くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

中日を終えた名古屋場所 悲喜こもごも

 

大関陣が厳しい中で横綱が場所を引っ張る理想的な流れと思うのだが。

それにしても貴景勝と栃ノ心。

この不運にめげず、来場所の再起を目指して欲しい

横綱2人の順調ぶりが際立つ。

昨日解説できていた吉田沙保里は白鵬の仲良しらしい

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昨日のツーショット

目次

横綱2人の安定感

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今日9日目を終わって実は白鵬は逸ノ城に不覚をとって8勝1敗となった。

相撲は大番狂わせと言えるだろう。

逸ノ城は相撲が遅くてへたくそなことでいまいち強くなりきれていない力士。

それが今日はどうしたことか自分 充分の右四つに 組み止めるとそのまま相手土俵に押し出してしまう大金星。

今日は相撲の速さといい力強さといい、体を充分に生かすことのできた立派な相撲を取り切れた。

やはり、休場あけの横綱白鵬は全盛期の力の7割程度だろうか。

それとは別に同じ横綱の鶴竜。

彼の安定感が群を抜いている。

鶴竜は 1つリズムが狂うと簡単に負けてしまったりする悪い癖があるのだが、今場所の相撲を見る限りでは、全く不安な要素を感じさせない。

どちらかと言えば同じ中日で勝ち越しを決めた白鵬の方が危うい相撲が多かっただろう。

後半戦が始まったばかりなのでまだ何とも言えないが、この安定感が発揮できるのであれば優勝候補の1位は鶴竜を押す。

本人も自分の調子良さを理解してる風がある。

もともとこの横綱は体育教師の免許も持っているぐらい、インテリである。

最近は、故障続きで体調を維持するのにずいぶん苦労した感があったが、ここへきてかつての強さが発揮されつつある。

まだ9日目が終わったばかりなので、先のことは言えないが、横綱2人の安定感は他の力士をはるかに超えている。

名古屋場所の中心は今日の段階ではこの2人が牽引するだろう。

調子の良さそうな力士たち

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炎鵬 怪我をしているが元気この上ない

白鵬と同門の炎鵬。

白鵬土俵入りの時の露払いを受け持っている。

幕内最軽量力士にて、舞の海2世といってもいいだろう。

ツボにはまらなければまともに相撲とっても厳しいと言うもの。

しかしながら小柄である自分の持ち味を充分発揮して、どうやら勝ち越しできそうな勢い。

相撲は言わずと知れた無差別級の戦い。

体の大きい小さいは全く考慮されない。大きいなら大きいなりに、小さいなら小さいなりの相撲があって、相撲のルールでは大きいから力があるから勝てるということにもならない。

格闘技の中でも独特なルールで、ここが面白さであり醍醐味でもある。

ちなみに、先場所優勝の朝乃山。さすがに上位の番付になった今場所は星勘定こそいまいちだが相撲は見所のある良い相撲をとっている。

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右四つの強さは大関横綱クラス
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高砂部屋の朝乃山が前半戦を取り終えて、横綱大関との対戦は終了した模様だ。

ここから本領を発揮していくのだが、この力士の強さは本物と言えるだろう。

特に四つ相撲、右四つに 組み止める相撲っぷりはほぼ大関クラスの実力と言える。

相撲を見ていて感じるのは、まず立ち会いの厳しさがある。

非常に相撲が早いこと、と同時にぶつかった後の足の出具合。

上半身だけで相撲を取る力士は取りこぼしがとても多くなるのだが、朝乃山は下半身の運びがとても優れていて、前へ出るたびに自分充分の形になっていくのである。

攻めながら、前へ出ながら自分の形を作る相撲は、幕内のそれも役相撲を務めるくらいの上位力士でなければなかなかできることではない。

先場所の優勝も、2割や3割まぐれが混ざっていたようだが、今場所の相撲を見てみると、まぐれだけでは優勝できなかったはずで、本来備わる地力を感じる。

いずれ三役だけではなく、最低でも大関ぐらいにはなるはず。

元の横綱旭富士に似ている気がする。今の伊勢ケ浜親方かな? 

非常に柔らかい体で前さばきの巧さが際立つ横綱だった。

今場所後半に向けて、まず勝ち越しを目指すこと。

その辺はおそらく問題なくクリアできるだろう。

しくじらなければ年内に大関へのチャンスが出てくるかもしれない。

これから活躍がさらに期待される力士である。

まとめ

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大関3人の三役土俵入り

実は今場所の大関は不運だと言える 。

豪栄道と栃ノ心は怪我が理由で休場中。貴景勝は今場所は土俵にすら上がれていないのだ。

貴景勝は来場所関脇からの出発になる。

2大関は来場所はカド番。

特に気の毒だと思うのは栃ノ心。

せっかく関脇から大関に復帰できたのに、また崖っぷちに立たされる気持ちはどんなだろうか。

豪栄道も然りである。彼も今場所いっぱいいっぱいの相撲が続いていたが、やはり相撲を取れる状況ではなくなったようだ。

そして1人大関の高安。

彼は昨日の玉鷲戦で左の肘を負傷した。

今日見た限りでは何とも判断つかないが、あのサポーターを見るとやはりまともではない。今日終わって2敗。

星勘定はまだ大丈夫だが、後半戦、星のつぶし合いが始まった時に今の怪我がどのくらい影響してくるのだろう。

今場所の相撲を見て、ずいぶん綱渡りのハラハラドキドキする相撲が多かった。

高安は本調子ではないなと思っていたのだが、この2日3日で少し調子を戻してきていただけに、不安材料を抱えることに。

当たったときの圧力や破壊力に良いときの高安が戻ってきたので、大いに期待できると思った昨日の中日の相撲なのだが、思わぬ疫病神を拾った感がある。

今場所の、これからの展望であるが、やはり両横綱の充実ぶりが際立つ。

筆頭は鶴竜を押したい。

ただ最後に場所中の力士たちに注文が1つ。

今場所は立ち会いの時にいつになく“待った”が多いのではないか。

特に上位力士に多い気がする。

上位の力士は、本来下位力士の挑戦を受ける立場。

そういった格付けがほぼ感じられなくなっているのだ。

皆、自分中心の呼吸だけで相撲をしようとしているので、こんなことになるのだろうか。

何度もあると、やはり見苦しく感じてしまうのでそこはルールとしてしっかり確認した上で土俵に上がって欲しい。

相撲ファンなので、とにかく相撲を見ずに1日終わる事はありえないので、明日以降も場所を沸かせる熱戦を期待するのだ。