くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん1週間振り返り 貧乏との戦い

 

この1週間のちむどんどんは沖縄が本土返還になる前、普通の人たちがどんな暮らしぶりだったかが描かれた。

一言で説明するなら『貧しさ』

当時、沖縄はアメリカに接収されていた関係で、

道路は右側通行。

流通する貨幣はドルだった。

固定相場で1ドルは360円と決まっていた。

沖縄で働いていた人たちは給料を含め全てがドルでお金を使うことになる。

比嘉家には昔からの借金があって、お父さんがいなくなった後はお母さんが中心になって借金を返しつつ生活。

長女の良子が小学校の先生で給料のほとんどを家に入れる生活が続いていた。

そんな中、定職に就くことができずにプー太郎を決め込んでいた賢秀。

お金欲しさゆえ、詐欺に引っかかってしまう。

ドルから円に通貨が変わることで、そのことを悪用した通貨詐欺だった。

実は昔からあった借金が返し切れないまま、比嘉家は更なる借金を抱えてしまうことに。

賢秀は自分でトラブルを起こしておきながら、悪びれる様子は無い。

しかし、詐欺の後始末は結局家族全員が請け負うしかなくなってしまった。

自分の家族が苦しむ姿を見るにつけ賢秀は家出。

暢子は高校卒業を控えて東京行きを希望するようになったが、借金があることで、その夢は叶いそうもない。

皆が、借金に縛られながら生活するしかないとあきらめの境地でいた時に、なんとか暢子の夢を叶えてあげようと家族みんなが協力して行動を起こす。

家族で歌う「芭蕉布」

目次

賢秀がはまった通貨詐欺

自分を褒めてくれた人を無条件に信じた結果💦

沖縄の人たちは働いてお金をもらう場合全てドルで支払われていた。

私が子供の頃の話なのでよく覚えているが1ドル= 360円のレート。

賢秀は子供の頃からちょっと調子が良くて、自分勝手なワルノリする性格。

大きくなってからも、なかなか定職に就くことができず家でフラフラしていた。

そんな中、舞い込んできたのが通貨詐欺。

1000ドル預けてくれればそれを2000ドルにして返せると言うあまりにも都合の良い話だが。

あっさり信用してしまった賢秀は母親に頼み込んでお金を用立ててもらう。

そのお金は、詐欺で巻き上げられたものなので戻ってくる可能性は全くなかった。

何よりも、賢秀が信じて疑わなかったこと、母親も息子の頼みを単純素朴に信じきってしまったこと。

だますほうはかなりの悪者だが、騙される方にもそれなりの理由がある。

うまい話に簡単に乗っかってはいけないってこと。

借金は返さなければならないので、それは比嘉家に重くのしかかることに。

比嘉家の借金

賢吉おじさんから更なる借金を😰

賢秀の詐欺が村中に知れ渡ってしまった。

比嘉家に血相かかえてやってきた賢吉おじさん夫婦。

お金が戻らないこと、騙されてしまったことなど。

今更文句を言ったところでお金がなくなった事実が動くはずもなく。

賢秀はおじさんからどこへでも行って金を稼いで家に入れろと詰め寄られる。

おじさんから借りたお金は960ドルと紹介されていたね。

暢子はこの時すでに東京へ行ってコックになる夢を公表していたが、残念ながら東京行きそのものが否定されてしまう。

みんなで稼いで借金を返さないことには、債権者が黙ってないわけで。

地道に頑張ってはきたけれど、たった1つの失敗で全てが振り出しに。

比嘉家はお父さんが亡くなった後、借金を返しながら家族5人やっとの思いで暮らしていたが、あれから7年。

再び背負った借金はまた重くのしかかってくることに。

暢子の夢

東京に行ってコックになる😍

暢子はヤング大会で優勝した実績を受けて、東京へ行ってコックになりたい夢が。

おいしいものを食べたいという欲望は、暢子の場合、料理を追求することに直結した。

比嘉家の料理担当で研究熱心とあれば、料理の腕前もかなりなもの。

今回、自分の料理で大勢の人に喜んでもらえた体験は東京でコックになって大勢の人に同じように喜んで欲しい希望に。

賢秀の作ってしまった借金のせいで、東京行きは一旦はダメになった。

暢子の普段の頑張りをよく知っている家族たちは彼女のために一肌脱ごうとする。

優子と良子はそれぞれ給料前借りの形で借金返済のための資金を得ようとする。

借金返済さえできれば、暢子を東京にいかせてやれる。

家族は貧乏を乗り越えて結束。

暢子のためにお金を工面

既に暢子は東京行きを諦め、「地元で就職して家にお金を入れる」決意を固めつつあった。

親友の早苗が東京に行くので、できれば1回だけ東京の景色を見たいとも思っていたようだが。

とりあえず先立つものはお金。

お金がないことには何とも如何しがたい。

賢秀の起死改正

ボクサーになってファイトマネーを稼げるように😅

家出をして行方不明になってしまった賢秀。

実は東京に出向いてプロボクサーになっていた。

もともとボクシングをやっていた過去があったので、センスもよかったんだろう。

ファイトマネーを稼げる身分にもなっているようだ。

KO勝ちで相手を打ち負かす

 

ファイトマネーで東京から沖縄へ送金。

なんと60万円。

これだけのお金があると比嘉家の借金は全てなくなり、さらには暢子の東京行きも何とかなりそうな雰囲気。

ボクシングのシーンで具志堅用高が登場😳

今まで疫病神だったはずの賢秀はここへきて福の神に変身。

どうやら「この先はチャンピオンを目指す」と語っていた。

賢秀は子供の頃から誰かに認めてもらいたい自己顕示欲が強い。

今回のボクシングはうってつけのアイテムだったのかも。

東京編で見えてくるもの

東京編で語られる人物相関図 驚きの内容も😳

わずかな時間で語られる来週の予告編。

数十秒間の映像では何が何だか。

しかし、そこはよくしたものできちんと公式発表が。

この人物相関図を見ていると、今までとは全く違った交友関係が広がりそうな。

子供の頃の知り合いだった懐かしい顔ぶれもちらほら。

そしてどうやら本格的にレストランで働くような設定にもなっている。

暢子はこの先どんな未来を築いていくんだろう。