いよいよ開催になったヤング大会。
暢子の本領発揮といきたいところ。
物語を見る限りでは、どうやら誰にも負けない美味しい沖縄そばが振る舞われているような。
しかし、それでは物語的にはさほどの面白さは感じない。
今回は大会とのことで競技会の意味も兼ねる。
勝ち負けを決める戦いなわけで、そうなると勝つためにはどんな方法を取ればいいのかと、皆工夫することしきり。
暢子たちのチームはひたすらおいしさ重視で、麺の選定から出汁の取り方に至るまで、いたる所で皆の意見を取り入れて追求の手を緩めなかった。
対するライバル山原南高校は、ふんわり仕上げたカップケーキで勝負を挑む。
さて、暢子たちが順調にお客さんの指示を得ていたところ、思いがけない横槍が。
どの高校にも、バックには大人たちが控えていて、自分たちの勢力拡大を画策していた。
今日は、ヤング大会の様子や比嘉家の金銭問題なども同時進行で描かれた。
賢秀はどうやら罠にかかったな。
目次
闇堕ち賢秀


賢秀は金融関係の太いパイプを持つと言う輩にあっさりと言いくるめられてしまう。
最初は10,000ドル用意しろと言われていたが、トーンダウンして1000ドルでも受け付けると言うことに。
賢秀があちこち駆けずり回って用意できたのは900ドルとちょっと。
それでなんとか頼み込んで受け付けてもらえることができた。
ちなみに用意できたお金は母優子が親戚から借りたものだと物語の中で説明が。
預かり証なるものを渡していたけれど、こういったものは詐欺師が常套手段でよく使う手。
かわいそうに、このお金が戻ってくる事は無いだろう。
1000ドルが、2000ドルになるとの触れ込みだったけど、おそらく真っ赤な嘘だと。
信用してもらえるためにはあらん限りの嘘で話を固めている。
特にうまくいかなかった場合は元本をそのまま返すなど。
さらには必ず儲かるなど、詐欺師が使う様々な手練手管に騙されてはいけないのだ。
ヤング大会暢子たちのチーム
暢子たちのチームは、最初やや出遅れてはみたものの、順調に注文をさばけるように。
このチームはチームワークも良好で皆頑張ってはいるけど、ちょっとドタバタするのがたまにきず。
特に下級生の中に眼鏡をかけたドジな女の子が1人。
物語の最後の方で明らかになるが、彼女はこともあろうにせっかくとった出汁すべてを床にぶちまけてしまうのだ。
それというのもライバル校から思いがけない横槍が入った。
場所を変われ と。
それを除けば、このチームが提供している沖縄そばのおいしさはどうやら本物。
また、最初売れ行きの悪かった部分は賢秀がバナナの叩き売りで鍛えた口上テクニックを使って、見事に客引きに成功。
お客さんが次々とやってくるようになる。
きっかけさえつかめは、もともとおいしいものを提供しているので、口コミを呼んでさらにお客さんが立ち寄ってくれることに。
ライバル山原南高校
この涼しげでちょっとすました感じの女の子たちがライバル山原南高校の料理部。
先頭にいるのがなつぞらでもお馴染みの池間夏海。
斜め後ろが斉藤由貴の娘水嶋凛。
物語から見ればちょい役だけど、結構有名な女優たちを採用。
さて山原高校と山原南高校はライバル同士だけど、お互いの提供している食べ物がどれほどのおいしさなのか、それぞれきちんと食べてみるシーンも描かれていた。
ここでも暢子の料理に対する探究心が描かれる。
カップケーキを食べてみて、隠し味に塩を使うともっと美味しくなるとアドバイス。
スイーツ系の食べ物は、甘みを際立たせるために塩味を忍ばせるのがごく普通に使われるテクニック。
どうやらその辺を採用していなかったみたい。
この山原南高校のバックにいるのが、屋良食品らしくて、暢子が採用試験で面接を受けた会社。
この会社の社長の娘との触れ込みで南高校のキャプテンが参加している。
実は、ここで横槍が入ったのだ。
山原南高校はお客さんの入りが悪いとのことで、開催高校にクレームを。
売り場をそっくり入れ替えろと。
理不尽な申し入れで、暢子たちのチームは文句を言ってはみるのだが、そこは大人の世界の都合が優先。
とにかく場所を変われの一点張り。
そして、暢子は時間がもったいないとの思いから申し入れをすぐに受け入れる。
ここはやはりなんといっても、お客さん相手の商売なのでモタモタした方に勝ち目は無い。
アクシデントは突然に😱
順調に作業が進むと思われたところで、下級生のドジな女の子がせっかくとっただし汁を床にぶちまけてしまうことに。
肝心の出汁がなければ沖縄そばは成立しないと思われた。
そんな中、暢子はおいしいものノートで挽回策を思いつく。
どうやら、今ある材料で何とか急場をしのぐ良いアイディアが思いついたような。
今週のエピソードは明日決着がつく。
ヤング大会とは言え、勝ち負けがハッキリする勝負なので、どんな結果が出るんだろうか。
仮に買っても負けても物語的にはそれほど大きな差があるようにも思えない。
この物語は一生懸命努力する部分が物語の大きなテーマになるので、勝敗はあくまでも結果だろうと推察。