くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ1週間振り返り 東大阪発五島の物語

 

新しく始まった朝ドラ舞い上がれの最初の1週間が終了。

最初なので、主に物語の設定と主人公や登場人物、そして物語のコンセプト等について私なりの考察を。

主人公は1985年生まれの体の弱い女の子で、何かあるたびに熱を出して両親に気を使わせてしまう。

物語は1994年の設定。

主人公岩倉舞は小学校3年生。

この物語は東大阪のネジ工場を経営する両親のもと、家族4人が暮らす内容。

子供は兄と妹の2人。

時代設定から見ると、平均的な家族といった感じ。

物語はちょうどバブルが終わった頃。

会社の経営は苦しくギリギリな状態が続いている。

そんな中、満足に学校にも通えない舞をめぐって様々な手配が必要になる。

物語は両親にとっても厳しい状況の中、意を決して母親めぐみのふるさと五島に舞を預けようとするところから始まる。

主人公はどうやら空を飛ぶことに縁がありそう。

物語の制作発表では、パイロットを目指す設定になっている。

初回放送の時も、そのエピソードを象徴する夢のシーンが描かれていたね。

この1週間は、東大阪から五島へ環境を移す内容が詳しく語られる。

兄と妹 仲良しオフショット

目次

「さとふる」でふるさと納税!

岩倉家

実際の家族と今違うような😍❣️

両親と子供2人。

家は会社経営。ただし、経営はとても厳しく1つ間違えば倒産してしまうことも。

舞の兄は成績優秀で、私立の中学校を狙っているようだ。

将来は東大に進んでへ更なる人生のステップアップを目指している。

対する舞は体が弱くて学校へ行くこともままならない。

両親の必死な手当てもいまひとつ効果がない。

医者の話では、環境を変えればあるいは元気を取り戻せるかもしれないと。

物語のきっかけになるエピソード。

主人公岩倉舞

岩倉舞 福原遥が演じる😊

公式ページを調べてみてわかったが、今回は子供時代がおよそ3週間ほど続くようだ。

つまり、それだけ五島でのエピソードは物語の中で重要なんだろう。

子舞こと浅田芭路(はろ) 大抜擢だと思う😍👏

主人公岩倉舞の成長した姿を演じる福原遥は実は子役時代が結構長い。

NHKのEテレではお馴染みだったね

私がよく知っているマイマイまいん

もちろん番組を選んで見ていたわけでは無いけど、たまたまチャンネル内をあちこち見ていて時々目についたもので。

福原遥は俳優と声優の二足のわらじを履く。

もちろんアイドルとしての活躍も。

水着写真も何のその😍🤣

現在24歳でこれから大活躍しそうな雰囲気。

母と娘 それぞれ

五島のおばあちゃん才津祥子は舞の母めぐみの母親

おばあちゃんは娘のめぐみと過去にちょっとしたいきさつがあったようだ。

自分で考えたこととは言え、めぐみは反対を押し切って学校を中退して駆け落ち同然で結婚をした

当然のことながら反対されるよな。

その詳しいいきさつもこれからのエピソードとして描かれるはず。

母めぐみを演じる永作博美 実際に2人の子供を育てている😌

物語の大きなテーマとして描かれるのは家族の絆、そして家族を取り巻く人たちの信頼関係。

この中で、他人の痛みを自分の痛みとして感じることができる。

人間関係の描き方としてとてもベタな設定。

舞にひたすら世話を焼こうとして限界を超えてしまう母親めぐみと一定の距離感を保ちながら個人の気持ちを尊重し、大事に見守ろうとするおばあちゃん祥子。

2人の対照的な様子が今週以降は五島を舞台に描かれる。

丁寧な子供時代の物語とまとめ

主人公直々の視聴者宛の手紙 なるほど小学校3年生だ😍🤣

この時代は、不景気が世の中を覆っていたと思う。

会社勤めをしていた、そこそこな世代の人たちには記憶も新しいだろう。

描かれる物語は子供時代の経験が大人になってからも継続するような。

そして、それは憧れと、目標に向かう努力の形で描かれるようだ。

また、様々な特徴的なアイテムも紹介される。

来週のテーマはバラモン凧

こんなアイテムがあったことを私はこの物語を通して知ることになった。

どうやら五島独特のもので「元気者」と言う意味のようだ。

つまり、この地方では子供の健やかな成長を願ってこういったことを行事として行っているような。

歴史を調べてみると五島は元寇の時の過酷な試練が記憶に残る。

たまたまテレビの特集番組で見たけど、我々が知っているのは文永の役と弘安の役の2回にわたって中国の大国「元」が攻めてきたとしか。

実は、元は日本に攻めてきた時、五島を前線基地として掌握したようだ。

当時の島民たちは“1部は奴隷”に残りは惨殺された。

鎌倉幕府との激しい戦い

最初の戦いで、目的を達成させて撤退した元

しかし、2度目の侵攻のときにはかつてないほどの大群で攻めてきた。

私たちがよく知る神風はこの2回目の時に起こる。

実は、この時五島では多くの元の船が沈んだようだ。

それがここ数年の間に発掘作業が進んだ。

5日前の長崎新聞にアップされた画像 当時の船の錨

かなり巨大なもので、テレビの番組ではこれだけの船となると全長27m〜40mにもなるという。

舞い上がれで描かれる時代設定では、まだこの発掘作業にまでは年代が到達していないけど、バラモン凧に込められた思い「元気に子供が育つ」エピソードを考えたときに、こういった侵略者による子孫が途絶えてしまうことを危惧した当時の人たちが考え出したアイテムではと勝手に想像。

歴史がある地域の独特な風習だと言える。

さて、調べてみると子舞の時代はまだ始まったばかり。

何かあるたびに熱の出る舞は果たして無事東大阪に帰還できるかどうか😅