1週間、怒涛のように過ぎた舞いあがれ。
月曜から金曜までの展開は新しい物語の提案とその結果、さらにはこれから起こるだろう様々な出来事について詳しく語られる。
主人公はどうやら舞に戻った感じだが、岩倉家のこれからに今までになかったような暗雲が。
今日のエピソードでは舞の航空学校時代の友達、吉田と水島が訪ねてきた。
偶然との設定だが、それぞれの近況を報告し合うと舞は思わず本音がポロリ。
特に航空学校時代の仲間3人が集まった場所がかなりユニーク。
本来ならば、喫茶店ノーサイドかうめずで会うべきところ。
しかし、両方ともたまたま休みだったとのこと。
舞の自宅は水道の調子が悪くてお茶も出せない有様だと言う。
そこで、白羽の矢が立ったのがデラシネ。
デラシネのオーナー貴司は最初はやんわりと断りかけたが、既に友達がやってきているのを見ると、快く場所を提供してくれた。
3人の話し合いの中で近況報告のほかに、貴司も交えた舞についての話題が話される。
物語の進行速度はエピソードの説明より結果報告の方が強く感じる描かれ方。
そして、エピソードの最後の方で語られた悠人の近況。
それは、あってはならない厳しい現実。
目次
再会
かつての航空学校時代の仲間が突然訪ねてきた。
吉田と水島君。
2人ともたまたま大阪に仕事があったらしい。
久しぶりの仲間の訪問に喜びいっぱいの舞だったが、なんとたまたま場所がどこも空いていないとの事。
急遽、貴司に頼み込んでデラシネを使わせてもらうように。
吉田は副操縦士として機長への道をまっしぐら。
水島はどうやら副店長に昇格したらしい。
聞くところによると、他のメンバーも順調に仕事をしているらしく、別れたとはいえ柏木は国際線でかなり活躍しているとの事。
舞が思わず、“今はちょっと”と本音を漏らしたところが2人からしっかり励まされる。
舞が経験してきた事は、決して無駄にならないこと。
さらには「自分の仕事だけが生きがいとは限らない」と、貴司。
何かの時に必ず周りに応援してくれる人がいるのは舞の大きな特徴かもしれない。
それはとても大切なことだと貴司。
五島でのイベント
五島で行われたイベントは大成功。
それぞれ集まった人たちは、自分たちの釣った魚を料理してもらってご満悦。
そして、一太には恋の予感も。
どうやらこの彼女はデパートの広報を担当しているらしい。
大阪で五島の物産展をやろうと話を持ちかけられるばんばたち。
これがうまくいくようなら五島の地域おこしは一歩前進しそう。
岩倉家
思った通り、今週の最後のエピソードは悠人に関係することだった。
めぐみ社長は悠人がオーナーを降りる発言をしていたことが、多少気になってしまう。
今まで通り、息子にオーナーでいてもらいたかったが、悠人は何の説明もなくIWAKURAの権利証を渡してくれる。
そのことで、一抹の不安を感じるめぐみ。
IWAKURAの名義変更を今やっておくべきだと説明もなく告げていたよね。
この時、めぐみ社長は経営者としての違和感を感じたに違いない。
まとめ
たまたま、朝うめずで流れた。テレビのニュース。
そこには悠人のインサイダー取引疑惑が報じられていた。
そういえば、昨日のエピソードあたりから悠人は損失を取り戻すのに、一髪逆転の可能性を示唆していた。
今日の放送の中で悠人の友達の弁。
さすが岩倉。
29億の損失を挽回するなんて😨
やばいことに手を染めていないだろうな。
ここで紹介されたやばいことがずっと話題になっているインサイダー取引。
当事者しか知り得ない情報で不当な利益を取得するという。
株式投資では、他にも「仕手」と呼ばれる不当な利益誘導の手法が知られている。
買い占めなどがそれに相当するだろう。
金融関係の世界では、数字だけが一人歩きしやすい。
今週最後のエピソードはここまで描かれて終了。
一言で表すなら来週何が起こるのか、問題提起と時間経過の説明に費やされたと思う。
さて、岩倉家の悠人には大変な試練が訪れるような雰囲気。
それをうっすらと予見した母親めぐみの先見の明はさすがと言わざるを得ない。