くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ 母と娘

 

舞は少しずつ経験を積みながら五島の暮らしにも慣れつつある。

どんなことにも興味津々でアンテナを張っている舞は見るもの聞くもの、感じるもの全てが新鮮で新しい。

おばあちゃん祥子がなぜ1人でずっと暮らしてきたのかは謎の分も多いけれど、本人の答えでは

寂しくない

島の人がいるからとの答えに嘘はないはず。

それでも、おばあちゃん祥子がなぜ娘のめぐみと14年間も音信不通だったのは謎。

今日のエピソードの中で舞が素朴な疑問として祥子に訪ねるシーンが描かれる。

喧嘩したん?

簡単には説明できない💦

本当はめぐみにも舞にも悠人にもあいたかったと涙ぐむ。

今日のストーリーからは舞の隠された持ち味が少しずつ発揮されるような。

舞には不思議な癒しの力が。

子供には多かれ少なかれ大人を癒す力があるのはなんとなくわかるが、物語の中ではさりげなく描かれるところがなんとも微笑ましい。

さらには舞には手先の器用な能力があるようだ。

彼女の作った工作は他の人とは違って洗練されておりバランスが取れていて誰の目にも優れた作品に映った。

今日はこの物語の中で大きな役割を果たしているばらもん凧も登場。

おばあちゃんと孫が力を合わせて製作する様子も描かれる。

おばあちゃんと孫 オフショット😍🤣

目次

母と娘

14年前の母めぐみ

14年前めぐみは今の夫浩太と一緒になるために、大学を辞めて駆け落ち同然で結婚した。

大反対の母親祥子。

その時、めぐみは母としても妻としても自分のやるべきことをきちんとこなすと大見得を切ったのだ。

祥子は勝手にしろと捨て台詞。

娘と大喧嘩 14年前の祥子

2人とも、五島弁丸出しでやり合っていた。

勝手にせんばい😡

おうよ😤

母と娘にはこんな切ない過去が。

その後、祥子は自分の持っている船に娘の名前をつけていた。

めぐみ丸

長女の名前をつけた船は縁起が良いんだそう。

それ以来娘のことを忘れた事はなかったはず。

思い出せば涙が溢れる😭

このときのやりとりが、物語として巧みに作られていた。

舞が子供らしくストレートに質問を投げかける。

お母ちゃんと喧嘩したの?

即答することができない祥子。

そして、14年前の出来事を詳しく語って聞かせるのだ。

思わず感心するのはその時の舞の反応。

失敗しても後で挽回できればいいんでしょう?

それはおばあちゃんが今苦しんでいたとしても、この先挽回して充分幸せな親子関係を築けると励ましたもの。

やりとりは見ているものも涙ぐませる。

おばあちゃん祥子のうっかり

この後、3時のお迎えをうっかり忘れる💦

実はこの後食事中に、祥子は思い出すことがあって自宅に帰ることになった。

孫が生まれたときにばらもん凧を作って魔除けとして飾っていたらしい。

実はそれは何度の奥にしまい込まれていたもの。

そして、舞の分だけがまだ未完成。

家にあった2体の凧のうち、舞の分をこれから絵を描いて一緒に作ると言う。

実はこの凧が完成した時間は、瀨渡しの約束の時間だった。

約束の時間に遅れたことで、釣り客はカンカン。

今日の夜はお客さんは五島の民宿に泊らなければならないのと、明日の飛行機の予約も必要になる。

それらの費用は全て祥子が負担すると言うことで平謝りに謝っていたね。

つい作業に夢中になって時間を忘れたのは大失敗だったけれど。

そこでも、舞はおばあちゃんをやさしくいたわっていた。

ばらもん凧

舞と悠人の分 元気に育つための願いを込めて😍

ばらもん凧は本来男の子の健やかな成長を願って作られるものらしい。

そして、それ自体がお守りの役目を果たしているような感じ。

ビジュアルから感じるのは明らかに魔除けだよね。

つまり怖い鬼に立ち向かっていく勇気ある人をかたどっている。

本来男の子用のものらしいけど、祥子は舞の分もと作ろうとしていた。

この未完成のものを舞と一緒に作ろうとしていたね。

すでに骨組みは出来上がっているので、後は型紙に彩色をして貼り付ける。

これは、正直かなり本格的な難しい作業のように見えた。

2人で協力して凧が完成したときにあの、例の約束すっぽかしに気がついてしまうのだ。

長くいろんなことをやっていれば当然ありがちな話だけど。

わざとやったわけでは無いけど、お客さんの予定を狂わせてしまえば当然損害賠償ってことに。

今日はそんな様子が描かれていたね。

舞の持ち味

舞は手先が器用❣️

学校で舞たちが貝殻を使った風鈴を作る様子が描かれていた。

実は、この時に舞の持ち味がよく表れていたね。

彼女はものづくりが得意なんだってこと。

他の子たち、特に一太の作ったものは明らかに不格好で、不器用丸出し。

対する舞の作品は、このまま民芸品店で売り出しても充分お客さんにアピールできるくらい綺麗でバランスのとれた仕上がり。

他の子たちの感心する様子も物語の中でしっかりアピール。

この先彼女は、番組の宣伝で語られているような人力飛行機などの製作にも関わってくる。

それはとりもなおさずものづくりの観点で父親譲りの器用さがすなわち彼女らしさだと示したいからなんだろう。

今週のエピソードはあと2回。

舞は五島での暮らしで、屈託なさの中に少しずつ逞しさが見え隠れするように。