昨日の最後のシーンはちょっと恐怖感すら感じるような緊張感が。
今日はそのエピソードの続きが強烈に語られることに。
概ね見当がついたことだが、やはり厳しくも残酷な現実が突きつけられる。
二度と稔に近づかないで❗️
言い放った母親の言葉はその前後のやりとりを考えると、ほぼ拷問に等しいような内容だったかも。
しかし、考えてみれば今でもこういった世間体とか、しがらみの中で人間関係を捉える人は多いのでは。
お互いの身分とか(本来平等で関係ないはずなんだけどね)、周りの環境とかをおのずと推し量ってしまう。
そして、それは自分のことを棚に上げて相手にだけ要求するきらいもある。
今日の物語はそのような試練に立たされた2人がどんな対応をするのか。
さらには親の気持ちが、雉真家、橘家 どちらも巧みに表現されていた。
目次
雉真家の残酷な対応
今日の稔君の母親美都里さんの怖かった事。
抑制した演技ながら、自分の言うべきことをきっちりと相手にぶつける。
それは、画面を見ていても伝わるが、一切の弁解も返答も受け付けない。
取り付く島なしって感じだった。
実は、今日の放送のすぐ後の朝イチに美都里さん役のYou さんが出演。
彼女の反応が驚くほど納得できるものだったね。
演じた感想を求められた彼女
全国の皆様、心からお詫び申し上げます🙇♀️
このコメントは、彼女の人柄を表すとともに、その場が一気に和んだね。
彼女のキャラクターから考えれば、好きになったんだからさっさと一緒になっちゃいなさいよが本来の意見だろうなと勝手に推察。
物語の中では、最後の方まであんな感じでちょっと嫌な雰囲気なんだよねと。
確かにね、お菓子の注文をしておきながら品物は受け取らない。
さらにはむき出しの高額なお札をそのままよこすなんて。
無礼極まりない、人を見下した行動。
稔君でなくても、誰だってこれはちょっとなぁって思っちゃうよね。
激こうする稔君


この時、稔君は詳しいいきさつをディッパーマウスブルース(行きつけの喫茶店)で、きぬちゃんから聞くことに。
きぬちゃんは、悩んでいる安子ちゃんを見て、どうしても力になってあげたかった。
お金を渡されたけど、それは返さなければいけない。
どうやって返せばいいのか?
そこで、喫茶店で待っていればきっと稔君が現れると。
そして、安子ちゃんには内緒でわざわざやってきたのだ。
このときのセリフは、確か生活費の足しにしてねだった。
それもまたふざけた話だ。
事情を知った稔君は母親ばかりか父親にも怒りをぶつける。
父親の反応は驚くほど冷静で、しかも冷酷だったように感じたね。
お前の好きにしていい
ただし、家を出ろ
自分の思うように生活してみろ
稔君はそこまで深刻には考えていなかったと言える。
まだ学生の身分だからね、彼は。
家を出たら学費だって困るんじゃないのかな?
稔君にしてみれば、両手両足をもぎ取られるようなもの。
ここは、正念場だと思いつつも前途多難な事は間違いないと思い知らされた。
安子ちゃんときぬちゃん
きぬちゃんの存在がなければ安子ちゃんは稔君とここまで親密な関係にはなれなかっただろう。
その都度きぬちゃんのサポートがあって稔君との愛を育んできたのだ。
そして、ここでもきぬちゃんが1肌脱いで、気持ちを稔君に伝えていた。
お金もきっちり返していたね。
彼女から1連の流れを詳しく聞き出して稔君は怒り心頭に。
おそらく、彼女と安子ちゃんはこれからも良い関係を続けていくんだろうな。
稔君と安子ちゃん
橘家の前までやってきて中に入ることができなかった稔君。
気がついて家に招き入れたのは安子ちゃんの父金太の計らい。
ひととき、娘が苦しむことになっても会ってやってください。
父親として、娘がどんなふうに苦しんでいるのかおおよその察しはついている。
さらには今日の最後の方で安子ちゃんの気持ちが語られていた。
私は身を引きます。
きっと忘れられます。
このやりとりはちょっとウルウルしちゃう。
自分の愛する人を苦しませたくない思いは、自分が身を引くことできっと叶うんじゃなかろうかと。
今日の最後で、2人の恋愛模様がいよいよギリギリまで追い詰められたことがよくわかった。
あまりネタバラシはしたくないけど、このドラマの配役の発表が既に放送前の最初の段階で出されているので、ここでそこのところをもうちょっと振り返ってみたい。
安子ちゃんはこの後、遠くない将来女の子を産むんだよね。
るいちゃん。
演じるのは深津絵里ちゃんで、彼女の役柄の発表があるんだけど。
雉真るいなんだよね。
これは稔君か勇君のどちらかと結婚したことを意味してるんだよな。
物語の流れからいって、勇君の可能性はほぼないと思えるので、稔君と安子ちゃんは一緒になる可能性が高いと私は推察する。
しかも、どんないきさつがあるのか全くわからないが、雉真姓を名乗るようになるわけだから。
ややこしい考察は別にして、ドラマを素直に楽しみたい気分。