物語は奇しくも八郎くんのコンクールの発表の日。
お約束で入賞する事はわかってはいたけれど、新婚家庭を過ごすための増築をわが家に施すお父さん。
そのために新しく請け負った仕事はハードスケジュール極まりない。
よれよれで帰ってくるお父さんを迎える家族は?
目次
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新しい新婚家庭の増築部分もこの日完成したのだ。
嬉しい事はもちろんだが、喜美ちゃんは改めてお父ちゃんに深々とお礼を言うことに。
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入賞おめでとう
なるべくこっそり入賞の事実を喜美ちゃんに伝えたい八郎君 。
最初に持ち出した話題は、めおと茶碗。
『湯飲みは喜美子が作ってくれたのがあるん』
『僕はだから茶碗をこしらえたってん。』
『これでご飯一緒に食べような』
八郎君のさりげない思いやりに満面の笑みで答える喜美ちゃん。
そりゃ嬉しいよね。
実は、入賞のお知らせは、多分 丸熊陶業に直接入ったらしいね。
情報は一気に拡散して、当の本人が知らせる間もなく、信楽の街全体に広まることに。
“新人賞入賞”とのこと。
やはり、あの奥深いワインレッドの色合いは審査員の胸に届いたような。
デザインが驚くほどシンプルだったこと、色合いのみで勝負していた斬新さが受けたようだ。
後々の話になるが、丸熊陶業には陶芸部なるものが作られるようだ。
と同時に、絵付け部門はより規模を縮小されることに。
時代の流れを読んで企業として事業を発展させるためには避けては通れないことだったのかも。
直子ちゃんともご対面
入賞した事はすぐに川原家にも連絡が入る。
それはほかならぬ喫茶サニーから。
このサニーの名前は奥さんの陽子さんからとっているようだ 。
太陽の陽だからサニー。旦那さんの命名。
さて、喫茶サニーでは陶芸組合のお偉いさん達もやってきて、新たな陶芸家としてデビューしそうな八郎君について話題に上る。
八郎君の作ったコーヒー茶碗をしげしげと眺め、さらにその奥さんも陶芸をすることを賞賛するのだ。
さて、一方の川原家では、直子ちゃんも東京から戻ってきて八郎くんとご対面。
そしてお父ちゃんが増設した新婚夫婦の棟を見学することに。
しかし新居のお披露目よりも直子ちゃんの強烈なパーマが印象に残る。
凄いことになっているよね。
言葉は悪いけど出来損ないのアフロヘア👩🦱。
実は、他にも八郎くんのお姉さんが信楽を訪ねてわざわざやってきてくれたのだ。
関西の俳優さんでしょう。
ちなみに、私名前も存じ上げなかった。
八郎くんの小さい頃からの様々な思い出話をしてくれていたようだ。
このときの喜美ちゃんの、緊張したそれでいて恐縮している表情がなんとも可愛い感じ。
この後、川原家にも挨拶をしに行く。
喜美ちゃんの受け答え
『私 八郎さんを大事にします』
この発言には喜美ちゃんの偽らざる気持ちが込められている。
自分が心の底から好きになった人を自分の家に迎え入れるのだ。
なんとしても大切にしたいよね。
陶芸家としての新しい流れ
本当は入賞の事実を八郎君は自分の口から喜美ちゃんに伝えたかったのだが、照ちゃんが大声で絵付け部門の部屋に入り込んできたので、 その時点でバレバレに。
しかし、この入賞の事実はとても大きい。
会社の方針が少し変わっていく位の影響を与えたと言っていい。
八郎君が普段行っているのは信楽で焼いた建築用のタイルを作ること。
何種類か色があるようだが、注文に応じて色合いは依頼主と相談しても決められるようだ。
この辺が今の丸熊陶業の会社の売れ筋商品になっているのかも。
それにしても絵付け火鉢をやっていた頃とは、全く事情が変わってきているね。
照ちゃんの旦那さん、社長の敏春さんは経営者として先見の明があるね。
父と息子の会話
父常治と向き合う八郎くん。
お父さんがぽつりぽつりと話し出す。
『わしには娘が3人。』
『息子が欲しかったんや』
今回、その願いは奇しくも叶うことに。
2人でコップ酒を飲み干す様子が印象深く描かれていたね。
さて、これから2人は基本的にはひとつ屋根の下、親子で暮らすことに。
あまりネタバレするのは申し訳ないなと思いつつも、父常治との別れのシーンも描かれることになる。
この物語は、ある程度のところで重要な登場人物がいなくなるのも特徴かも。
これ以上話すと完全にネタバレしてしまうので、とりあえずはこの程度で止めときますが。
スカーレットは来週以降は一気に話が進むんだよね。
どんなふうに進むかは、先週の予告編までしっかりと見ていた人は大体想像した通りになってるみたい。