物語はどんどん進んで、今日初フライトの訓練。
既に予告編で様々な情報があらかじめ公開されているので、概ね流れは理解。
訓練機が用意され、操縦席には訓練生と教官が並んで座る。
昨日のエピソードの続きになるので、3人の仲間のうち舞がトップバッターに指名。
緊張で、胸が張り裂けそうな様子がよく伝わってくる。
そして、ちりばめられた数々の専門用語。
ほとんどはわからないが、所々は“あーそういえば”と納得できることも。
舞が空に舞ったのはスワン号の時以来だろうか。
しかし、初めて操縦桿を握るときの様々なプロセスを見るにつけ、色々と調べてみたい気になる。
今回訓練用の期待はプロペラ機なので、この先 目標とすべきジェット旅客機とは、まるで性格が違うだろう。
物語の中では、舞はトップバッターとして、離陸の時の1連の作業を任されることに。
そして、離陸の時、一体時速何キロなのかと調べてみたところが。
55ノットとあった。
これを私たちが知る、早さに置き換えると
時速101kmちょっとと言うことになるらしい。
ちなみに、ジェット機の場合は、時速250kmオーバーなので全く違う。
さて、初飛行の出来具合は如何に
目次
訓練機の離陸
昨日のエピソードでは出発前のチェックで、つまずいていた舞。
大河内教官は、そんな彼女をフライト訓練のトップバッターに指名していた。
182項目のチェックはそれだけで大変な作業。
今日描かれていたのは、実際に空を飛ぶ機体を前にしてどんなチェックがなされるのかその時の様子が詳しく描かれる。
飛行機は大きくても小さくても、基本的に見るべきものは同じなのかも。
今回は訓練用の機体なので、外回りなど様々な部分について自ら手にとって確認作業。
そして、操縦席に座ってからも様々なチェックが。
右側に教官。
左側にパイロット。
車の運転免許を取ったときの様子が思い出される。
普通はパイロットがすべての操作を行うが、横に乗った教官が補助として作業を補うこともあるようだ。
車の運転は平らな路面の上でのことなので、今にして思えばそれほどのこともなかったかも。
対する飛行機となれば、3次元の空間を飛んでいくので、操作やチェック等は全く別物と言って良いだろう。
舞の出来栄え
チェック項目は、頑張って復習した甲斐があって無事こなすことができた。
物語を見ていて感じたのは、ほとんどが専門用語でわからないところがある中でも、所々なるほどと思う部分も。
プロペラを回すことをコンタクトと呼んでみたり、離陸するときに、エンジンを全開にまでふかすことをMAX Powerと呼んでみたり。
空中に浮かばなければならないので、かなりの力を必要とする事は理解できる。
物語を見ていて感じるのは、やはり まっすぐな姿勢を保つだけでも結構大変ってことかな。
滑走中もセンターがずれてみたり、色々と予期せぬことが起こる。
教官はその都度アドバイスするが、必要に応じて自らも操縦に加わることになる。
今日はとにかくはじめてのフライトなので、みんないっぱいいっぱい。
また、見ていて感じたのは、訓練生は同じ機体に3人同時に乗るんだね。
そして、交代するときは操縦を教官が行いつつ、パイロットはあの狭い機体の中で体を移動させて、操縦席に座り直すことになる。
正直なところ、かなり狭い機体なので中で移動するのは絶対大変なはず。
初めて空を飛んだ割には、舞はよくがんばったのでは。
彼女が車の免許を取ったって話は語られていないので、乗り物を自分でコントロールしたのは今回が初めてなのかもしれない。
反省会
いろいろ調べてみてわかったが、初めて空を飛ぶときはみんな飛行機酔いすると聞いた。
そういえば、舞が操縦桿を握ったときに、後ろにいた柏木や水嶋両名ともかなり気分が悪そうに見えた。
それは、帰ってからの反省会の後の食事中でも現れていたと思う。
セルフサービスの食事を自分で選ぶとき、サラダしか選んでいなかった。
まだ、自分で操縦桿を握っていた舞はまともだったかもしれないが、その後は後ろの席に移動したので、結構ストレス溜まったかも。
大河内教官は様々な講義の中で、重要なポイントを特に強調していたように見えた。
空を飛ぶんだから、どうしても感覚的なものが中心にならざるを得ない。
そのことをくどいほど説明。
この感覚を忘れるな❗️
それぞれのチャレンジ
はじめてのフライトの後、満足に食事も取れていなかった訓練生たち。
夜になってからお腹が空いていることに気がつく。
たまたま休憩室で出会ったのが、吉田君。
彼は宮崎校でみんなの励ましを受けて、無事座学を終えることができていた。
年頃の男女のエピソードなど、物語の中には登場してくる空きは無い。
しかし、舞の相手としては、本名と目される柏木。
彼のエピソードはこれから中心に描かれるに違いないと思う。