今日のエピソードには誰もが認めるサブタイトルがつく
一平のド阿呆っ😡💢
昨日の物語の流れを受けて離婚が避けられない事態に。
それぞれ関係を修復しようにも、すでに物語は次の段階へ進んでいる。
どんな道がふさわしい流れなのか、皆が胸に手を当てて考えなければならない。
本当に気の毒な話だが千代ちゃんは男運、家族運が悪いね。
今日の話の中で千代ちゃんの述懐があった。
うちは何一つ変わってへん
40年前と一緒や
その気持ちには運命にあらがえなかった苦しい胸の内が込められていた。
目次
稽古場10時の約束は大幅に遅刻
昨日の最後の方でミツエちゃんから10時に稽古場で待っているからとの連絡を受けたが。
稽古場にやってきたのは熊田さん。
急用ができて遅れるから自宅の方で待っていてくれへんか?
にっこり微笑んでうなずく千代ちゃん。
しかし、彼女は自宅に向かうことなく、稽古場にとどまり続けたのだ。
しかも、いつになく入念におめかしをして明らかによそ行きな様子。
一体どんな思いがあったんだろうね。
自分かて女の端くれや の思いがあったんだろうか。
複雑な胸の中で、夫を若い女優に奪われたとの気持ちはどうしても拭いされない。
悲しいことだが40半ばにして女を武器に対抗心を燃やす千代ちゃんが不憫に思えてしまうのは私だけではあるまい。
ここでも湧き上がってくる思いは一平君への非難。
なんといっても糟糠の妻を裏切った挙句見捨てるわけだから。
俺と離縁してください うんええでぇ😌
10時の約束が夕方になって稽古場に現れた一平君。
話ってなんや?
俺と離縁してください
畳に深々とお辞儀をしてお願いをする。
既に離婚届は千代ちゃんの方から届いていたはずなのにね。
一平君は自分のメンツを立てたかったのかな?
つまり夫婦の事は自分がイニシアチブを持って進めていきたいと。
さらに話は続く。
生まれてくる子供を考えるとどうしても守ってやりたい。
そりゃ当然だろうね。
千代ちゃんの答えは驚くほどあっさりしている。
うんええでぇ…
しかし、このストーリーの1番の見せ所はその次。
生まれてくる子供だけじゃのうて灯子のことも守ってやりぃ
千代ちゃん一世一代の大見得を切った格好に。
本当ははらわたが煮えくり返るくらい怒りがごった返していたはず。
しかしそれぞれの進むべき道を考えれば、自分が身を引いて一平君と灯子ちゃんに同じ道を歩ませるのがベストだと判断。
この描き方は史実とは若干違うけどね。
千代ちゃんと寛治君の2人暮らし
天海家はとうとう千代ちゃんと寛治君の2人暮らしになった。
一平君との話が終わった日の夕方、寛治君と一緒に食事をした千代ちゃんは自分の本当の気持ちを吐露してしまうのだ。
それは寛治君が料理その他ができるきちんとした大人に成長している事を見るにつけ、
自分は40年前と同じ目に合っている。
最初は父親テルヲと栗子
今は一平と灯子
明らかに男運の悪さを嘆いていた。
そして、また1人になって生きていかねばならない。
今回は寛治君がそばにいてくれることになったのでそれだけが救い。
それにしても苦渋の決断だね。
2人で一平の衣類を全て畳の上にぶちまけて鬱憤を晴らしていた。
その気持ちもわかるわ。
この物語の場合悪者は一平君。
実は悲しいかなと思うのは自分が悪者であることをしっかりと受け止めている一平君がいること。
テルヲの場合、彼自身は自分を悪者とは思っていなかったから。
明日は劇団員みんなの前で
一平君と千代ちゃんの話の中ではっきりとした方向付けができていた。
千代ちゃんは新喜劇を止めないでそのまま続けるとのこと。
つまり離婚はしても、仕事上のパートナーとしてはまだ一緒に仕事をするとの事。
一平君は千代ちゃんと別れた後は灯子ちゃんと暮らすことになるはず。
ただし、周りからは非難が集中するはず。
おそらく最初手を出したのは軽い気持ちだっただろうにね。
2人の不倫劇は世の中に広く知られる所となって、2代目天外はバッシングも多かったと聞く。
おちょやんでもそうした史実の流れを受けて、物語が作られると聞いた。
いよいよ明日今回の騒動の顛末が完結する。