今日の放送を見ていると、あの女の子たち。
10歳前後の子たちは、考えてみればお年頃だよね。
喜美ちゃんは家の仕事をいっぱい任されて、色々と成長を遂げた。
特に、学校の勉強が人並みにできるようになったのは大変な進歩。
ただし、川原家ではお父さんに若干の問題が(汗)
目次


喜美ちゃんと照ちゃん
照ちゃん 喜美ちゃんを自分の手紙を信ちゃんへ渡すためのパシリに使う。
内容は驚くほど単純。
お墓で待ってます
照子
ぱっと見た目は恋文。
物語を見ていくと、どうやら初めて出す手紙でもなさそう。
もちろん、好きとか嫌いとかがわかる年頃なので、多少なりともやましい気持ちがあったかもしれない。
照ちゃんは信ちゃんに一緒にお墓に行って、少しの間だけ時間を過ごしたいと思っていたのだ。
喜美ちゃんが 信楽に来る前から時々はそうしてあっていたらしいのだが。
ちょうどうまい具合に喜美ちゃんが引っ越してきて、同じ友達同士と言うことなので、利用させてもらおうと。
手紙を渡す役を無理矢理押し付けた。
その時の言い方は、喜美ちゃんがここまで読み書きや算数ができるようになったのは、“私(照子)や信ちゃんが毎日面倒を見て、勉強を教えてあげたから”。
だから、“少しは私の言うことを聞きなさいよ”と。
渋々オーケーするしかなかった喜美ちゃん。
ただし、こともあろうに本人に直接渡さなければいけない手紙を信ちゃんのお母さんに預かってもらう。
手紙の内容はバレバレに。
乗り気ではない信ちゃん
実は熱を出して学校を休んでいた信ちゃん。
手紙をもらっても、残念ながらうんざりするばかり。
仕方なくお墓へ向かうのだ。
お墓の手前で照ちゃんたちと合流するが、先を急ぐ照ちゃんと同じようには行かずに、今度は喜美ちゃんに信ちゃんから言伝が。
“お墓へ行くのはしんどいからもう勘弁してくれ”
“そのことを伝えておいてくれ”と言い残してとっとと家へ戻る信ちゃん。
結局、お墓まで行ったのは照ちゃんと喜美ちゃん。
そこでの2人のやりとりは傑作だったのだが。
照ちゃんは学徒出陣で戦死したと思われる歳の離れた兄のお墓を一緒にお参りしたかったのだ。
遺骨が収まっているわけではなく帰ってこなかったので戦死したのだろうと言うことに。
そしてお墓の前で手を合わせる照ちゃん。
その様子を見ていた喜美ちゃんも 同じように手を合わせるのだ。
照ちゃんが語る大人のいけないこと?
喜美ちゃんが一緒に手を合わせてくれたことで、わずかばかりの安らぎを得る照ちゃん。
実はなくなった兄が 出征前にこの先の岸辺で恋中だった女性とキスシーンをしていたとの話をする。
木陰からこっそり覗いていたようなのだ。
照ちゃんの年齢を考えればその様子を見ていたのは多分4歳位じゃない?
そのキスシーンが子供心に“大人がするいけないこと”と思ったようだ。
そしてその時のキスシーンを喜美ちゃん相手に再現してみせる。
つまり、喜美ちゃんにキスしてしまうのだ。
唇を激しく拭う喜美ちゃん。
びっくりするよりも、汚いことと思ったに違いない。
照ちゃんはおませな子で、恋仲になった男女はそういったことをするのだと、幼いうちから知っていて、年頃になった今、自分も早く経験したいと思っている風。
しかしこの世代の子供たちにはありがちな話。
今日、見ていて感じたのは、照ちゃんのお兄さんが学徒出陣で帰らぬ人となってしまって、死亡したことになっていること。
戦死した報告がきちんと来たのかどうかも定かでは無い。
でも、お墓まで建立してきちんとお花を飾ってあるところを見ると、家族みんながそのように思ってお弔いをしている。
物語は昭和22年の秋から冬にかけて。
戦後間もない話で、全国でこういった内容の話があったに違いない。
そのことを思うと、ふと切なく悲しくなる。
来週からは戸田恵梨香ちゃんに変わりそう
今日の放送の最後で、お父さんを探しに来た借金取りの2人が登場。
お父さんはどうやら、大阪で借金を踏み倒してこの信楽へ逃げてきたようなのだ。
その借金取りが追いかけてきて、自宅まで乗り込んできたところで物語は来週へ。
来週の予告編では、どうやら戸田恵梨香と大島優子が登場するようだ。
とりあえずは、今日やってきて家に居座っている借金取り2人はどうなるのだろう。
来週の予告編から見る限りではそれほどの重大なことにもならない雰囲気。
そして、さらにもう1人後ろ姿だけの男性が米を下げて信楽へ向かっていく。
どうやら、後ろ姿でしかわからないが、草間さんのような雰囲気。
彼が信楽へ戻ってくる可能性は何となく想像できる。
確か、柔道か何かの先生をやるのではなかったか。
そうなると、戸田恵梨香の柔道のシーンも納得できる。
来週からは、いよいよ本来の主人公が登場して物語が信楽や大阪などを舞台に展開するようだ。
今の子役たちはあと何回出演するのだろう。
この子役たちも、ずいぶん人気が出たと聞く。
見ていて感じるのは、演技がとても自然なこと。
気をつけなければ大人に変わったときに逆に番組の評判が下がってしまうことも。
とりあえずは1週間物語が無事に過ぎて、胸を撫で下ろしているスタッフたちが目に浮かぶ。