本放送は残り十回となったカムカムエブリバディ。
2週間ほど前から怒涛の勢いで伏線回収が進む。
物語を最初からしっかり見てきた者にとって、
最も大切だと思うのは初代ヒロイン安子の消息。
2代目ヒロインるいの夫錠一郎の音楽活動再開。
この2つが何にも増して知りたくて仕方がないこと。
さて、いくつかの答えは出されつつある。
るいの夫錠一郎は長かった沈黙を破ってついに音楽活動を再開。
それはジャズピアニストとして鍵盤に挑戦すること。
抜群の音楽センスに支えられてどうやらものになりそうな雰囲気。
そして先週後半で描かれた映画村の新しいプロジェクト。
ハリウッド映画の舞台としてオファーがかかったのだ。
地道に英会話の勉強を続けてきたひなた。
彼女が本領発揮する舞台が出来上がりつつある。
そしてハリウッドからの訪問団の中に物語の中で突然訪れた幸運の女神の表現で描かれた女性
アニー・ヒラカワ
彼女は森山良子が演じているキャスティングディレクター。
まだ明らかにはされていないが、彼女こそ初代ヒロイン安子じゃないのかと意見が交錯。
目次
3世代のヒロインを結びつけるもの
この物語が大切なアイテムとして継続して取り上げていたのは和菓子のあんこ。
あんこのおまじないはすでに誰もが知るところ。
3世代のヒロインは岡山出身。
和菓子の老舗橘はあんこの美味しさで一躍有名だった。
そのあんこ作りが初代ヒロインから3代目ヒロインに至るまで一貫して重要なアイテムとして描かれる。
小豆の声を聞け
時計に頼るな
何をして欲しいかは小豆が教えてくれる
食べた人の幸せそうな顔を思い浮かべよ
美味しゅうなれ
美味しゅうなれ
これは一貫して皆が唱えていたよね。
このあんこのおいしさがおはぎから回転焼きに姿を変えて今に至る。
さらに、大切なアイテムが英会話。
物語の中でずっと紹介続けてきたカムカム英語。
平川唯一さんがラジオ放送のパーソナリティーを務めていた。
この流れが物語を一貫して導く。
そういえば安子の英語愛は戦死した夫稔からもたらされたもの。
その時の英語への情熱が物語をここまで展開させてきた。
るいと錠一郎のアメリカ訪問
安子とるいの間には残念な誤解があったと思う。
それはその時安子が知り合っていた米軍将校ロバートとの関係。
彼と母親の関係を誤解してしまったるいは母親を拒絶。
そのまま数十年の時が経過してしまった。
しかし、るいは夫錠一郎と触れ合ううちに母親とのわだかまりを少しずつ解消するようになる。
何よりも岡山に里帰りするように提案してもらえたことで、わからなかった事実が次々と明らかに。
さらには不思議な体験もして、父親と会話することもできた。
その時から母親との関係をしっかり見直そうと決意。
母親を探しにアメリカまで行くと宣言。
錠一郎が一緒についていくことになった。
この前後、錠一郎はジャズピアニストとして音楽活動を再開。
2人の結びつきは出会いの頃の感動が蘇ったような。
サブエピソード
ひなたは物語上ではすでに34歳。
同級生のいっちゃんの恋愛模様が描かれた。
彼女は映画村職員の榊原さんと恋仲で、結婚の約束をすることになる。
物語の中で特に大きなウェイトを占めていたわけではなかったがこの仲良し3人組が重要な役目を果たしていた事は間違いないね。
3人の性格を対比させることで、ヒロインひなたの持ち味がよりクローズアップ。
家族のそれぞれの進むべき道が少しずつ確定していく。
そして、ここでもポイントになるのは野球。
ハリウッド訪問団来村
さて、先週の終わりの方で描かれたハリウッドの来村。
一行のメンバーの1人アニー・ヒラカワさんを森山良子さんが演じていた。
調べてみると彼女のお父さんはジャズマンであのサッチモと大の仲良し。
アメリカ暮らしが長かったので、日本語よりも英語の方が得意だったとのこと。
娘の森山良子は幼い頃から父から英語の手ほどきを受けていたらしい。
物語の中ではネイティブそのものの英会話を披露していた。
このアニーさんこそが安子ではないかとの噂が大盛り上がり。
物語の中では初めて日本に来たと語っていたが、その場面は嘘をついているのではと考察する声が多かった。
ひなたとのやり取りでいくつかなされた会話が、安子しか知り得ないだろうセリフが含まれていた。
英語はあなたを思いも知れないところに連れて行ってくれる
これはその当時安子と付き合っていたロバートのセリフ。
来週明確な答えが出るらしい。
サムライベースボールから読み解く来週の流れ
予告編を見ると、1階見ただけではわからないぐらい情報量が多いのでは。
虚無さんが時代劇の中で登場しているシーン。
アニーさんがひなたに語りかける。
your mother❓
これはるいを指して問いかけているんだろうと。
どうやらアニーさんが安子の可能性は振り出しに戻ったかも。
残り10回の放送回数で新たな配役で安子が登場する事はちょっと考えにくくもある。
さらには文四郎と再会。
よかった😍また文ちゃんに会えて❣️
ひなたのセリフにも気持ちがこもる。
泣いても笑っても残り十回のカウントダウン。
いよいよ集大成が披露される。