くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ 飛ぶために結集する力

 

いよいよ、試験飛行に向けて容赦なく時間が過ぎていく。

舞は必死の努力を積み重ねながら、いまひとつ数字的に進歩できないことを悩んでいる。

当初の目標としていた数字もさることながら、モチベーションを保つことさえ厳しく感じるように。

今日のエピソードで描かれたのは、ダイエットによくありがちな停滞期の様子と、筋力アップ、持久力アップがいまひとつ形にならないことに悩む様子が。

しかし、この物語の大きな特徴は、仲間の応援が着実に集まってくること

ポイントとなるのは、それぞれが周りの仲間たちの努力をきちんと見守っていること。

当の本人ももちろん努力はするが、その努力は個人の努力でありながら、メンバー全員のためのものでもあるわけで。

そんな中、機体設計担当の刈谷は目標設定の変更を申し出た。

やはり、準備のための時間があまりに少ないことで、舞が目標達成に厳しさを感じているがため。

体重は残り1kg落とせば何とか。

190w 50分間は180w 60分間に変更された。

手作り感満載の物語だけど、修理中のスワン号それ自体もコクピットの形状に少し手を加えられるような。

また、機体の尾翼も作り直しが決定。

不思議なことだが、この飛行機はエンジンを始めとする何もかもが作られつつ、最終的な形を目指す。

さて、舞の目標は達成されるのか?

必死の努力😤💦😭

目次

問われる数字

多少変更したところで厳しすぎる😱

舞がパイロットになろうとした時に示された由良先輩の数字は、

210wで1時間半こぎ続ける体力。

確か、試してみた舞は1分ほどで音を上げたと思う

それが少しずつハードルが下がって、190wで50分になった。

今日はそこからさらに180wで60分に変更

それでも、目指す数字は驚くほど厳しい。

と同時に、課せられた目標は5kgのダイエット。

これも、2ヶ月で達成するとなれば、かなり厳しさを伴う。

舞が抱える様々な課題は、どれもが極限の努力を強いてそれでも達成できるかどうかの微妙なところ。

考えれば考えるほど、悩みが深まるっていうのが正直なところだろう。

飛行エンジンとしての舞

厳しいトレーニングと、過酷な食事制限。

スワン号のエンジンと、操縦装置に相当するのが舞。

彼女が果たすべき役割はとてつもなく大きい。

それは言葉を変えれば進化が求められている。

身長159cm。それは変えようがない。

体重が49kg。

これは5kgの減量が言い渡された。

そして与えられた時間は2ヶ月。

今日の物語でも、チラリと紹介されていたが、試験飛行含めて舞が操縦桿を握ってエンジンとしてふるまえる時間はわずかしかないようだ。

もともとスワン号は複数回空を飛ぶような設定にはなっていない。

一発勝負が本来の姿だろう。

由良先輩の試験飛行の時💦

何度も試し打ちができるほど余裕のある計画では無い。

物語を見ていても舞の努力は涙ぐましい。

ある日の昼食 これっぽっちじゃおやつにもならない。😭

つくづくボクサーの減量に似ていると思う。

食べたいものが食べられないってどれだけ苦しいのか、おそらく知らない人はいないと思う。

それに挑戦し続けるマインドって半端なハートじゃ務まらない🔥

琵琶湖

琵琶湖の空を飛ぶスワン号をみたい😭💕

物語の作り方が本当にうまいなと感じた瞬間。

由良先輩が舞を訪ねて来てくれて何かとアドバイスをしてくれた。

そして舞が陥っている状況を見て由良は瞬時に判断。

自分が助けになってやれるかもしれない。

厳しさと優しさが同時に描かれるところは、この手の物語にはありがちなことだけど。

琵琶湖までのロードトレーニングを付き合ってくれることに。

そこでの会話が秀逸だった。

舞は深刻な悩みに陥っていた。

もし、このまま努力し続けても、みんなの期待に答えられなかったら😰

そう思うと、元気がなくなってしまう。

実は、これは由良が抱き続けてきた悩みそのもの。

不思議なもので、頑張れば頑張るほど、結果が出るまでは、多くの悩み等が発生するもの。

それは目的達成を微妙に妨げようとする。

そこで、邪念を振り払える者だけが結果を得ることができる。

思わず、なるほどと思った瞬間。

由良先輩が来たことで舞は目標に集中することができるように😅

もともとは由良が努めるべきパイロット。

パイロットに求められるすべてのものをあらかじめ持ち合わせていたことになる。

まだ足にはギプスが付いた状態だけど、舞のトレーニングの面倒を見てくれることに。

目標を達成させる仲間の応援

どんどん悩んだらええんや😅❣️

仲間たちの応援がここへきて次々と結集する。

舞は普段のトレーニングを由良に見てもらうことで、少しずつ目先の変わったメニューをこなせるように。

180w60分の数字は、人間が達成することなので、強弱を取り入れたサーキット方式のトレーニングが採用されていた。

これもボクサー何かがわりとよく使う手だと思う。

全力でやる時間と一息抜く時間と交互に繰り返す。

こうすることで、総合的な運動能力が上がっていく。

ただし、私もやったことがあるけれど、地獄のようにきつい。

フルパワーの状態が1分2分続いた後で、わずかな流し運転を挟んで再びフルパワー。

この繰り返しをやると、気絶しそうなくらい疲労する。

しかし、何度かやる家に確実に基礎体力がアップしていくのも事実。

どうやら少し希望が見えてきたのかも。