界は様々な人が、横のつながりを持って交流できていそう。
和彦を演じている宮沢氷魚の父親は宮沢和史。
誰でも1度は聞いたことがあるだろうあの「島唄のシンガーソングライター」
なんとなく似ているように感じるね。
波打ち際の誓い
うまい具合に生地が出来上がったことで、その時の思いつきで海に行こうと愛。
智の運転で近くの海へ。
波打ち際ではしゃいでいる4人の様子が描かれると同時に智は暢子に直接プロポーズしようとするが、再び逃げられてしまう。
その隙に愛が和彦にそっとキス。
会話の中で暢子と和彦のあまゆでのいきさつがすっかり聞かれていたことがばれてしまう。
やっぱりあの時のシーンは、奥の部屋で寝ていたとされる愛は2人の会話をしっかり聞いていたようだ。
今週のエピソードはここまで。
来週の物語ではどうやらみんなで沖縄に行っているような雰囲気。
ちむどんどんはここへきてずいぶん恋愛系の話が増えてきたような。
沖縄の本土返還の後、人々がどんなふうに世の中と関わってきたかが今少しずつ赤されようとしている。