くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

虎に翼 受け継がれる朝ドラストーリー

先週までのブギウギの興奮が冷めやらぬまま、次の物語が開始。

今回始まったのは虎に翼

言葉の意味を調べてみたら“五黄の寅年生まれの女性”の名前とのことで、意味まで調べてみたところ、どうやら“鬼に金棒”と言う意味合いらしいね。

朝ドラは15分の時間の中で物語を構成するので、できることにはおのずと限りがある。

初回放送の今日、かなり凝った作りになっていたと思う。

物語の始まりは、昭和21年の設定で現在の日本国憲法が発布された年。

実際のストーリーはその15年前にのぼる話。

ちなみに主人公は猪爪寅子(いのつめともこ)なる女性

調べたが、前回のブギウギのモデル笠置シズ子と同い年になる。

大正3年11月13日の生まれ

笠置が8月生まれなので、全くの同学年。

当然のことながら、モデルが存在する。

そのモデルの方の凄さも調べてみて納得させられた。

日本のはじめての女性弁護士としてその名を馳せる。

三淵嘉子

裁判官を務めた彼女は戦後青少年犯罪について大きな功績を残した人とされるようだ。

彼女を調べてみると、その武勇伝は枚挙に暇がない。

彼女が親身になって人の話を聞く姿勢には定評があった。

決して事実関係を話そうとしない少年少女が彼女の前では口を開いて事情をきちんと説明したと伝わる。

周りの人たちはこれを三淵マジックと呼んだようだ。

今日から始まるストーリーは、昭和6年の寅子のお見合いからになる。

この時代に生まれの女性にとって結婚して子供を持つことこそが本来の幸せだと世の中全体が信じて疑わなかった時代。

遊び心満載🤣

目次

さとふる

主人公猪爪寅子

猪爪家 両親と兄1人歳の離れた弟1人と寅子の5人家族

物語は始まったばかりで、まだストーリーの展開その他はまるでわからないことだらけ。

あらかじめNHKから公式発表があるので、それに基づいて色々と下調べをさせていただける。

どうやら父親は娘に少し甘いような雰囲気

父親 ブギウギではアホのおっちゃんで登場していた

母親が古い考え方に凝り固まっているような印象。

石田ゆり子 ドラマでしょっちゅう見かける顔

物語はまだ家族構成すらきちんとできないレベルでのストーリー。

それでも家族それぞれのキャラクターはなんとなく理解できるような。

登場人物全体像

どうやら様々なテキストを参考に展開を予測することになる。

お見合い大作戦

撮影中のカメラチェック

昭和6年のお見合いの様子が詳しく描かれていた。

どうやらこの時寅子は19歳の設定らしい。

この頃は20歳前後で結婚するのが当たり前で、ちなみに女性には参政権もなかった。

家庭を築き、子供を産み育てることこそが女性の最も果たすべき役割と信じられていた時代。

寅子は物語の中では普通に語られる女性像に激しく違和感を抱いているような。

女優伊藤沙莉の魅力

朝ドラひよっこに登場していた頃 伊藤沙莉23歳

伊藤沙莉は小柄な女性。

さらには美人とは言い難いビジュアル。

彼女の持ち味は役柄になりきって表現されるキャラクターこそが魅力になるはず。

そして独特のハスキーボイスがチャームポイントだろうとも思う。

初めて彼女を見かけたのは、7年前の朝ドラひよっこの時。

確か米屋の娘で三男と結婚したんだと思った。

あの頃から印象は変わっていないが、小柄なのに驚くほどの存在感があって、そしてそれが決して嫌味でない。

様々な女優がいる中で、美人やグラマラスな女の子たちばかりでは、物語は到底成り立たない。

様々な場面で見かける顔なので、ドラマや映画を作るスタッフからは引き手あまたなんだろう。

今回は主役に抜擢されているので、責任重大なことには違いない。

登場する寅子の周りの人たちも朝ドラでは顔なじみの子たちが並ぶ。

寅子の友達 寅子の兄の婚約者と言う設定らしい

ちなみにこの子は森田望智といってつい何年か前の朝ドラ「おかえりモネ」にも登場していた。

確か天気予報会社の先輩だったはず

物語のこれからの展開は全てこれから明らかになることばかり。

ブギウギとの共通点

朝ドラ恒例 引き継ぎ式

ブギウギの主人公のモデル笠置シズ子と今回の物語のモデル三淵嘉子が全くの同い年である事はよくわかった。

さらに物語のストーリーに登場してきた「梅丸少女歌劇団」の名前も制作スタッフの遊び心だったかもしれない。

しかし注目すべきは三淵嘉子さん本人の事。

三淵嘉子さん 家庭裁判所長を務めていた

日本初の女性裁判官としてよく名前の知られた人らしい。

この朝ドラがなければ名前がわからなかった。

日本にはまだまだ大勢の注目すべき人たちが男女問わず多数いそうな感じ。

最初のご主人は戦死 戦後結婚してから三淵姓を名乗る。

物語は、日本初の女性裁判官として活躍することになる人の物語。

今日はお見合いで自分なりの意見を堂々と述べて、周りからすっかり拒否られる様子が描かれていた。

おそらくかなり理屈っぽい性格だったのでは。

物語はかなりユーモアを交えて作られているが、それほどワクワクした感じは今のところ伝わってこない。

始まったばかりなので、制作意図は未だ明らかになるところまでには至っていないようだ。