スコットランド発
目次
イギリス方面、アイルランド方面では昔から有名な歌手たちを輩出している。
よく知られているのはこちらの2つのグループと個人。
ケルティックウーマン エンヤ
ちなみにCeltic Womanは日本で知られるきっかけになったのは2006年の冬季オリンピック。女子フィギアスケートの金メダリスト、荒川静香がエキシビションで取り上げたことで有名になった。
ユーレイズミーアップ
Celtic Woman - You Raise Me Up
日本の方ならオリンピックの時のイナバウワーで思い出しませんか?
このグループは2004年から活動を始めているので、このときはまだデビューしたて。
しかしオリンピックのエピソードがあってからは人気は一気に沸騰。
この癒し系の音楽は多くの人の賞賛を得て、様々な音楽活動で活躍の場が与えられることに。
このグループが一風変わっているのは、メンバーが結構激しく入れ替わること。
今はボーカル4人とバイオリン1人の5人編成なのだが、過去には6人編成の時もあったり、調べてみるとメンバーで検索して出てくるのは15名。
ぱっと見アイドルのような存在だが、どちらかと言えば歌い方はクラシカル。
ケルティックと言う名前が、不思議な響きなので調べてみると、ケルト民族の意味がヒット。
ケルトの音楽
ケルトの音楽はスコットランドやウエールズの風土が大きく関係している。
我々がよく知るバグパイプ。またアイリッシュダンスなども大まかな分類の中ではこの地方の発生とみていいだろう。
ケルトの音楽でヒットするのはたくさんのアーティストの中にお馴染みのメンバーもいる。
エンヤ
Enya - Only Time (Official Music Video)
このOnly Timeは知らない人もいない位有名だろう。
この方大変な日本びいきと聞く。日本に来ると必ずと言っていいほど着物を購入するんだそう。
ケルティックウーマンやエンヤのような音楽は典型的な癒し系であると言える。
YouTube検索をすると長時間作業用とか睡眠用とか様々なジャンルでヒット。
このような音楽ソースは現代人にとって最も必要なアイテムなのかもしれない。
調べてみてわかったのはケルトから派生する様々な文化。
宗教も持っていて多神教のようである。この多くの神々を崇めるやり方はアイヌ民族の宗教観ととてもよく似ている。
また音楽以外の様々な工芸品。例えばキルトのような布製品も含まれる。
イギリス北西部の地方と言う認識しかなかったのだが、この地域からは著名な人たちもずいぶん輩出しているのではないか。
今世界中を席巻しているミュージシャンのルーツ。例えばビートルズやローリングストーンズといったロックの老舗。
古くはシェイクスピアに代表されるような文学。
この地域が世界中の精神文化に寄与した影響力は計り知れない。
よく知られるハロウィン。これもケルトを代表する文化ですよ。
まとめ
歴史的に見るとイギリス王室とは決して仲の良い関係とは言えない。
ケルト民族はキリスト教が入ってからは、そのほとんどはカソリックに改宗されたものと思う 。
イギリス王室も当初はカソリックのはずだったのだが、途中から王族の離婚が認められるか否かで、カソリックとは別にピューリタンを立てること。
これは歴史で習う清教徒革命のこと。
さて宗教的なことや政治的なこととなると、周りの人からは正直、理解できない場合も。
私が思うに唯一理解できるのが、音楽を始めとする文化だろうと認識。
NHKの朝ドラに「まっさん」があった。
あのドラマの中に出てくる主人公のエリーの故郷はこの辺、スコットランド ケルト民族の活躍した土地。
不思議なものでドラマの中で流れたスコットランド民謡とか、今検索した事柄と微妙に被ってくるのである。
日本人のDNAは不思議なものでこのような民族そのものの表現に、知らず知らず反応してしまうのだろうか。