エールは今日あたりから祐一君と音ちゃんそれぞれを描く様子。
お互いの持ち味が発揮されているユニークな内容。
注目すべきは藤堂先生の解説。
やっぱり解説なしではなかなかじっくり見る気にもならないかと。
しかし、見直してみると改めて主人公2人の性格がしっかりと表現されているなと。
目次
それぞれの性格音ちゃんの場合
かなりわかりにくい設定で音ちゃんは姉吟ちゃんとダブルでお見合いを。
それは吟ちゃんの計画で、音ちゃんを比較対象で連れて行くことで、自分のお見合いを有利に取り計らうなんともせこい計画。
実はこの席で音ちゃんの最初の武勇伝が。
お見合い相手の女性蔑視の発言に激しく反応。
私は男の後をのこのこついていく事はしない!
男と女は対等!
お見合いをぶち壊しに。
実はこの武勇伝にはその直後にもエピソードが加わる。
ことの顛末を聞いて笑い転げるお母さん。
音は私とおんなじ。
同じ経験をして私はお父さんと知り合った。
なんとも衝撃な発言。
これをきっかけに実は本名とされていた吟ちゃんのお見合い相手がなんと音ちゃんにプロポーズ。
運命は思い通りにはいかない。
結局このお見合いは御破算に。
祐一君の場合
仲間たちの励ましを得て何とかコンクール用の作曲に取り組みたい祐一君。
しかし2年間音楽から遠ざかったブランクは、かなり大きい。
簡単にイメージが湧いてこない設定。
ここで改めて確認なんだけど祐一君の作曲方法は、イメージすると音楽が勝手に降り注いでくる感じ。
問題はイメージのもとになるテーマが何を採用するか。
ここが大きな悩みでもあり強みでもある。
イメージさえしっかりできれば、音楽の方から降りてくるのだ。
ここから音楽のイメージを生み出すあたり、やっぱり並々ならぬ作曲の才能があるんだよと訴えている。
また、古い詩をさりげなく披露できる鉄男君の文学センスもさすが!
才能のある者達の会話は見ていても気持ちが良いと言える。
ただし、この段階での祐一君は音楽にきっちりと区切りをつけるための作曲なんだと。
出来上がった曲はなんと驚くなかれコンクールに入賞を果たす。
祐一君の運命が切り開かれた瞬間でもある。
実はここから苦しい思いをして音楽の道に復帰することになるのだが。
それまでの紆余曲折は見ている方が辛くなるぐらい。
今日の放送を初めて見た時の私のブログがこんな感じだった。
やっぱり初めて見ているので、感動があると思うね。
検索もあちこち手を回していろいろ調べて回ってる。
我ながら、ずいぶんとこだわってるなと。
まとめ
さて祐一君と音ちゃんは、この後出会って結婚することになるのだが。
そう一筋縄で行く物語ではない。
エールではかなり脚色されていてドラマチックに描かれてはいるのだが、実際のところはどうだったのかも調べてある。
実はモデルの古関さんは商業学校を卒業した後就職もせずにプラカラしていたようだ。
それを見かねたおじさんが、自分の銀行に就職させて面倒を見たのが真相。
養子の話は、脚色。
ただし、この後のコンクールの入賞とか、奥様の金子さんのラブレターとかは史実の通り。
やっぱり物語だからね、採用すべきエピソードをもとに新しく作られているのはよくあること。
こちらの古関正裕さんは熱心に活動されているので、ブログなども参考にさせていただいている。