いよいよ主人公2人がどのように関わっていくかのエピソードが詳しく語られることに。
国際作曲コンクールに応募しようとしている祐一君。
歌手になる夢を実現しようと奮闘する音ちゃん。
それぞれ紆余曲折をしながらも少しずつお互いが近づいていく運命。
当然のことながら、まだそれぞれは相手のことを知る由もなく。
目次
音ちゃんお見合い大作戦
このお見合い大作戦にはめんどくさいカラクリが。
お見合いを企画したのは音ちゃんのお姉ちゃん。
お姉ちゃんが大好きな彼氏の弟の見合い相手として音ちゃんをノミネート。
お姉ちゃんはそのお見合い相手のお兄さんの春彦さんが本名。
なんともまわりクドイ。
なんでも、恋愛結婚に憧れているとのことでそのきっかけ作りのためやね。
音ちゃんは男の後をのこのこついていくつもりは全くない。
一緒に協力しあえないような男女関係など絶対にお断りとの強い姿勢。
結局この胸ぐらをつかんだ事件でお見合いは大失敗。


実は姉の本命のお相手だった春彦さんは何故か音ちゃんを気に入ってしまった。
それを知って絶叫する吟ちゃん。
自分が狙ったこととは全く逆の結果に。
しかし、音ちゃんの決意はとても固い。
結婚する気はまるでなく、とにかくひたすら歌手になる夢を追い求める。
祐一君を励ます会
なんとも心優しい川俣銀行の行員たち。
このメンバーにさらに幼なじみの鉄男君が加わる。
それと言うのもおよそ2年近いブランクのせいで祐一君は作曲を攻めあぐねていた。
以前はまるで神がかりのようにひらめいたものが今は全く音信不通。
何も降って来ないとぼやく毎日
そのことを心配した仲間たちが急遽作戦会議を開いてくれたのだ。
しかしそんな中でも結論等出るはずはなく。
もうお開きにしようと外へ出たときに、美しい満月が。
この和歌をさりげなくつぶやいたのは鉄男君。
さすがに普段から詩を書いていて、また古い詩歌にも精通していた。
そして凄いのはさらりとつぶやいたこの和歌とそれに激しく反応する祐一君。
そんな絵に描いたようにうまくはいかないんだけれど。
やはり才能のある人たちのインスピレーションは常人には理解しがたいね。
音ちゃんとお母さんと似たもの同士
音ちゃんはどうやらお母さんと似ているみたい。
お見合いをぶち壊しにしたお父ちゃんにダメ出しをする姉吟ちゃん。
その話を聞いたときに思わず吹き出してしまうお母さん。
昔の私とおんなじだわ🤣
かつてお父さんと知り合う前お母さんも同じようなことをしたらしいのだ。
つまり、気に入らない男の胸ぐらを掴んで凄んで見せたとのこと。
そのことを思い出して思わず笑ってしまった。
しかし、おさまらないのは吟ちゃん。
お見合いがダメになったことで、さらにまた本名の春彦さんとも決定的なすれ違いが。
恋愛はそんなに思い通りに筋書き通りに行くはずもなく。
お父さんに先立たれて家業をしっかりと受け継いでいるお母さん。
もともと、男性の後をのこのこついていくタイプの女性ではなかったようだ。
今の音ちゃんと変わらない積極的な女性。
だからこそ、お父さんが亡くなった後も仕事をしっかりと継続できている。
何よりも数少ない音ちゃんの1番の味方。
プロポーズしてくれている春彦さんにも私からお断りの連絡をしておくとのこと。
これで自分の目標とする夢に邁進することができる音ちゃん。
国際作曲コンクール入賞㊗️


満月の時のインスピレーションから竹取物語を題材に交響曲を作曲すると決めた祐一君。
日本古来の旋律を随所に生かして、歌を伴わない状態で曲作りを。
どのくらいの長さになったのかわからないが、交響曲となればやっぱり3楽章ぐらいにはなるはず。
全力で作曲をする姿を見てほっと一安心する鉄男君だが。
僕は音楽に戻ってきたわけではない。
この曲は僕にとってのけじめ。
音楽にきちんとお別れするために作曲をする。
祐一君のこの言葉を聞いて複雑な気持ちになる鉄男君。
曲は頑張った結果およそ1ヵ月ほどで完成。
そしてイギリスから発表の連絡の手紙が届くのだ。
結果はなんと入賞。
どういった場合でも 、きちんと結果を出せる設定にしているのが優れている。
1年半のブランクの後、交響曲と言う大作をモノにした祐一君は間違いなく音楽の才能に恵まれている。
明日以降のエールでは、この入賞を受けて、祐一君と音ちゃんがどのように結び付くかそのエピソードが語られるに違いないのだ。
やっと2人の思いが形になっていくよね。