記録飛行に向けていよいよ目標となる数字が示された。
現在、体重49kgの舞は5kgのダイエットが言い渡される。
これって、体重の1割を落とせってことだよね。
しかも、190wで50分間こぎ続ける体力も必要になる。
これを2ヶ月で成し遂げる。
よほどストイックにこだわらなければできるものじゃないね。
物語の中では、ダイエットに取り組む舞の様子が様々なエピソードとともに描かれる。
特に、物語の中に登場していた「五島のばんば祥子」とは久しぶりに電話で話すことができて、お互いほっこり。
わざわざジャムを送ってくれたのだが、正直なところ舞は存分に味わうことができない。
ダイエット中なので、炭水化物や糖分の直接摂取は厳しく避けたいところ。
しかし、ひと口だけならの母親の勧めにドキドキしながらも応じてしまう。
食パン半切れにあんずジャムをスプーン1杯2杯程度なら、それほどのこともなかろうと思ってしまうけど。
毎日ノートに数字を書き込みつつ、目標達成の日までストイックな努力を続ける舞。
それはみんなの願いを自分が引き受けるのだと、強く決意しているから。
そして、幼なじみ貴司君や久留美ちゃんとの様子も描かれる。
目次
トレーニングで目指す目標
「自分の体重の1割を2ヶ月で落とせ」と言われれば、大抵の人はたじろぐに違いない。
しかし、人力飛行機にとって、パイロットの重さと脚力こそが、最も気にすべき点。
その両方に示された課題は舞に極限の努力を求めるものになった。
トレーニングで目指す目標の設定値は前任の由良ちゃんのデータがそのまま採用されている。
体重44kgのパイロットがスワン号のデフォルトのデータのようだ。
期間が充分準備されていれば、それほどの問題はないだろうが、とにかく2ヶ月で成し遂げなければならない目標。
さらに190wで50分間の脚力は由良ちゃんよりは少なくなっている。
最初は210wで1時間半だったはず。
確かに、到底無理な数字。
そのために目標設定値を下げたようだ。
ダイエット
正直なところ、私自身がダイエットはすこぶる苦手。
押し寄せる食欲との戦いになってしまうのだが。
白状するとあっさり負けるのがいつものこと。
私の場合、特に周りの人(医者)から言われてやることなので、どうしても嫌々な作業になってしまう。
さらには、そこに集中することが煩わしくて仕方がない。
とにかく、辛抱とか我慢を要求されるのがすこぶる面白くないのだ。
“痩せるわけないよなぁ”っていうのが私の素朴な感想。
舞は期間を区切られて、厳格に達成しなければならない目標が。
とにかく2ヶ月後には空を飛ぶ必要があるので。
スワン号はその時の舞を想定した作りになる。
素朴な疑問だけど、実際の飛行トレーニングはどんな感じで行うんだろうね？
まさか、記録飛行の当日がぶっつけ本番、じゃああまりにかわいそうと言うもの。
それなりの飛行訓練は絶対必要だと思うけど。
ばんばのジャム
ダイエット中、食事をしながらふと思った五島のばんばのこと。
電話をかけてみると、みな元気にしているらしい。
長濱ねる扮するさくらさんは念願だったカフェを開店したらしい。
そこにはばんばの手作りジャムが陳列される。
そのジャムが岩倉家にも送ってくれるとの事。
ダイエット中はちょっと切ない食べ物になる。
ダイエットで一般的によく言われるのは、夕方以降の炭水化物は特に厳しく制限すべきとのこと。
さらに、血糖値をすぐに上げるような食べ物は極力控えるか禁止する。
例をあげれば甘いジュースとか糖分の多い果物。さらにはお菓子類。
本当はこの辺が1番おいしいんだけどね。
要するに、辛抱が必要ってことになる。
なんとしても、この辺が許容できるかできないかで、ダイエットの成功不成功が決まると言える。
舞
舞の朝は早い。
彼女自身は厳しいマニュアルで日々過ごしているが、彼女の周りの人たちにもどうやらそれなりに苦労があるようだ。
とくに貴司君は会社での営業成績がどうしてもうまくないらしい。
貴司君は自分自身の気持ちを表現するための詩を書き始めているようだ。
それは子供の頃からお世話になっている八木氏の言葉通り。
彼は貴司君の良き理解者。
目標達成のためにストイックな努力を継続する舞。
今日の物語の最後では、体重46.3kgまでダイエットできたようだ。
あと2kgで目標達成になる。
物語は明日、明後日で、今週のエピソードに決着がつく。
トレーニングをしているのはよくわかるが、肝心の飛行訓練は全然できていないので、そこは視聴者としてすごく気になる。
