くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ1週間振り返り フライト訓練

 

今週からの物語は、舞台を帯広に移してフライト訓練の様子が詳しく。

舞は訓練とは言え、いよいよ本格的に飛行機を操縦して空を飛ぶことになる。

そして、物語の中で描かれる様々な事柄は、我々視聴者が普段気がつかないような細部に至るまで詳しく描かれていた。

操縦桿を握って、スロットルを吹かせば飛行機は空に浮かぶんだろうと軽く考えていた私は、それが全くの思い込みだったことを改めて発見。

最初の点検の段階で驚くほど多数の項目をチェックする必要が。

そして空に浮かんだあとは、車や自転車とは違った3次元空間のコントロールが要求される。

そして、今週から登場した鬼教官大河内守

彼の圧倒的な存在感はこの物語を驚くほど引き締めている。

今まで完璧と思われてきた柏木学生にも思いがけない弱点が。

さらには、順調に訓練を進めている仲間たちは誰もいなくなる。

皆、プリソロチェックに向けて必死の訓練を継続。

今週目玉となるシーンは思いがけなく弱点を露呈した柏木学生や、舞が訓練でどうしてもうまくいかない課題等盛りだくさんな内容。

とにかく一定時間を終えると必ず試験があって、不合格の場合は即退学となる厳しい条件。

納得の物語演出。

舞台は帯広

目次

鬼教官大河内守

元自衛隊戦闘機パイロット😓

噂話では、できの悪い生徒は全て落第させ退学に追い込むと言う。

どちらかと言えば寡黙で口数少ない先生だが、訓練中の言葉遣いはそれなりに厳しさが。

特に、生徒たちの様子を洞察する力など、驚くほどの能力を発揮。

優秀と思われた柏木学生でさえ、その弱点を早々と見抜かれてしまう。

大河内教官は、パイロットに求められる要素は何なのかを常に考えている風でもある。

そして、どれだけの能力を身に付ければパイロットとして独り立ちできるのか、はっきりした目標設定のもとに生徒たちを指導する。

舞たちは3人1組のチームで、先生は1人。

どの先生にもそれぞれ持ち味があって、厳しいことには変わりないが大河内教官の場合、彼流の合理的精神はどうやら一切の妥協を許さない。

フライト訓練の様々な項目

当日の飛行区域の気象データ分析も仕事の1つ

訓練には、あらかじめ決められた様々な飛行区域がある。

綿密な下調べをして訓練可能かどうかの判断も、生徒たちの大切な仕事。

飛行可能となった場合、初めて訓練が開始される。

また、コクピットに乗り込む前に飛行機全体のチェックも欠かせない。

離陸するまでに182項目のチェックポイントが。

撮影はこんな感じ コクピット内は狭いよね。

一旦、離陸してしまえば左側にパイロット(生徒)、右側に教官。

そして、後部座席には他の2名の生徒が座ることに。

物語の中では描かれてはいなかったけれど、あの狭い空間の中で生徒は前と後ろの座席を行ったり来たり。

その間、操縦は教官が受け持つことになる。

物語的にはそういった裏側の様子も、ちらっとでいいから見せてもらえるとよりリアル感が増すのかなと感じたけどね。

舞の苦労

柏木といえども助けが必要💦

舞は訓練が始まってみると、自分自身は着陸が苦手なことを思い知らされる。

どうしても臆病になって、様々な操作が後手に回ってしまっているようだ。

そして他の学生たちも同じように弱点が露呈し始める。

水嶋学生は、操縦桿を握るとパニくってしまって交信もままならない。

さらには、完璧と思われた柏木が飛行機内でロストポジションと言って、自分の飛んでいる場所がわからなくなる致命的な弱点が。

もともと訓練生たちは、3人が1つのチームで訓練を継続することになるが、力を合わせなければならないのは言うまでもない。

ただし、舞たちのチームのまとまりのなさは座学の時からずっと続いている。

力を合わせることがすこぶる苦手な柏木。

しかし、訓練でパイロットとしての操縦技術を鍛え上げるには、最も確かな方法は、イメージトレーニングを用いて、頭の中で繰り返し操縦を行うこと。

そのためには、頭の中だけではなく体も用いて訓練すればより効果的。

実は、そのことを舞はよく知っていたが、仲間たちの説得が大変だった。

そして、その事は物語の中ではそれほど詳しく描かれない。

舞がいることで、仲間たちは皆フライト訓練を無事に進めることができている。

柏木学生と仲間たち

みんなで協力しあって、イメージトレーニング

柏木学生は、ある意味完璧王子と呼ばれていた。

彼は、自分以外の人間を見下す悪い癖が。

そして、人の意見を聞かない耳をかさない、さらには、自分自身を過信するあまりトラブルになっても回避する術を持たない。

物語の中で描かれたのは彼には致命的な弱点、「自分の居場所を見失ってしまう」という。

要するに、操縦桿を握りながらどこを飛んでいるか分からなくなっちゃう。

外を見れば、地上の景色とかがよくわかるだろうけど、パイロットたちはその景色で、今自分がどこにいるかを瞬時に判断する癖がついている。

間違えればとんでもないことになるので。

ちなみに太平洋戦争時代、戦闘機のパイロットたちは遥か遠くに見える艦船が何なのかを見分けるための訓練を常に怠らなかったと聞いた。

パイロットとはそうしたもの。

大河内教官に厳しく指摘された柏木は、仲間たちの助けを借りて無事自分の弱点を克服しつつある。

まとめ

柏木はどうやら舞が好き😅❣️

来週の予告編も少し描かれている。

ひょっとしたらだけど、脱落者が出るような雰囲気だね。

ネタバレ情報では、明らかなないようだけど、とりあえず来週になればすぐにわかること。

こう言ってはなんだが、この物語でどうやら本格的に恋バナが描かれる気もする。

柏木と舞以外にはないだろうとみんな思っているはず。