くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ1週間振り返り 生き残りをかけた戦い

 

3月の最初の1週間が過ぎたことで、舞いあがれは残すところ20話ということに。

物語はとんとん拍子に進んで、IWAKURAで奮闘する舞の様子が描かれた。

先週メインで描かれたオープンファクトリーは大成功

しかし、成功の影には、成功することが叶わない弱い立場の会社も。

この1週間は勝ち組とは別に、負け組と呼ばれる会社組織の苦悩と復活をかけた戦いが描かれる。

と同時に舞は様々な人たちの協力を得て、自らやりたい仕事を作り出す会社を設立。

この物語が始まった頃には、まるで想像できなかった主人公の起業。

一歩を踏み出すまでのたくさんの人たちとの関わりが丁寧に描かれる。

ストーリー展開の中で、登場人物たちの関わり合いも丁寧に。

舞と貴司は夫婦として仲良く暮らせてはいるが、お互いやっている仕事は全く別々。

貴司は新人の売れっ子歌人として旅をしながら短歌教室を計画して詩を詠む企画を持ちかけられる。

即答しなかったものの、条件付きで仕事を引き受ける貴司。

舞はオープンファクトリーの時に知り合った御園さんと新会社を設立。

そして、新たな設定のもとに、物語はいよいよ最終局面へ。

オフショット みんな勢ぞろい😍

目次

お名前.com

勝ち組と負け組

小堺さん 会社をたたむ寸前だった😅

オープンファクトリーに参加できなかった会社が、生き残るためには、どうしても新しい仕事が必要。

それができなければたたむしかない。

追い詰められた状態で金網会社の社長小堺さんは打ち上げの席で自分の心情をぶちまけた。

力のあるところは、生き残れるが、ウチのような弱いところは潰れるしかない。

この頃の世の中は、弱い企業はどんどん淘汰されて生き残れる所となくなるところと、2極化が進んだ時代ではあったね。

個人的に会社の倒産を経験しているので、物語で描かれた切ない状況が手に取るようにわかった。

今まさに淘汰されようとしている会社は、新しい仕事で会社を回すことができない。

自分たちが売ろうとしている品物は競争に負けてしまっている。

生き残るためには、自分たち独自のニーズを自ら開拓する必要が。

ここまでくるととてもハードルが高くて、ほとんどの会社では消え去る以外の選択肢は選べなかった。

物語で描かれた小堺さんのために舞が激しく反応。

1つの会社が潰れれば、芋づる式に他の会社も潰れる可能性が。

1つの会社を守る事は、東大阪全体を守ることになる。

物語の中で、一貫して語られたポリシー。

助け合う事はつながり合うこと。

週の前半では小堺さんのために新商品開発とその売り込みまでを、舞の力によって成し遂げるまでが描かれた。

舞と小堺

金網の良さ面白さを必死で訴える😅💦

舞の人脈はなにわバードマン時代の先輩たち。

市役所や大学に就職した人たちもいて、彼らに相談することが可能だった。

渥美先輩 河内大学を紹介してくれる❣️

覚悟の決まった小堺さん。

彼の工場で作った金網ハンモックの売り込みの時、実直で丁寧な対応がとても印象的だったと思う。

品物の良さはもちろんだが、社長の人柄がこの注文を決定したような気がする。

ここで大規模な注文を獲得できた小堺さんは会社を無事続けることができるように。

デラシネ

短歌教室で旅するのは月に7日だけ

デラシネをどうしても休みたくない貴司。

最初の計画では、1ヵ月ほとんどは旅のしっぱなしの予定だったのでデラシネは最低限休まざるを得なかった。

ここは、八木のおっちゃんから受け継いだ大切な場所。

手放したりする事はありえないし、休むことだってありえない。

長山出版からの提案は、貴司の希望で旅するのは1ヵ月に7日間だけ。

そしてデラシネはその間アルバイトを雇って店を継続。

条件付きで提案を受け入れていた。

デラシネは子供たちを始めいろんな人たちの心のオアシス

大きなエピソードではないが、この子供たちが成長して小学生から中学生になったところが現在の様子。

陽菜ちゃん すっかり大人びて見える

この子供たちに上手にアドバイスする貴司。

彼は子供への対応がとても上手。

その持ち味があればこその短歌教室だった。

貴司自身、子供たちに教えることが大好きだとも語っていたよね。

『こんねくと』設立

おいでとつながるを合わせる(五島弁)

会社設立には、様々な人たちのコンセンサスが必要になる。

特に最初始まったところでは、どれだけの利益が出るのかもわからない。

何よりも果たして続くのかどうかさえ、定かでは無いのだ。

悠人のプロの目は厳しくも温かい

起業するときに、大いに参考になったのが悠人の提案。

IWAKURAの子会社としてなら何とかなるかも😓

投資の専門家として現役で働いていた頃の悠人なら、決してOKは出さなかったと思う。
しかし、物語の中でも語っていたが、悠人は舞のやっていることをとても大切なこととして受け止めていた。

彼自身は、今は細々と投資をしながらきたるべき大きな投資に備えているのだと語っていた。

それは、お金を儲けるより大切なものを守るため、と言う方が正しい。

舞の新しい業務を応援したいと考えているらしいのだ。

この場合、お金が儲かるかどうかは二の次になっている可能性が。

悠人は父親の浩太に謝罪していた過去があるよね。(父親の葬式の時)

その時の父親に対するお弔いの表現なのかもしれない。

舞のやろうとしている事は、父親なら二つ返事で応援すると言ったはず。

そのことを父親に代わって、自分がやろうと心に決めた可能性が。

どうやら来週も彼らが間違いなく登場してくる悠人たち。

予告編は断片的なので、どのような流れの物語になるかはわからないが、みんなが目指すべき未来が明るく素晴らしいものなことを祈らずにはいられない。