悠人のインサイダー取引事件は、今日決着がついた。
物語の中でしっかりと語られていて、さらに物語全体が1年間ワープする。
設定は2014年。
もう、昨日のことのように思い出す人だって多いだろう。
悠人は父との思い出を語りながら、母親の作ったカレーを食べる。
どうやら、何が食べたいかを聞かれて悠人自身がリクエストしたらしい。
めぐみや舞はご馳走を作るつもりでいたが、カレーで良かったのか?と質問。
そこで、語られた悠人の思い出は父浩太とのもの。
やはり話題に上るのはカレーの話。
父の作るカレーはご飯が硬くジャガイモも大きくてあまりおいしい感じではなかったそうな。
悠人は親子の食事の後、東京に戻って警察に出頭する旨を報告。
結論も出ていて、懲役3年執行猶予5年の判決が。
ただし、損害賠償が莫大な金額に上ったとも語られていた。
淡々と続く物語は岩倉家のこと、久留美の望月家のこと、そして五島の懐かしいメンバーたちの事が次々と登場。
しかし、今日の物語の最大のポイントは最後に登場。
デラシネで水羊羹を食べていた舞と貴司の元へ貴司のファンを名乗る女性が登場。
ここへきて、新たな登場人物。
秋月史子
さりげなく描かれてはいるが貴司をめぐる舞の恋敵かも。
目次
悠人の思い出
家に戻ってきた悠人はどうやら何が食べたいのか聞かれたようだ。
その答えが物語の中で食べていたカレー。
そういえば舞が五島で暮らしていた頃、悠人は父親と2人暮らしだった。
その時によく出てきたのがカレーだったらしいが、それがいまひとつおいしい思いではなかったような。
本当は、ご馳走を作りたかった舞とめぐみ。
でも、思い出の味なんてご馳走では無いのかも。
物語の中で、わずかな時間ながら多くのことを学んでいるように見えた悠人。
相変わらずの憎まれ口はそのままだが、言葉の所々に彼なりの思いやりの気持ちが見え隠れ。
これから、先のことを考えれば、逃げ出したくもなるんだろうが、そこをぐっと踏みとどまれるところが今回描かれた悠人。
喫茶ノーサイド
ノーサイドで望月家にお礼をする悠人。
佳晴が自分が挫折したときのことを引き合いに出して悠人を励ましていたね。
怪我をしてラグビーができなくなったときに、世界は終わりだと感じたんだそう。
悠人もついさっきまでは同じようなことを考えていたのかもしれない。
投資家で成功することのみを夢見てきたが、いちど信頼を失ってしまえば、もう二度と同じ土俵には戻れないと考えても無理からぬこと。
悠人に対して佳晴は怪我をして初めて自分の1番大切なものが残っていることに気がついたと語っていた。
自分の1番大切だったものは、娘久留美。
その後、冗談で、今でも迷惑をかけっぱなしだけど😅
静かに聞いていた悠人は丁寧にお礼を。
そして久留美にもお礼と称してうめずのお好み焼きを渡していた。
ためらいながらも受け取る久留美。
この2人は、この後いい仲になるんじゃなかろうかと思った人は多いのでは?
物語はこれからすぐに1年後の様子が描かれていた。
悠人は半年ほどかかった裁判で結果が出たようだ。
懲役3年執行猶予5年。
後は、罰金と多額の負債。
それでも全てが終わって済々しているような語られ方だったと思う。
久留美が舞にさりげなく、声をかけていたけど。
貴司君とはどうなっているの??
この短いセリフの中に、幼なじみとは言え貴司と舞のこれからを表す重大な意味が隠れているとは思いませんか?
久留美はそれとなく舞と貴司の関係をうすうす気づいているのかも。
舞は物語を見ていてわかるように、他の人への気遣いが巧みにできる割には自分自身の事となるとまるで無頓着。
そして、どうやら貴司もなんとなく似たようなもの。
短い時間ながら、これからの人間関係を暗示するような語られ方だった。
デラシネ
舞は事あるごとにデラシネに足を向けるようだ。
貴司のことを安心する存在だと😍
さらにはずいぶん助けてもらっているとの発言も。
対する貴司は舞ちゃん以上に僕が助けてもらっていると返す。
この2人は、これからの舞いあがれの本命とも言うべき間柄。
2人のやりとりと前後して五島の様子も語られていた。
どうやら五島の物産展が近くのデパートで開かれるとのことで、みんな集まるような雰囲気。
どうやら、このメンバーが全員大阪にやってきそう。
まさか恋敵⁉️
2人で仲良く水羊羹を食べてきたところにやってきたのが、このうら若い女性。
どうやら、貴司の歌集を読んで大ファンになったとのこと。
そして、突然ながら自分も詩を詠むのでそれを読んでほしいとわざわざ持参。
今日はここで物語終わったけど、この子がどうやら舞の恋敵になりそうな雰囲気だね。
貴司のこれからについても興味は尽きないところ。
物語に登場する幼なじみたちは皆20代の後半になったのでお年頃ではある。
とりあえず、明日と明後日のエピソードで、なんとなく結論が出そう。