加速度を増してぐいぐい進むカムカムエヴリバディ。
物語の中、るい編の要となるエピソードが今週語られることになった。
東京でトランペッターとして挫折してしまったジョー。
かたくなに周りの人との関わりを拒否する彼を、持ち前の優しさと芯の強さで支えようとする
るい。
拒否されていた彼女は、ついに凍りついたジョーの心を溶かすことに。
思い詰めた彼が入水しようとしたことを敏感に察知、危機一髪のところで救い出すことができた。
2人の海の中でのシーンはネットでも噂になるほど感動的。
2人は環境を変えるつもりで大阪を出ることになった。
そして京都にて新生活を始める。
2人で商売することになったが、基本は全てるい1人が切り盛り。
トランペット以外何もできないジョーだったが、不思議な存在感でるいの支えに。
やがて2人には物語の3代目のヒロインとなるひなたちゃんが誕生する。
物語のヒロインは、初代から2代目に移り変わる時は唐突にストーリー展開したが、どうやら2代目から3代目に移り変わる時はそれぞれが登場する同時進行で展開するような。
1日見逃すと、5年位の年月はすぐに経ってしまう。
目次
ジョーが抱える暗闇“ボクを解放してくれ😭”
東京でジャズトランペッターとしてデビュー間近のジョーを襲ったのは、トランペットだけが吹けないと言う奇病。
原因不明で、治療法もない。
様々な医者に相談してみても全くらちがあかなかった。
結局のところ、放り出される形で東京から大阪へ戻ってきた。
抱えた心の闇は深く、ジョーはるいにも心を開く事はなかったのだ。
しかし、事情を知ったるいは献身的にジョーを支えようと、決意する。
支えるるいの決意
るいはジョーの苦しみを分かち合いたいと素直に感じたようだ。
そして、拒否されることを承知でジョーの旅館へあしげく通うことになる。
ジョーは一切の情報を明かすことなく、カラに閉じこもったままだったが、友人トミーとのやりとりで事情を知られることになってしまう。
トミーはジョーのデビューを信じて疑わなかった。
噂話もあったので、実際はどうなんだと激しくジョーに詰め寄る。
今週描かれたトミーこと早乙女太一の演技は役者として素晴らしいと感じた。
彼は自分の感情を爆発させてジョーとかるいに激しく掴みかかるシーンがある。
その時の相手の脅えた表情にトミーが反応するんだよな。
思わず えっ😳😱
この表情だけで感情を表すシーンでは、彼がただの脇役じゃないことがよくわかった。
相手の身の上に起こった真実を知った驚き。
その驚きの気持ちが余すことなく表現されていた。
このやりとりの中で、詳しい説明はなかったけれどジョーは自分の身に起こったことを詳しく語って聞かせたに違いない。
物語はセリフを介していないけれど、前後のやりとりでどういった展開がなされたのか巧みに演出される。
るいとジョーが信頼しあえた時
るいはジョーがかつて2人でドライブデートした海岸に行っていることを敏感に察知。
トミーに頼んでそこまで連れて行ってもらうのだ。
このシーンはネットでもかなり話題になった。
ジョーの暗闇にるいが明かりを点した瞬間。
いざ、京都
ジョーとるいは環境を変える意味でも大阪を離れることに。
京都で2人だけで何とか暮らしていこうと。
京都には、なじみのかつての友達ベリーが住んでいる。
2人で商売を始めたところが、ベリーの助けもあって商売は順調に軌道に乗る。
京都ではかつて岡山で同じ商店街に暮らしていた荒物屋さんとも再び出会うことに。
制作スタッフの粋な計らいで、親子や母と婚約者などが同じ俳優に脚色されていた。


さて、順調に軌道に乗った夫婦の仕事は、ジョーが活躍する場はどこにもないと言うちょっと残念な状態が続いた。
ジョーはトランペット以外はからきしダメだったのだ。
しかしそんな中でも、るいとジョーの信頼関係はゆるぎなかった。
今週は、大阪時代の友人ベリーこと野田一子さんの助けも物語の中でとても大切に扱われていたよね。
彼女は、どうやらこの物語には長く登場してきそうな大切なキャラクターのようだ。
この彼女が京都の人たちにとても信頼が厚くて、彼女の細やかな一言で回転焼き屋を始めたるいとジョーを救うことになる。
ひなたちゃんへ紡ぐ物語


ジョーがなかなか役に立つような仕事ができずにいた頃、るいはついにおめでた。
物語はとんとん拍子に進んで、ひなたちゃんが生まれる。
じっと目を凝らして見ていないと、わずか数秒間の間に数年進んでしまうような加速感。
さて来週からはひなたちゃんが登場してくる。
どうやら子役時代の役者さんが演じるようだ。
彼女の顔を見てどこかで見たことあるよなと調べてみたところ、エールの時に音ちゃんの妹役“梅”で出てたよね。


そういえば、あのエールの時ずいぶん詳しく調べた記憶が。
彼女はアニメ映画の監督新海誠さんの娘さん。
そして役者以外にもパプリカを歌っているグループのメンバーでもある。
エールに出演していた時が9歳で、今年の4月からは12歳で小学校6年生になる。
2年ほど前の話だけど、あの時からはかなり大きくなった印象が。
そして役者としてもどうやら筋金入りの実績を重ねつつある。
カムカムエヴリバディは来週からはひなたちゃんが登場するけど、るいちゃんも同時進行でしばらく物語の中に出てきそうな雰囲気。
すでに昨日の段階でネットで予告編を確認させてもらったけど、安子編の時のようなエピソードもいくつか準備されてるような。
3代にわたるヒロインの物語が終盤に入ったことを意味するが、全員勢ぞろいと言う風にはならないんだろうか。