くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ すべてがたどり着く先

 

新婚ホヤホヤに見える舞と貴司だが、それぞれ夢の実現に向けて日々努力研鑚。

IWAKURAでは、この頃のご時世も反映して、近所では騒音問題が。

舞が御園さんに提案されたのはオープンファクトリー。

これは、子供時代に経験した社会見学と似ているような催し。

近隣の住民に、工場を始めとする会社の紹介を兼ねて、様々なイベントに招待。

私が工場に勤めていた頃も、幼稚園児たちが見学に来たと思った。

物語はエピソードの中に社会情勢を織り込みながら、かつて舞が人力飛行機に関わった頃の記憶が再び登場してくる。

舞は学生時代、紆余曲折があって人力飛行機スワン号のパイロットを務めた後、大学を中退して航空学校に入学。

その頃のエピソードが物語的にかなり丁寧に描かれていた。

その後、父浩太がなくなったことでIWAKURAに戻ってきた経緯がある。

この物語は、一貫して空を飛ぶこと、夢を叶えることが大きなテーマとして描かれる。

どうやら、物語の着地点は、再びかつての記憶をもとに新たなチャレンジが描かれそうな雰囲気。

チャレンジと言えば、貴司はデラシネに出入りしている子供たちのために短歌教室を作ったらと思い始めた。

それぞれの夢は、次々と進化して物語を未来へと推し進める。

夫婦茶碗 いいなぁ😅🤣❣️

目次

騒音問題

情報は御園さんから詳しく😓

日本ではバブル以降、景気の良い話はあまり聞こえた事はなかったと思う。

大手はともかく、小さな町工場レベルでは、かろうじて経営ができるレベルまで危機的な状況が続いていたはず。

その中には、当然のことながら倒産する会社も多数

儲かる仕事は少なく、しかも働き手はいない。

こんな状況では業績を維持する事は至難の業に等しかったかも。

工場がなくなった空き地には、いつしか住宅が多数立つようになっていった。

そこで起こってきたのが騒音問題。

工場の音がうるさいとの通報が相次いだ。

実際に音量を計測してみれば基準値以下の場合も多々あったと思われる。

しかし、大抵こういった訴えは行政に持ち込まれるので持ち込まれた側としては行政指導を考えざるを得ない。

新しい出費を要求されて、防音壁などを取り付けたりさらには工場移転なども提案される場合があったらしい。

騒音以外でも、保育園や学校その他様々な施設が住民の反対で中止になった例はニュースでも時々。

いつの頃からか、住民の声は世の中の仕組みそのものに大きな発言権を持つように。

それに対する政治も、行政も、指摘された会社組織も十分な対応ができずにいる過去がある。

二代目社長の会合と舞の提案

オープンファクトリー提案も、みんな及び腰💦

うめずで定期的に開催される地元の会社経営2代目の集まり。

詳しく描かれていたけど、大体みんなグチのこぼし合い。

建設的な前向きな意見など出るはずもなく、日々の会社経営の苦しさを吐露する集まりになっていた。

そこに舞が立ち上がって、オープンファクトリーの提案をする。

住民に広く門戸を開いて、私たちの仕事を知ってもらおうと。

物語の中では、休日出勤等も提案されていたが、経験的に見て平日の場合も多かったと思う。

会社は普段の営業日にお客さんを招き入れて行事を行うのが1番効率的。

物語の中では、そんな設定にはなっていなかった。

休日出勤で催し物だけのためにみんなが準備するような流れ。

あらかじめ訪問する人たちさえ把握できればいつだっていいのにと思った人も多かったのでは。

私が工場勤務の時は、平日やってきていたと思う。

ただし、状況にもよるけれど仕事の邪魔になったり、少しでも危険だと感じた場合は、お断りをしたり、通路を大幅に制限したりとの配慮をしていたと思う。

そこは会社経営の判断による。

危険を犯してまでやる事は一切ないので。

市役所に熱心な人がいるから行ってみたらいい😓

実はこの席で紹介された人が

安川さんと言って元なにわバードマンのOB

ここから物語が大きく膨らむことになる。

デラシネと貴司

子供たちに短歌の指導

デラシネではいつもの子供たちが学校の宿題とかで短歌を作っていた。

しかし、シロートが付け焼き刃で挑んだところでおよそものになるものじゃない。

貴司に泣き付く子供たち。

ここで貴司の指導が披露されるが、驚くほど合理的でしかもわかりやすい。

何よりも、子供たちがニコニコと楽しそうなことに驚いてしまう。

自分の気持ちを伝えるのに短歌は、多少厳しいルールもあるけど日本人なら誰もが納得できるアイテムではなかろうか。

そばで見ていた舞は貴司のコミュニケーション能力に感服する。

貴司もこのやりとりがきっかけで、将来的に短歌教室をやりたいと考えるようになるようだ。

なにわバードマンの思い出

お互いの存在をよく知るところ😅

舞が操縦桿を握ったスワン号。

実はこの機体は、あの頃の先輩だった安川さんのバーミガン号がベースに作られていた。

スワン号の勇姿😍

舞にとっても、決して忘れられない思い出になる。

あのスワン号の元になった機体を作った人が今目の前にいる。

なにわバードマンOBたち

出発点は会社の騒音問題だったけど、ここでの人力飛行機つながりは、物語に莫大な影響を与えるだろう。

さて、いよいよ明日と明後日で決着がつく今週のストーリー。

舞はこれからどんなチャレンジをしていくのだろうか。