ひょっこり現れた父親テルヲ。
ネットで見てもあまりのお粗末さに非難が集中。
今日のドラマでいかほどの借金なのかが借金取りから語られていたね。
2000円とのこと。
そこで調べてみたが、大正末期から昭和にかけてのレートで計算してみると、
1円が現在の5000円に相当するようだ。
となると2000円は現在の価値にして1千万円ほど。
なるほど、簡単になんとかできる金額ではない。
さて、千代ちゃんはどうすればいい⁉️
目次
おお見えを切る千代ちゃん
昨日の物語の最後で千代ちゃんが出したお酒がなんと、唐辛子入りだなんて❗️
千代ちゃんのアイディアだったんだろうかね。
辛口のお酒がお好きと聞いていたので😜
その後、激こうする借金取りに向かって言い放つ!
あんたらに出す酒はあらへん‼️
とっととおかえりや😤
いくらなんでも見え切りすぎやろ!
恐怖で震える心を押さえ込みながら言うべきことをしっかりと告げる千代ちゃん。
現実的にはなさそうな話なだけに、逆にドラマとしては凄い設定だなと。
借金取りのほうも多額の借金を抱えているので、何とかして取り戻さなければと必死感が伝わってくる。
見ていて感じるのは、行動しても誰かが責任をとってくれなきゃ、場合によっては命に関わるような暴力沙汰に発展する直前だった。
ごりょんさんの取りなしでお引き取りいただく借金取り
あかん!っと思った時 襖が空いて、ごりょんさんが落ち着いた口調で挨拶をする。
ただいちゃもんをつけるためだけに来られるなら、どうかこのままお帰り下さい。
岡安は芝居を楽しみに見るために来る人たちだけが集える場所。
他のお客さんたちのこともあるので、今日のところはどうかお引き取りくださいと
そして最後に付け加えていた。
今日こちらでした数々の無礼をお詫びいたしますと。
そうした挨拶の後、正座をして深々と頭を下げる。
ごりょんさんの様子を見ていた周りのお茶子さんたちも同じように付き従って土下座をする。
これで引っ込みがつかなくなったのは借金取りの面々。
丁寧に挨拶されたので引き下がるしかなかったのだ。
帰り際のエピソードで、ことの顛末の理由が語られた。
1人のお茶子が支払いをせずに帰ろうとする借金取りたちに
あの、お代を🙇♀️
それとなく料金請求したのだが、
そこにいるお茶子にもろてくれ
そう言って千代ちゃんを指差す。
ここで全てのつながりが明らかに。
千代ちゃんの血の繋がった父親テルヲが作った借金を娘が返すのは当たり前❗️
本当はそんな理由は成り立たないのだが、この言葉には千代ちゃんも口をつぐんでしまうほどの衝撃が。
借金の金額も2000円ほどとのこと。
調べてみると現在の価値で一千万円ほどになるようだ。
しかし、よくもこんなになるまで借金をため込んだなと、感心してしまう。
無収入の人間なら逃げ出すしかない。
これでテルヲが八方塞がりなこともよくわかった。
残る借金返済の唯一の希望が千代ちゃんなことも。
岡安存続の危機
借金取りは、1度は引き下がったものの、嫌がらせはその後続いていた。
知らないうちに大量の弁当を届けられたり、座布団をズタズタにされたり、何よりも岡安に贔屓にしてくれている常連さん達の足がはるかに遠のいてしまったこと。
相次ぐキャンセルで、帳場も全く立ち行かなくなってしまう。
自分のせいでと思う千代ちゃん。
謝って済む問題では無いのだが、思わずごりょんさんに聞いてしまう。
わて ここで働き続けていいんでっしゃろか?
心配はいらん!
仕事に戻り!
そうは言ってみたところで心穏やかではないごりょんさん。
不運なのは福富の一人息子が持っているトランペット。
持ち主のへたくそさは相変わらずで、ついにまた水没の憂き目。
以前にもあったベタな描き方で、いかにも関西風の喜劇の描き方。
前回よりも少しパワーアップしたオチもついていた。
とにもかくにも、岡安のピンチは道頓堀界隈でも有名になってしまった。
千代ちゃんの決断
借金取りたちの嫌がらせは夜お茶子達がお風呂へ行った時もつきまとうことに。
そしてこともあろうに父親のテルヲを引きずり出してさらに説明をさせようとしていたね。
仲間のお茶子達には迷惑をかけっぱなしだと申し訳なく感じていた千代ちゃん。
そして、自分の父親にもとことん愛想が尽きてしまった。
その上で自分も腹をくくらなければいけないのだと覚悟を決める。
ついにたまらずそう言い放つのだが、この時演じていた杉咲花の思いを込めた目つき。
絶対に父親を許さない、そんな決意がみなぎっていたように感じたね。
彼女の女優度。
自分の言った言葉と、胸の内は間逆であるにもかかわらず、その葛藤を表情で演じる。
ごりょんさんの篠原涼子も同じような演技をこなしているが、さすがに主役杉咲花も決して引けを取らない。
こうして今日の物語は千代ちゃんが岡安を去る決意をすることで終わってはみたが、あと2回の放送で今週と、今年のおちょやんは正月の間少し休みをもらうようだ。
何度も言うが、あと2回でどれだけの物語が語られるのだろう。