目次
はるか昔から思い出に残る歌は何曲かあるものです
私の場合、何年間か東京方面で過ごしたのでその時ラジオから流れてきた曲が思い出になってますね。
夢のカリフォルニア
california dreamin' - the mamas and the papas video subtitulado 1080p
記憶の中では、この曲が1番古い。
私が高校2年の時、つまり1970年度なんだけど、その時の友達のフォークソンググループで皆がこぞって取り上げていた。
グループでコピーしてやりたくなる曲の代表格と言っていいんです。
この曲をコピーするときに、1番の難題が1つ。
曲を知っている人ならば、すぐに気がつくんですが、間奏にフルートのソロが入るでしょ。
このフルートをやっている人を見つけるのがとにかく大変なんです。
私の友達のグループは、吹奏楽部に目をつけて、そこのフルート奏者の女の子をまんまとスカウトしてました。
改めて、今この画像を見て聞き直してみると、確かに名曲には違いないですが、ボーカルはこんなもんだったでしょうか。
それほどハイレベルな歌い方には思えなかったのです。
久しぶりに聞いたからでしょうか。しかし、当時の記憶がよみがえって魅力満開です。
この当時、もっぱらの話題は、アポロの月着陸があったことでしょうかね。
1969年度の一大イベントでした。誰しもが賞賛すると思いきや、日本の数学者岡潔がぼろくそにけなしていたのを今も鮮明に思い出します。
レットイットビー
The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)
この曲も私が高校2年から3年にかけてよく聴いていた曲。
当時私の音楽センスでは、ビートルズをしっかり理解してその素晴らしさを味わうところまでは行っていなかったと思いますね。
しかしながら、この曲を聴いて自分自身の思いが全く変わったことを覚えています。
曲のメロディーLINEの美しさ、ボーカルのポールマッカートニーのうまさ、ビートルズ全体のグループのまとまり。
これらのものが、10代の若者である私にもしっかりと受け止めることができたような。
実はビートルズはこの曲で解散すると聞きました。
それまでも、幾多の名曲を輩出し続けて、功なり名を遂げていたグループでしたが、 4人それぞれがミュージシャンとしては一流であるが故に、全く妥協のない道を選んだのだろうと解釈していたのですね。
この当時、記憶に残っているのは札幌オリンピックでしょうかね。
ちょうど私は高校卒業の年に当たり、大学入試のために何度か札幌に赴いていた記憶があります。
当時の私にしてみると、北海道の日本海側の田舎町に住んでいたので、札幌はどこまでいっても大都会のイメージでした。
特に札幌の街中は、小学校の修学旅行の時に立ち寄った位で全く未経験の場所で、まず最初に地図を見て、交通機関や、ホテルその他、主な場所の確認をしたのを思い出します。
ホテルカルフォルニア
イーグルス ホテルカリフォルニア(BR)Eagles Hotel California
この曲は東京方面で仕事をしていた時に、カーラジオでよく聴いていた曲。
グループ名も何も知らなかった頃のラジオのみの音源で、今にして思えば確か米軍放送だったと思う。
夜の道路メンテナンスの仕事をしていた私は夜中に車で神奈川、県東京都内を走り回っていた。
その時の記憶がよくよみがえってくる。
とても特徴的だったのは、夜中の12時になると”our national song” と言ってアメリカ国歌が放送されること。
ヒットチャートで人気の曲だったらしく、1晩で何度も聞かせてもらえた気が。
このグループの映像は、様々なバージョンはYouTubeでアップされているので知名度の点ではナンバーワンかもしれません。
この曲はおよそ6分ほどの大曲ですよね。
イントロで出てくるギターのソロが特に印象的なんですよ。
特にあのダブルネックのギターが興味津々で、どんな音がするんだろうと目を皿のようにして見入ったものですが、音は案外普通だった気がします。
リードギターが2名編成と言うのもなかなか大掛かりな設定です。
そしてドラムとボーカルが兼用ですね。
2年ほど前にメンバーのグレンフライが亡くなってますね 。
写真で言うと真ん中の彼です。このイーグルスの創設メンバーですね。
私よりもやや年上の世代で大体は皆さん70歳前後でしょう。
体に多少でもトラブルがあると、意外と長生きできなかったりするんですよね。
まとめ
1970年代の東京方面は私がまさに過ごした時代です。
高度成長期に係る真っ只中にあったのですが、あの当時は過去と未来志向が同時に存在した時代だったと思います。
ちょうど電卓が高額であった時代ですよね。今よりもはるかに劣る性能で軽く数千円はしました。
あの月へ行ったアポロが、今の電卓レベルの電算処理で宇宙空間を飛んだのです。
冒険以外のなにものでもあり得ません。よく行けたなと今でも思います。
この後、時代は急速に進んで、パソコンが発売され、インターネットが世の中に出回ることになるわけです。
様々な音楽ソースも、かつてはラジオレコード、せいぜいCDぐらいだったですが、今私が多用するのはYouTube 。
ほとんどのものがこちらで揃ってしまうのです。
我が家では、ラジオのFM放送もよく聞きますが、こちらもインターネットでBluetoothか何かで音をとればはるかに自在に音楽を楽しむことができるように。
最近特に感じるのは、はるか昔からあった音楽も、音を提供するソースは様々に変わってきたけれど、音楽そのものの値打ちはほぼ変わらずに継承されていること。
昔聞いた曲が今でも耳に心地よいのはそこでしょうね。
音楽に関わるアイデンティティーは私の場合今も昔もほとんど変わらないといえます。
最近はむしろ、これに映画が加わって、より楽しみのジャンルが増えた気がします。