『今週のお題「あったかくなったら」』
冬真っ盛りの今、なんといっても待ち遠しいのは春の訪れ。
齡70にして、振り返ってみると、自分の残りの人生もそろそろ見え隠れする。
季節の中でどれが好きかなんて若い頃はまるで考えたこともなかったけど。
改めてこんな『お題』を振られると、やっぱり春の雪解けの頃って胸ときめく何かがあるかも。
私の思うことを、年寄りのひとりごととして聞いてもらえれば。
目次
庭のある暮らし
私が今の家を新築したのは、30年ほど前になる。
あの頃は、ピカピカの住宅で、若かったこともあって100坪もある庭ををどうするか夢いっぱいだった。
当初の計画では、草木を植えて、それを眺めようなんてことを考えていたが、だんだん家庭菜園のほうに注意が向いていったので、そちらが主力となっている昨今。
家を新築した翌年に、あちこちから木をかき集めてきて、植え込みなども作ってはみた。
ただし、今にして思えばこれはいただけないなと。
それなりにメンテナンスは必要だし、どんどん増えて根を貼ろうとするので、かなり煩わしいシロモノに。
今にして思えば、さくらんぼなども植えてはいたが、どうやら土が合わなかったせいか枯れてしまったので、伐採。
その他のものも、管理が煩わしいものは全て撤去して今に至る。
家庭菜園
家庭菜園は食べるものが取れるので、かなり楽しいと思う。
大抵のものは、挑戦して思い通りのものは取れている。
やはり、メインになるのはトマト、きゅうり、なすなど、苗もので購入したものは出来が良いかも。
ここでも、大切なのは、どれだけ手間ひまかけられるか。
一人暮らしの私にとっては、収穫作業もそれなりに手間がかかるので、できればもうちょっと楽にならないかと常々考えてしまう。
メンテナンス
メンテナンスといっても、主な作業は草むしり。
雑草は頼みもしないのに、ひたすらはびこって行く。
作物もあれぐらい逞しければ、もっともっと良いものがたくさん取れるだろうに。
一般に農作物は、ひ弱な植物たち。
人間が手塩にかけて大事に育てなければ簡単になくなってしまう。
放任主義で育つ作物などない。
個人的な意見で言わせてもらえれば、少しいじめた方がよくできる作物としてトマトが挙げられる。
トマトは、あまり手間をかけて肥料などをたっぷりやると、むしろ作柄は良くない。
土も痩せたものが良いわけで、肥料も最低限のもので充分。
私の目安としては、木が大きくならないほうがいいものができる気がする。
それ以外の作物は大抵たっぷりの肥料が必要。
茄子、きゅうり、とうもろこしなど肥料の与え具合によって出来柄は大きく変わる。
豆類といえども少なめの肥料で良いと言いつつ、肥料なしでは到底育たない。
春先に、気合を入れて植え付け作業などを済ませるが、秋口になるまでどうしても草むしりのメンテナンスが手抜きになってしまう。
きちんとメンテナンスできればといつも思う。
近所の様子を見ていても、持ち主の性格が出るんだろうと思うけど、丁寧にきちんとしている人が多いので、いつも引け目を感じている私。
私の独り言
私は、ブログをアップして、SNSで様々な発信をするのを日課にしている。
一人暮らしなので、どうしてもこの年になると孤独死が気になるところ。
誰かに素早く発見してもらう必要があるので、その意味も含めて日記代わりのブログ。
主に、毎日放送される朝ドラの感想などを述べているたわいもないもの。
私の性分に合っているんだろうな。
本当は、もっと体を動かすような習慣がと思いつつ、ソファーで座りっぱなしのことが多い私。
体はかなり年寄りにはなってしまったけど、この生活スタイルは、当分このまま続きそう。