くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

スカーレット 信楽に帰ってみたらあれあれ

 

さて、今週から物語はどんどん動いていくんだけど。

お父さんがどうやら嘘をついて、喜美ちゃんを呼び寄せたのはわかった。

嘘の内容は、“お母さんが倒れた”ってことになってはいるけど。

どうやら別な理由がありそうだよね。

それはどうも2番目の“直子ちゃん”の事らしい。

“直子ちゃん”とお父さんの仲は、びっくりするほど険悪。

いったい、いつからこんなに仲が悪くなっちゃったんだろう。

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目次

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急いで帰ってはきたものの?

実はお母さんは大丈夫だった⁉︎

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喜美子の好きな肉じゃがを作る

今回の喜美ちゃんの里帰りはお父さんが1人で勝手に仕組んだもの。

肝心のお母さんでさえ、自分が倒れたなんてことをまるで理解してない。

それよりも、せっかく娘が帰ってくるので、大好きな肉じゃがでも作って待っていようかなと。

お父さんが、ちょっと切羽詰まった感があるのに対して、他のみんなは自分勝手で、どうも川原家は以前のようなまとまりに欠けるような。

 お父さんが嘘をついてまで喜美ちゃんをわざわざ呼び寄せたのにはそれなりの理由が。

お母さんは決して倒れたわけではないけれど、やっぱりもともと丈夫な人ではないので、どうしても貧血気味でフラフラすることもあるみたい。

そして実は、妹たち直子ちゃんと百合子ちゃん。

年頃のこの2人の娘さんにどうやらお父さんは手を焼いているような。

やっぱり、どうやら思春期に入った2人が、お父さんと仲違いしている様子。

特に直子ちゃんの反抗期は、ドラマを見ていてもどうやら筋金入り。

お父さんとは目を合わせることもなく、口すらも聞いていない様子。

まぁ、あのお父さんなら潔癖な少女だと大嫌いになってもしょうがないかなと。

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直子ちゃんと百合子ちゃん。2人とも大きくなったね。

 それともう一つ大きな理由が。

喜美ちゃんがいないことの寂しさに、お父さんが辛抱たまらんかったんよね(笑)

娘の反抗期にいつも思っていたに違いないのだ。

「こんな時に喜美子がてくれたらなぁ」

しかし、そんな期待も虚しく、家の中はほぼ収拾つかなくなった状態。

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直子ちゃんどうしちゃったの?

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思春期でしかも反抗期

直子ちゃん、どうやら本気でお父さんのことを嫌っているような。

話を少し調べてみると、直子ちゃんが非行に走っているわけではない。

やはり原因はお父さん。

自分勝手にオート三輪を借金をして買って 、挙句の果てに、怪我をしてしまったそうな。

仕事にも行けずに、家で待機せざるをえない状態。

そのくせ、飲み屋には足しげく出かけて、酒を飲んだ挙句、さらに借金をこしらえてしまう。

直子ちゃんは娘ながらにそんなお父さんに愛想をつかしただけだったのだ。

多分、直子ちゃんでなくても、こういったお父さんを見たら誰だって文句を言うんじゃなかろうか。

実は借金はあちこちにあるようで、それは明日の放送でさらにまたびっくりする事実が告げられる。

こうして見てみると、お父さんだけが悪者っぽく見える。

でも思うに、こういったお父さんて昔はそれなりにいたような気がする。

家族を守ろうと頑張るんだけれど、歯車がうまく噛み合っていかなくて、そして失敗を繰り返す。

川原家の常治さんはまさにその典型的なとだめな父親の例。

今さら何を弁解しても事実が変わるはずはなく。

今後のことを考えると、喜美ちゃんの将来も大阪で暮らせることにはならない様子。

大阪に戻らなきゃ

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“荒木荘でのきみちゃんの役割はとても大きいのだ。”


お父さんから一方的に“信楽で暮らせ”と言われてはみたものの、そんなことに

“はい、わかりました”と納得できるはずもなく。

明日は大阪に帰ることに 。

お父さんは酔いつぶれて寝ているので、お母さんにその事情を話したところが、やはり家計は相当厳しそう。

喜美ちゃんのために作ってあげた肉じゃがには肉は入っていない。

カレーに肉の入っていないのも たまに話のネタには出てくるが、本来のメニューからすると肉なしで作るのはかなり無理があると言える。

特に味なんか大幅に違っちゃうと思うのだが。

しかし、貧乏とはそうしたもの。

食べたいもの、飲みたいものはおよそ自由にはならない。

欲しがったりしたところで手には入らないので、今あるもので辛抱するしかないのだ。

とにかく求められるのは辛抱、また辛抱。

その時に川原家全体のまとまりを考えたならば、ここは喜美ちゃんの果たす役割はとても大きいのかも。

本来ならば、喜美ちゃんは荒木荘の女中をしながらジョージ富士川の美術学校に通うはずだった。

ネタバレで恐縮だが、この夢が叶う事は無い。

信楽で本格的に暮らす運命がそこには待っているので。

しかしこの時代だと、こうして家計を助ける娘さんたちはそれなりにいた気がする。

東京への出稼ぎも盛んに行われた時期だけど、たいていは家計を助けるために働いていたと記憶。

特に東北などの農家では、家に家族がたくさんいても、全員が食べられるだけの収入を得ることができない。

それ故、農業が暇になったときにはお父さんを始め、一家総出で出稼ぎに出たのだ。

中学を卒業した子供たちは、“金の卵”と言って集団就職で東京に向かったのである。

スカーレットはそんな時代の家族の物語で、喜美ちゃんにも家計を助けるための厳しいノルマが課せられていたと言える。

さて、明日以降の物語では、川原家の相当ひどい家計の状況も明らかになって、また幼なじみの3人組が復活するエピソードも添えられる。

どうやらここで急展開の物語になるようだ。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】