くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

エール もう1人の主人公関内音の物語

 

後に作曲家として成功する古山祐一の奥さんにして歌手志望の女の子 関内音が今日から本格的に登場。

物語の時間枠のほとんど全てを割いて描かれていた。

舞台は福島県川俣

ここで馬具製造をなりわいとする関内家の次女としての設定。

ちなみに関内家は3人姉妹の女の子ばかり。

音ちゃんが11歳の設定で2歳違い位の姉と妹が。

なんとも賑やかなことこの上もない家庭。

目次

f:id:kuwa3972:20200407080859j:plain

裕福な家らしく家族全員で出かけることも

関内音登場

f:id:kuwa3972:20200407081114j:plain

清水香帆ちゃん演じる音ちゃん

関内家はどうやらクリスチャンだよね。

ご飯を食べるときにお父さんが代表してお祈りをしていたので。

3人姉妹の真ん中の音ちゃんは本当におしゃべりで明るくて屈託がない。

見ていて感じたのは、祐一君同様音楽が大好きらしい。

とりわけ西洋音楽に大いに興味がありそう。

やっぱり日曜日ごとに教会へ行って、賛美歌などに接していれば何となくうなずけると言うもの。

この当時の時代は大正デモクラシー真っ只中。

明治が終わった後なので日本もいよいよ諸外国との交流が盛んになり始めた頃。

そういえばエールの放送前に再放送でやっているはね駒もキリスト教関係のエピソードが随所に出てきていた。

明治以降の福島県はこういった外国文化が大量に中に入ってきた時代なのかもしれない。

明るく朗らかだけど目立ちたがり屋

f:id:kuwa3972:20200407081441j:plain

学校でも活発そのもの

家庭の事情もあって時代の新しいことには真っ先に触れている可能性がある。

家が裕福であることもあって、およそ身の回りで不足するようなものはない。

特に3人姉妹と言うことで、1番上のお姉ちゃんはそろそろおしゃれに興味が湧く頃だし、下の妹は特に本を読むことが大好きな様子。

この3人姉妹の中では一番下の妹が一番読書をしているかも。

f:id:kuwa3972:20200407110307j:plain

三女のこの子は新津ちせちゃん 監督新海誠の娘さんでもある

さて次女になる音ちゃんは活発であると同時に目立ちたがり屋でもあるようだ。

学校でも率先して手を挙げているようで、先生もなんとなく閉口気味。

しかしそういったことにもめげずに、クラスの仲間の中でも人気者であることには違いなさそう。

学芸会での出し物

f:id:kuwa3972:20200407082323j:plain

主役をやりたい気持ち満々

さて学芸会が迫ってきているとの設定。

音ちゃんの通っているこの学校は、各学年の出し物はどうやら職員会議で決めているらしいのだ。

そして各学年ごとに3クラスあると見えて、1番目と2番目は男子のクラス

3番目が女子ばかりのクラスとの設定。

実は職員会議で決めた学芸会の出し物に異論を唱えたのは音ちゃん。

過去の出し物を調べてみてもみんなお年寄りばっかりが主人公で、できれば今回は生徒主導で女子が主役の物語をやりたい。

その上で提案としてかぐや姫を主張する。

先生としても職員会議で決まったことがある以上なるべくならば生徒に好き勝手にはさせたくないと思いつつも、全く無視することにもならず多数決で決めたようだ。

そうしたところがダントツでかぐや姫を演目にあげていた。

実はここで音ちゃんの切なる思惑がある。

主役のかぐや姫をなんとしても演じたい

まぁ、かなり目立つし、かわいい系の役どころなのでそれは人気は出るよね。

さて、フタを開けてみたところが実はかぐや姫の役柄には選ばれなかった。

なんと割り当てられたのはおじいさんその2

どうやらセリフも1つとのこと。

いつになくがっかりする音ちゃん。

しかしそんな娘がしょげている様子にお父さんはこう言って聞かせる。

かぐや姫になれなかったのはわかるけど、仮に音がかぐや姫をやったならば誰かがそのおじいさんの役を演じなければならないんだろう?

むしろそのおじいさんの役を演じてあげることがかぐや姫の物語全体にとってもとてもいいことなのではと諭す。

しぶしぶ納得しようとする音ちゃん。

お名前.com

音と音楽との出会い

f:id:kuwa3972:20200407082409j:plain
f:id:kuwa3972:20200407082359j:plain
世界的なソプラノ歌手双浦環(柴咲コウ)

ここで音ちゃんは一生を左右するような出会いに遭遇。

当時日本人として世界的に有名なソプラノ歌手双浦環の生の歌声に遭遇するのだ。

この歌唱に遭遇したことが音ちゃんの後の人生を大きく変えることに。

自分もこんな風に歌ってみたいとそう思った。

ちなみにこの超有名な歌手を演じているのが女優の柴咲コウ

彼女は本業は女優だが歌手としてコンサートをいくつもこなすほどの、ミュージシャンとしては凄腕で知られる。

以前からかなり歌の上手い女優さんで名前は通っていたので、こういった役柄はぴったりなのかも。

ちなみに番組の中で歌っていた歌声は本人のもの。

クラシックのオペラチックな歌い方は通常の歌謡曲とは全く発声方法も違うのでそれなりに苦労したような様子がうかがえる。

ベルカント唱法は付け焼き刃では、なかなか駆使することは難しい。

しかしここで吹き替えなどを使わずに自ら演じて見せるのが女優魂と言うもの。

おそらくこの後も何度か歌っている様子に出会える可能性が。

そしてこの音ちゃんだけれど、今はまだ子役の時代だけれど、そのうち本名の二階堂ふみが出てくる。

f:id:kuwa3972:20200407105804j:plain

こちらが成長したときの3姉妹

そう遠くない将来この3人に役者が切り替わるはず。

この3人の様子も予告編でずいぶん流れていたので、みんな見ていてよく知っているのでは。

さて、明日以降どういった展開で物語が進んでいくのか?