くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 移りゆく世代

らんまんは各週ごとに植物の名前でテーマが決められる。

植物学の権威としての槙野万太郎は、ついに植物学者として大きな業績を認められることになった。

それは、東大の植物学研究室に出入りしていた頃、ロシアのマキシモヴィッチ博士に送った土佐の植物標本の1つが、新種として認められたことによる。

日本の植物学が黎明期での初めて業績として認められる大きな出来事だった。

物語は、万太郎と寿恵子の2人の会話や祖母タキの体調の様子も語られることになる。

カルタ勝負に見事に勝ってはみたものの、タキの余命はどうやらわずかなことが明らかに。

昨日のエピソードで語られてきたけど、15歳で峰屋に嫁いでから50年経ったと語られていた。

つまり、今は65歳と言うことになる。

10分生きたのでと述懐するタキ。

同席していた医者が語るには今まで峰屋のために全力を賭して頑張ってきたと。

そのタキがここへきて、初めて自分の願いを語ることになった。

自分の孫とお嫁さんの子供を抱いてみたいと。

それまでの間、何とか生きながらえさせてほしい。

1連のやり取りで、1年ないしは2年の命すらも保証できないと語る医者。

余命は数ヶ月単位と思われた。

今週のエピソードの締めくくりは、東京の植物学教室からの手紙で終わることになる。

オフショット😍 おちゃめ🤣

目次

祖母タキの願い

できることなら、孫の子供の顔が見たい😭

御年65歳になったタキは自分が十分に生きて来れたことに満足していたが。

しかし、可愛い孫万太郎がお嫁さんを連れて帰ってきた。

すると、自分の人生に納得していたはずなものが、ここへきて万太郎と寿恵子の子供の顔が見たいと思うように。

何とか命をつないでくれと医者に頼み込むが、真剣な表情の医者が答える。

申し訳ありません

私にはできません(涙)

タキが余命いくばくもないことがこのやりとりで納得させられる。

それにしても、女優松坂慶子ってこんなに存在感があったんだと改めて納得。

1週間締めくくりの最後のエピソードは、万太郎の新種植物発見よりも重みがあったと思う。

カルタ勝負で寿恵子の人となりも十分に納得できたので、思い残す事は無いはずだが、しかしそうは言っても人の子。

峰屋を支えるために身を粉にして働いてきた彼女は、自分の全てを捧げてきたが故に個人的な願いなど持ってはこなかったんだろう。

まさかここで人並みなことを考えてしまう。

タキの複雑な胸の中身が、松坂慶子の渾身の演技によって余すことなく語られていたね。

名教館の思い出

ここで素晴らしい先生に学ぶことができた❣️

万太郎にとって、ここ佐川小学校はかつての名教館の跡地。

ちなみに、万太郎はモデルの牧野博士同様、小学校中退である

しかし、肩書は別にして、彼は外国語に秀でていて会話はもちろん読み書き全てをこなすことができる。

特に英語の能力が優れているような描かれ方。

当時のエピソードから😊

思い出してみると、かなり懐かしいね。

まだ明治維新前なので、みんなちょんまげつき。

ここで学んだことで、万太郎の好奇心や向学心は頂点に達していたと思う。

万太郎が本格的に植物学を目指すことになったのもこの時出会った蘭光先生の導きがあったから。

さらには、この時代竹雄は万太郎の付き人を務めていたね。

今考えてもかなりユニークな設定ではある。

万太郎の述懐と寿恵子の思い

寿恵子は佐川で暮らしても良いと言う😌

万太郎が子供好きな事が紹介されていた。

小学校で子供たちに嬉々として説明をする時の彼を寿恵子はとても好ましく受け止めていた。

さらに、万太郎にとって佐川での忘れられない思い出は母親ヒサ

万太郎が6歳のときに亡くなった母親😭

女優広末涼子は、今何かと、おさがわせな女優。

しかしらんまんのドラマの中では、彼女の罪は問われないはず。

プライベートなことなど、ドラマの流れには関係ないはずなので、このような器用は正しいと思う。

どこまでいっても、回想シーンだからね。

命名 セドゥム・マキノイ マクシム

田邊教授 懐かしい東京のメンバー

万太郎は今東京で一躍有名人になったようだ。

以前、ロシアのマキシモヴィッチ博士に送った植物標本の検定結果が送られてきた。

その結果、万太郎が土佐で集めた橋本のうちの1つが、新種として認められることに。

日本では初めての快挙と言えるだろう。

東大の植物学教室では田邊教授の標本も一部認められたらしいのだ。

あっと驚く手紙📮

さて、今週はここで締めくくりとなる。

来週の予告編は、遠からず公開されることになると思うが、どうやらタキは亡くなるのではと思う。

自分がやってきたことに、いささかの後悔も抱かず、あとに続くものへ熱い思いを残しながらこの世を去っていく。

物語にふさわしい結末かもしれない。

さて、それにしても植物学者槙野万太郎は世界的な有名人になったようだ。