くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おちょやん 大部屋女優物語

 

道頓堀から舞台を京都に移して、そしてついに憧れの映画撮影所に女優として働けることに。

ただし、慣れないしきたりやら仲間内のいじめにもあって前途多難

さらには、自分勝手な判断で撮影を台無しにしてしまうなど千代ちゃんの失敗が延々と続くことに。

そんな先週の流れを受けて今週の物語が始まるが。

撮影所で普通に接してくれているのは、どうやら2人

撮影所の門番と助監督1人。

この2人だけが普通に接してくれていて、わずかばかり心がなごやかに。

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門番の守屋さん もういちいち挨拶せんでもよろしいがな

目次

■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com

大部屋の嫌がらせ

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新人は朝早くから来て掃除が当たり前😜

新人女優として大部屋所属になったはいいけれど、朝は8時集合でよろしいとのお達し。

ところがこれが最初の嫌がらせ。

新人は、朝誰よりも早く出社して掃除をしなければならない。

さらに細々した雑用も言いつけられる。

本当は誰かがきちんと説明して引き継ぎ等するのが普通だが、この世界ではそんなものありはしない。

初日から早々に嫌がらせの洗礼を受ける。

撮影に行ったところで事情も分からずとんちんかんな演技をするしかない。

ちなみに大部屋女優は別名わんさ

その他大勢でワンサカいる1人として出演するので、台本は無し、説明もそこそこ通りいっぺん。

その説明に参加できなかった千代ちゃん。

そして、また彼女のサービス精神は余計なことをしてしまいがち。

なるほど、先が思いやられるわ。

失敗続きの撮影

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またお前か(怒)

主人公が連れ去られるシーンで悲しそうな一般大衆を演じなければならないところを、勘違いした千代ちゃん。

悪者が懲らしめられると思い込み喜びの演技をしてしまう。

当然のことながら大目玉をくらう。

本当は、みんなの中に紛れて周りと同じような目立たない演技をすべきところをとにかく目立とうと1人がんばり続けてしまう。

自分の演じる役柄をあまり理解していないので、映画を作る側とすれば迷惑極まりない。

やることなすことが全て歯車が合わず。

まさに前途多難を絵に描いたような有様。

努力する千代ちゃん

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助監督小暮さん 教えてくれるのは彼ぐらい

はっきり言って映画の世界の基本的なことを何もわかっていない千代ちゃん

演じること、そして映画以外の通常の控えのときの様々な約束事。

これは誰かにきちんとレクチャーを受けないと、この先も苦労は目に見えている。

それに千代ちゃんは所長の口利きで入所したようなもの。

周りから見るとひがみやっかみもある。

当然のことながらこの世界では嫌がらせを受ける事は容易に想像できそう。

とにかく、女優たちは皆ライバルなのだ。

戦って負けるわけにはいかない。

千代ちゃんはそういった仲間たちの凄まじい胸の内をあまり理解してなさそう。

相手の成功が妬ましい気持ちはよく理解できているはずだけど、露骨に嫌がらせをされる事は彼女の辞書にはなさそう。
 結局、千代ちゃんにいろいろ教えてくれるのは助監督の小暮さんだけ。

彼に教えてもらって様々なしきたりを学ぼうとする千代ちゃん。

再会高城百合子

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思い出したはいいけど飼ってた九官鳥に似てるって(汗)

実は撮影所で偶然再会できた高城百合子だが、千代ちゃんの思い出とは裏腹に大女優は千代ちゃんに気がつかない。

道頓堀時代には結構なエピソードがあったんだけどね。

映画スタッフとの会話の中で出てきたことが、

そういえばどこかで見たことがあるか? 

そうそう、昔飼っていた九官鳥に似ているのだわ

名前がレイチェル

さすがにこの事実は千代ちゃんに告げられる事はなさそう。

まぁ、そんなに心配しなくてもこの先のドラマではしっかりとやりとりが描かれるみたい。

それにしても、女優にはなってはみたけれど、一体いつものになるのかしら?

ある朝、大部屋にたどりついてみたところ、その日の役柄がなくなっていることに気がつく。

それも、一旦書かれた自分の名前が棒線で消されて別の名前が書き加えられている。

わんさの1人だからね。

そんなこともあるのかもしれないが、カフェキネマでは洋子さんから

どんな役でも精一杯やりぃ

頑張り続ければ必ず誰かが見ているから

そう言われたばかりだけど、頑張る場所そのものがなくなってしまったのでは一体この先どうすればいいのやら。