舞いあがれの展開には、一刻の猶予もならない気がしてる。
とにかく今週中の決着を見る必要が。
ABIKILUの2号機は運輸局の審査でかなりの苦労が予想された。
乗り物として、安全である条件をしっかりと満たしている必要が。
それは車でもかなりの厳しさだと聞いた。
今回は車ではなく飛行体なわけで、条件の厳しさは想像を絶するものが。
それらの法的手続きは、書類を何通か作るだけでは、到底追いつかない。
審査を通すためには、今までとは全く違った経験と応援が必要かなと。
そして、物語では同時に他のエピソードも。
悠人は久留美にプロポーズして、両方の親にもきちんと挨拶を。
多分、彼は、きちんとした約束事の手順を守るだろうなと思っていた通り、直球勝負でプロポーズ劇を演じてみせた。
両方の両親が反対するわけもない。
俳優たちものびのびとうれしそうに演技していたのがとても印象的。
最後に心配な案件が1つ。
貴司はパリでロックダウンに合っていた。
この頃、ヨーロッパでもアメリカでもコロナ禍が猛威をふるっていて、日本とは違っていて街に出ること自体を禁止されていた。
日本で言うところの戒厳令に相当すると思う。
パリのアパートの屋根裏部屋で1人過ごす貴司。
彼のこれからの事はまだ暗闇の中。
目次
ABIKILUに心強い助っ人
この物語では、新たな登場人物はちょっと考えにくいところ。
今まで登場してきた人たちが、時期を超えて再び登場してくる。
IWAKURAが航空機関連の部品制作を依頼されたときに、世話になったのが荒金さん。
彼は、舞の父浩太の元同僚で同じように飛行機製作の夢を抱いていた。
今回、再び登場するに至ったきっかけは
ABIKILU2号の有人計画のためには型式証明が必要となる。
実はこれが驚くほど手強いと語られていた。
ABIKILUにもこんねくとにもこれだけ高度な申請の手続きに関わった経験者は皆無。
舞はかつての関わりをもとに、真っ先に思い浮かんだのが彼だった。
型式証明のノウハウは、もちろんその大変さも知りぬいている。
物語で語られたのは、荒金さんがいまだに少年の頃の情熱を失っていなかったこと。
空を飛ぶために必要なこと
朝陽君の活躍で、当面必要なデータはグラフ化することができた。
しかし、これで有人飛行が可能になるわけではない。
型式証明
これは調べてみると、航空機専用の証明になるらしく、国土交通大臣が発行するようだ。
この証明が取得できたことで、実際の飛行への道筋ができることになる。
これだけ専門的な内容だと、単純にマニアとかオタクレベルでは歯がたたない気がする。
優秀なスタッフはもちろん必要だが、もし応援してもらえる人がいると間違いないものになるだろう。
飛行機の安全運行に関わる取り決めはびっくりするほど厳しいのがよくわかる。
悠人と久留美
この2人が一緒になる事は、大体の人が想定の範囲内だったろう。
決して奇をてらうのではなく悠人は直球勝負で結婚しようと語っていた。
突然のことではい以外の返答ができなかった久留美。
その後、双方の親のところで結婚報告をしていたけど文句のつけようがないストーリー展開だったと思う。
佳晴のボロボロに泣いている様子が、幸せ感たっぷりでちょっともらい泣きだよね。
長かったけれど、この2人が結ばれるのは物語的にもとても良かったと思う。
悠人は2人の人生設計もきちんと立てていた。
やはり、無鉄砲な無計画な事は決してしない。
それでいて心がこもっている。
納得の名場面だったと思う。
貴司inパリ
貴司が日本に帰れるようになるのは、まだしばらく先のことになる。
街に出ることもままならないのでは、全く自由がきかない。
物語の中では、コーヒーを買いに行こうとして、隣の住人に叱られていたことが描かれた。
そういえば、大統領令でロックダウンが発令されていた。
日本ではありえないことだったんだけどね。
物語的に見て貴司が果たして、無事に日本に帰ってこれるかどうか。
既にネタバレ情報ではしっかり報告されているけど、そこはもう残りわずかな物語なので、本編を確認したい。
今週はまだエピソードが始まったばかり。
この先の展開で舞いあがれの落としどころが判明する。