くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

虎に翼 大荒れの法廷劇

先週の予告編でもあった通り、大学側が女子部の新入生獲得のために催した法廷劇。

準備段階からそれぞれのメンバーのいろんな思惑が交錯しつつ、波乱の幕開けとなった。

準備のために全力でがんばってきた寅子。

寅子は準備以外でも様々な気苦労があってなかなか気持ちの休まる時がない。

何よりも昨日の様子から義姉の花江が明らかにご機嫌斜め

エピソードの中には新たな登場人物も。

特に櫻川涼子の家からは執事なる人物も。

そして櫻川家の事情も物語の中で詳しく語られることに。

家とのことで明らかに普通の家庭とは格式が違いそうな。

さらには櫻川家の家族がどんな気持ちで家族として振る舞っているのか、時代背景から家の存続がどれほど大切なことなのか身に沁みている。

今ならほとんど考えられないことだが。

最近ではあまりメジャーではなくなったが、家に男子がいない場合は婿養子をとってその家系を存続させる。

まるで江戸時代の幕府と藩政のやりとりを見ているような。

さらには山田よねのダメ出しは痛烈極まりなく法廷劇のメンバーたちにも容赦ない。

そして本気度を力説するよねにして寅子はいつもの通り口答えを。

迎えた法廷劇の本番。

大勢の観客を前に始まった劇だが、こちらもお約束で横槍が入る。

このドラマには、まるで似つかわしくないバンカラ学生。

ゲスなやじ!

最初は辛抱していた寅子たち。

しかし、ついにメンバーたちは辛抱の糸が切れる。

女子部の役者勢揃い😅

目次

気もそぞろな準備作業

オフショット カメラチェックの様子本当は険悪な雰囲気のシーン

このシーンでの花江の存在は周りの人たち全員とって気まずいもの。

お手伝いさんと間違えてしまったのは致命的なミス。

彼女は寅子の幼なじみでしかも兄嫁なので義姉ということに。

衣装を変えているだけだけどね😅

花江は猪爪家の嫁としての務めはもちろん果たしているが、なんといってもほぼお手伝いさん状態なので鋭い指摘が図星ということで、別な意味でうろたえてしまう。

夢いっぱいの新婚生活のはずだった😓

やはり夢と現実は違うということで。

さらには猪爪家の母親はるにとっても嫁の花江は扱いに困る存在

結局いろんなことを教えるように見えても実際はお手伝いさんとして働かせているような。

嫁姑と言えばそれまでだがこの家庭は親夫婦と子供夫婦が同居しているからね。

これだけの大家族を穏便にうまく運営するのは私的には神業だと思うけど。

櫻川涼子の抱える悩み

結婚から逃れるために法律を学び始めた😓

由緒ある華族櫻川男爵家。

し、ここ3代にわたって男子の誕生に恵まれず養子を受け入れていたらしい。

奥さんが1番強い😤

もちろん旦那さんもいる。

女の子しか生まれなかったからね🙂‍↕️

しかし婿なので、要するにサザエさんのマスオさんと同じ。

家の実権は奥さんがしっかり握っている。

そして彼らの娘に対する希望はひたすら良い結婚をして跡取りを設けること

もし万が一子供が生まれなかった日には、家が取りつぶされるなんて可能性もなきにしもあらず。

涼子はそんな生き方が嫌で法律を勉強するように。

理由はともあれ頭脳明晰成績優秀 法律を勉強するのにふさわしい

そろそろ20歳も超えてきているので、本来なら結婚するぐらいでも何ら不思議は無い。

涼子にしてみれば、そんな規定路線で生きていくのはまっぴら御免ってところだろうか。

山田よねの怒り💢

脚本が気に入らない あんたらとは本気度が違う😡

よねは大学側が主導した脚本に初めから信憑性がないと断罪。

確かにこの当時、婚約不履行を訴えても裁判で勝訴する可能性は皆無だったようだ。

とにかく女性の人権があまりに低い。

大抵の事は男の一存で決まる世の中なので、女の側に立った物事は行われないのが当たり前。

出来上がった台本はあまりにも現実離れした玉虫色のもの。

無駄に時間を浪費していると、痛烈に批判。

脚本を書き直せ!

しかしこれは大学側の意向で作られたもの。

催し物としては面白いかもしれないが、少なくとも現実の裁判を全く反映していないのも事実。

よねは本気で世の中を変えようとしていると鼻息も荒い。

あんた方とは本気度が違う。

寅子がすかさず反論。

本気度なんて目に見えないから計りようがない。

そんなもので序列をつけること自体おかしい。

とにかく今は与えられた役割をしっかりこなす。

舞台を前にしてそれぞれの思惑は行き違いすれ違いながらも当日を迎えることになる。

法廷劇上演危うし

とんでもないヤジの嵐😱

確かにヤジを飛ばしている学生たちの質の悪さは物語を見ていてもよく伝わってくる。

違和感を感じるのはヤジを飛ばす学生たちも法律を学んでいるはずだということ。

法律を学ぶものがあんなに下品な振る舞いをするだろうかというのが最大の疑問点。

腹の中で思っていても、簡単に口出ししたりはしないと思うけどなぁ。

そこは物語なので法廷劇がを中断させられるほどひどいヤジが飛び交う。

舞台から客席まで怒りに震えて詰め寄るよね。

彼女が突き飛ばされて怪我をしてしまう。

そして、ついに寅子がキレる💢