くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

舞いあがれ 急転直下

 

いよいよ出来上がったボルトの強度試験が始まった。

結論から言えば、出だしは好調。

チームIWAKURAで作ったネジは何日かかかる検査の初日の分は無事クリア。

特に、外観にわずかな傷も許されない厳しい制約もあって、その部分も無事にクリア。

さらには、1番の難関と思われた引っ張り試験。

ボルトを引きちぎれるまでひたすら引っ張り続ける。

その時にあらかじめ決められた数値まで持ちこたえなければならない。

その部分でも無事クリアできたばかりか、ライバル外車の朝霧工業のネジと同等と判断される。

細かい検査はこの後数日かかるとのことで、後は検査待ちと言うことに。

実は今日のエピソードでは、物語の主人公として描かれるのは、いつもの幼なじみ3人。

貴司と久留美が舞いあがれの展開を彩ることになる。

その中で、特に衝撃だったのが久留美のエピソード。

父佳晴と八神の母親とのびっくりするようなやりとり。

今日の舞いあがれの中では久留美こそ物語の主人公だったかもしれない。

チームIWAKURA❣️

目次

強度試験

みんなで見守る

航空機用部品の本格的な強度試験がどう行われるのか、視聴者も興味津々だったに違いない。

丁寧に描いていたのでよくわかったが、まず特殊な液体につけて、その後暗室で光を当てて無傷であることを確認する必要が。

これは、ダイヤモンドで言うところのフローレス状態を求められている。

要するに全く欠点がないことを指し示す。

その後は、引っ張り試験で破断過重の測定。

その数値も紹介されていた。

36,500ニュートン。

単位がニュートンで表されるところが専門性を暗示するよね。

キログラムとか、トンではない。

ちなみに、36,500ニュートンを調べてみた。

重さで換算するなら、3.65トンとなる。

つまり、物語の中で登場していた小指ほどの大きさのネジは3.65トンの重さに耐えなければならない。

大体、乗用車二台分を支える格好になるね。

航空機の強度試験て、こんなことをやるんだとちょっとびっくり‼️

ちなみにIWAKURAが収めたネジは、定められた基準値を超える強度を示して見せた。

これは、航空機専門メーカーの朝霧工業と同等と判断されるらしい。

実際の試験はこの後時間のかかるものもあるらしい。

飛行機のエンジンなので、当然熱変性とかも見なきゃいけないので、時間がかかるのもなんとなく納得できる。

出だしとしては好調だったかもしれないね。

朝霧工業の意見

チーム東大阪では 本、注文に対応しきれない💦

強度試験で好成績を出したIWAKURAの製品。

朝霧工業は驚きを隠せずに質問する。

これは本当に御社で作ったものですか?

もちろんですと章。

明らかに、何か文句あるか!と言いたげ。

その後、舞がやんわりと種明かしをする。

IWAKURAだけでは作りえなかったが、東大阪の父の代から付き合いのあった会社がみんな協力してくれた。

だから、仲間たちの会社の技術も、このボルトには詰まっていると。

ここからの朝霧工業の展開が手厳しいこと。

試作品を作るだけならまだしも、本格的な注文となれば、大きな設備や時間や資金も大量に必要となる。

そうなったときに、今ある協力関係を維持できるとは到底思えない。

それはものづくりをする製造業者として考えが甘い!のでは。

なるほど、競争社会の中で、生き抜いてきた会社が、お互い協力し合うことなどありえないことと思っている。メーカー側の意見は確かに一理あるかもしれない。

各会社が協力しあって、1つの部品を作る事は今ならば意外とどこでもやっていることのような気がする。

1つの会社が設計から製造に至るまで何から何まで受け持つのは、かなりリスクも大きく作業量も膨大でとても持ちこたえられるものではない。

時代的には、この頃からアウトソーシングと言って、外注加工は当たり前になりつつあったと思うけど。

最先端の技術では、(半導体など)、アウトソーシングは当たり前のように用いられているけどね。

貴司のデビュー

歌人は顔が大事😓

貴司の歌集を出すために長山出版からやってきた担当者はリュー北條と名乗ってちょっと不思議な感じの人。

出版社の中では主に広報担当なんだろうか😓

担当者の意見では、歌集の事はともかく歌人はビジュアルが大事だと言う意見をごり押ししてくる。

イケメンなんだから、スタイリストなどもつけてしっかりコーディネートが必要だと。

困惑気味の貴司。

久留美の苦悩

蓮太郎の母1人だけやってくる😨

お互いの家族の顔合わせは、実は思いがけないほど深刻な描かれ方をしていた。

それというのも久留美の父佳晴が定職にもつかずしかも離婚歴があることが指摘される。

そんな家庭で育った娘を息子の蓮太郎の嫁に迎えるわけにはいかない。

かなり古臭い考え方だけど、1番わかりやすい基準ではあるよね。

結婚はなかったことに 息子にはもう近寄らないで😤

必死に食い下がって土下座までして頼み込もうとする佳晴。

自分はラグビーしか能のないダメ人間だが娘は違う。

土下座して頼み込む佳晴

しかし、彼の母親は全く相手にしない。

父のとった行動を謝る久留美😭

今日描かれた物語の中で、一番深刻なシーンだったろう。

ここで今日のエピソード全体が終了していた。

久留美の胸の内を考えると、あまりにかわいそうな気がする。

結婚の約束をした蓮太郎は自分の愛する人をこんな目に合わせてどんなつもりなんだろう?

個人的に、知らなかったでは済まされないはずだと思う私はちょっと古臭いか?