舞いあがれは先週までの座学課程が終了して今週からは場所を帯広に移して、フライト課程が
描かれる。
宮崎校で一緒だった18人のメンバーは変わらず、
帯広へ移行。
そして、今日描かれた内容で明らかになったのは、飛行教官が生徒3人につき1人付き添うことになる。
さて、ここで登場してくるのが、吉川晃司扮する大河内守。
始まったばかりの物語で詳しくは説明されていなかったが、元航空自衛隊の戦闘機乗りとの設定。
戦闘機と言えば、真っ先に思い出すのがこの間上映になったばかりの
トップガンマーベリック。
この物語とは、およそ符号点はないと思うけど飛行機乗りのエピソードが登場してくるのはなんとなく興味津々。
ちなみに、舞たち6人は3人ずつのグループに。
舞 柏木 水島
矢野 吉田 中澤
ここで、注目すべきは舞と倫子は一緒になる事はなく、舞が柏木と組んだこと。
このエピソードが始まった頃、どうしようもなく、嫌な奴だった柏木が、どうやら番組発表や、演じている目黒蓮のインタビューなどによると、最初と最後ではイメージががらりと変わるらしい。
要するに、今は嫌な奴からちょっといいやつの部分が加味されてきて、最後はいいやつになるってことなんだろうか。
とりあえず、エピソード始まったばかり。
訓練の厳しさ、大変さはあいも変わらず。
目次
フライト訓練
学生18名に対して6人のフライト教官がいるってことだね。
先生は、3人の生徒を受け持って飛行訓練を行うことになる。
ちなみに舞たちのチームを受け持つのが大河内守。
航空自衛隊で戦闘機の操縦をしていたらしい。
身体能力もさることながら、何よりも経験値、さらには空を飛ぶことへのポテンシャルは並大抵のものではなかろうと。
このぐらいの人がお手本なら、生徒たちもいやがおうでもついて行かざるを得ないだろう。
物語の中では、寡黙で厳しさが前面に押し出されているが、実際の撮影ではかなりふざけていて、ステップを踏んだり、冗談を言ったりで楽しそうらしい。
物語を見てわかったのは、空を飛ぶ前に飛行機の離陸前の様々なチェックがある。
182項目あって、一つ一つ指差し呼称で確認をしていく。
私も工場勤めが長かったので、このやり方は見ていてもさほど違和感を感じない。
特に指差し呼称はヒューマンエラーを防ぐ点では最強のアイテムだと個人的にも思っている。
頭の中で、知識を反芻しながら行う作業は、1日に何十回何百回繰り返すと必ずと言っていいくらいエラーが発生。
エラーはそれだけでは済まないのだ。
運が悪ければ、機械を壊したり、怪我をしたり、場合によっては、命に関わることも。
こういう事は、実際に経験しないとわからなかったりするので。
少なくとも口先だけでやっているうちは、決して身に付く事はないと思う。
舞の努力
航空学校編が始まってから、舞はどちらかと言えば、物事をうまくできない子になってしまったような気がする。
彼女自身の持ち味ももちろんあるんだけど、どちらかと言えば最初は落ちこぼれっぽく見えて、努力によって様々な課題を乗り越えていくような設定。
女子なんだから、やむを得ない部分もあるのかなと考えるが、そんな事は別にしてもやっぱり頑張らなければついていけない設定になっているようだ。
授業は予習であらかじめ182項目のチェックを全て覚えておかなければならないようだ。
頭の中で覚えていても、いざ本番となればマニュアルが消し飛んでしまうことだってある。
叩き込まなければいけないんだよね。
やっぱりパイロットって大変だなぁと思うことしきり。
舞は自分の部屋に戻ってきても、復習を熱心に行っていた。
がんばってもがんばっても、不安が消えないらしい。
柏木はここへきて、少しずつ雰囲気が変わってきてる気がするね。
憎まれ口を叩くのは相変わらずだけど、以前からは明らかにトーンダウン。
舞にとっても、必ずしも憎たらしいだけの存在ではなさそう😅
倫子と中澤
倫子は合理的精神の持ち主だが、自分が気に入らないことにはすぐに歯向かう癖がある。
以前は、柏木と一触即発の危険な状態になっていた。
今回は同じ班になった中澤。
彼は唯一の妻帯者で、独特の感性も持ち合わせているが噂話を吹聴することでも知られる。
宮崎校で都築教官のノートについても、彼が噂を流し始めていた。
今回の鬼コーチ大河内についても同じことを。
噂ほどには事実はそうでもないことを倫子は悟っていて、そのことをわずらわしく感じている。
自分が嫌だと思うことをすぐ嫌いになってしまって、短絡的な行動をとるのが倫子の欠点だろうか。
このチームも思ったよりは、ずっと大変な事態になっている。
舞と貴司君
貴司君は舞宛てに葉書を出していたね。
裏に短歌が認められていた。
何気ない近況報告だが、舞にとっては大きな励まし。
この物語では見えないところで、誰かが誰かを励ます設定になっている。