くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん 命を紡ぐ物語

物語は、新たな局面を迎えようとしている。

万太郎は、台湾で順調に調査活動を続けていたが、体調を崩してしまった。

物語の展開はとりあえず事実関係をいくつか説明しようとしていることが伝わる。

死にそうな病気をした万太郎は、無事に日本に戻ってくるがその説明は明日のエピソードで語られるのだろう。

そして、寿恵子の元でも新たなエピソードが生まれつつある。

巳佐登でナンバーワンの売れっ子中居になった寿恵子はみえおばさんとおじさんから商売をやってみないかと持ちかけられる。

どうやら政府や軍部と太いつながりがあった巳佐登は様々な商売に関わるレア情報が集まっていたようだ。

特に軍関係の新しい施設ができるとなれば、その場所は商売のチャンスが大きく発生することになる。

物語に登場したのは渋谷

今では大都会そのものだが、この頃は田んぼと畑ぐらいしかなく、かなりの田舎だったことが説明されていた。

そこに陸軍の錬兵場ができるとの事。

なるほど、大勢の軍関係者がやってくれば家族とともに大人数が移り住むことには間違いない。

商売のチャンスとしては、これ以上のおいしい話はないだろう。

そして十徳長屋では土佐から虎鉄君が上京してきた。

聞けば、自分が継ぐべきお遍路宿は妹が婿をとって継いでくれることが決まった。

自分自身は無罪放免になったので、万太郎に弟子入りして助手をやりたいと言う。

物語はここへきてさらなる広がりを見せる。

台湾に出発する直前 オフショット😅

目次

台湾での万太郎

体調を崩して発熱🤒

台湾での万太郎の様子。

熱帯のスコールの中、案内人に背負われた万太郎は、粗末なかやぶきの小屋の中で寝かされる。

どうやら意識も混濁しているような様子。

案内人の陳は万太郎の荷物を広げてみて、何やら物色。

そして、一言

ピストルは持っていないのか😨

そういえば、昨日のエピソードで意味ありげな表情を見せていたが、チャンスをうかがってピストルを奪おうとするつもりだったのだろうか。

万太郎の荷物の中にあったのは、油紙に包まれた植物志

めくってみたら、目を見開かんばかりに驚いた様子の陳。

精密な植物の図柄に驚嘆したのだ。

今日のエピソードはそこまで。

その後

その後、万太郎は看病されて助けられたに違いない。

山元虎鉄君

土佐から身1つで上京

物語は、台湾の様子が描かれた後、すぐに東京に場面チェンジ。

十徳長屋を訪ねてきた1人の青年。

彼は10年前万太郎が土佐に植物採集旅行に出かけた時に出会ったお遍路宿の跡取り息子。

その彼が、はるばる万太郎に会いにやってきたのだ。

どうやら親の承諾も得て、身1つで東京で植物の勉強をするとの事。

万太郎の助手になるべく覚悟を決めてやってきた。

10年前のヤッコソウの時が思い出される

どうやら万太郎が台湾に行ってる事はご存じないようで。

万太郎からの手紙を大量に所有していて、それを寿恵子たちに見せる。

万太郎とやりとりしているうちに、植物のことが大好きになったとのこと。

また、彼のネットワークから万太郎は全国に植物研究のための大勢の仲間ができたことになる。

万太郎自身も、植物採集を行うが、全国から送られてくる標本も相当な量に登っただろう。

それらが万太郎の大きな財産である事は言うまでもない。

巳佐登の寿恵子

渋谷で商売を始めないか? 情報元は岩崎弥之助

寿恵子は巳佐登で新しい商売の話を提案される。

巳佐登のみえおばさん夫婦は寿恵子を自分の娘と想定して得た情報を提供してきた。

聞けば、岩崎弥之助が得た情報では渋谷に新たに陸軍練兵場ができるらしい。

調べてみると、どうやらそれは間違いないことで今もその名残が石票としてとして残っている

陸軍用地の文字が読める

ここは渋谷のNHKの近くでもありそう。

そして、練兵場のほかに刑務所なども創設された。

刑務所で有名なのは昭和に入ってからの話になるが、226事件の首謀者たちはここに収監され、処刑された。

そして近くには代々木公園があって、明治神宮も併設する。

今では東京の名所とも言うべき場所がこの頃出発したようだ。

地図を見てみると一目瞭然 渋谷区の文字が見て取れる

それにしてもこの頃の東京は、

政府と軍関係者と日本を牽引していた経済界の重鎮たちが牛耳っていたことも理解できる。

そして物語には出てこないが調べると、渋沢栄一の名前もしっかりと。

日本の発展の出発点がこの辺だったかもしれない。

余計なことだが、渋谷のすぐ隣には六本木がありそこは諸外国の大使館などが立ち並ぶ。

新しい生活

万太郎と手紙のやりとりをすること10年

万太郎たちの長屋で暮らすことになった虎鉄。

万太郎は、彼らの前で沖縄土産としてオーギョーチを振る舞っていた。

これは実のなる植物だが乾燥させて中のタレを水出しすると、どうやらゼリー状に固まってスイーツとして有名なようだ。

アマゾンなどで販売している

愛玉子と書いてオーギョーチと呼ぶようだ。

完成するとこんな感じ 台湾では夏かなりポピュラーな食べ物らしい。

明日明らかになると思うが、台湾で体調を崩した万太郎が息を吹き替えしたのも、この食べ物が関係している可能性が。

明日のお楽しみではある。

そして、新たに始まった虎鉄との暮らし。

この後の植物研究はどんなふうに発展するんだろう?