くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

らんまん1週間振り返り すべては次の挑戦のために

残りわずかとなったらんまんはどうやら次のステップに進むような雰囲気。

これは、万太郎と寿恵子が最後にどこにたどり着くのかを示すような。

今週描かれた物語は、故郷佐川から峰屋を畳んで竹雄と綾が2人の子供を連れて上京してくるところから始まる。

彼らはただ黙って過ごしていたわけではなかった。

竹雄は料理の修行し、綾は新たな酒造りの夢を捨ててはいなかった。

聞けば、東京へ来てとりあえずは屋台を始めると言う。

今週は、万太郎と竹雄、綾が寿恵子を交えて、旧交を温めるところから始まる。

時代は移り行き、東大の植物学教室では助手だった野宮が退職をすることに。

彼の辞表は、羽多野と共同研究した銀杏の精虫の発表が同じ植物学会から認められないことに起因していた。

そして、今週物語の中心に出てきたのは寿恵子。

みえおばさんから案内のあった渋谷で待合茶屋を開くことを決心する。

当時の渋谷は、とんでもない田舎で言ってみれば東京のはきだめのような場所。

しかし、万太郎の仕事ぶりを真似た寿恵子は渋谷の魅力を次々と発見。

ここはおばさんから案内のあった通り、陸軍練兵場が近くにできてこれからの賑わいが約束されたような場所。

そして、満を持して寿恵子の待合茶屋は完成する。

その名も ヤマモモ

ついに夢実現に向かって、それぞれが果たすべき役割をしっかりと果たそうとする。

高知で牧野博士の墓前にお参りする

目次

綾と竹雄

オフショット😅くつろいでる🤣

土佐の佐川で峰屋を閉じてからかなりの時間が経ったものと思われる。

彼ら2人が連れてきた子供は、それなりに大きかったしね。

家族全員で上京するのは初めてかも

十徳長屋は万太郎のところにも子供がたくさんいて、彼らはいとこ同志になるね。

こーゆーのはかなり楽しい思い出として残る。

竹雄は峰屋の後始末をしている間、料理の勉強をしつつお金を稼いでいたと語っていた。

話を聞いてみると、綾の願いを叶えるべく、新しく酒蔵を開こうと考えているらしい。

そしてそのためには、専門の植物学者が必要だとも語っていた。

白羽の矢が立ったのが藤丸 彼は竹雄たちと酒造りを始める

なるほどと思うが、藤丸は植物学者して自分の居場所を探していたようだ。

懐かしい竹雄ともう一度仕事をしたい。

どうやら後半にかけての物語は、彼らの活躍も描かれそうな。

野宮の悲哀

オフショット 万太郎の家族とともに

銀杏の精虫を世界で初めて発見したのは、間違いなく野宮。

論文を書いて、英語に翻訳して発表したのは羽多野。

しかし、それが日本の学会からはどうしても認められないという。

素人にそんな事は無理だとひがみやっかみの批判は本来の業績を黙殺してしまう。

すっかり嫌気のさした野宮は大学を退職することとし、かねてから希望だった万太郎の自宅を訪ねることにした。

ここでのやりとりが、実はこの後の物語に大きなヒントを与えることになる。

それは、当時の石版印刷を上回る画期的な印刷方法について。

アルミニウムを基盤とした原版を用いると、輪転機で大量に印刷することができる。

ひょっとしたら、新技術もこの物語の中で登場する可能性が。

次のステージは渋谷

万太郎譲りの綿密な調査で地図が完成

寿恵子はみえおばさんから商売をやるように勧められた。

彼女にしてみれば、母親がかつてやっていた仕事なので、まんざらでもなさそう。

何よりも万太郎の研究を支えるためには、莫大な資金が必要になる。

資金源を確保するためにも、自ら商売をしてお金を稼ぐ必要があると考えた。

そして、何よりも、彼女自身の人生の目標とすべき大冒険が次のステップに入ることが嬉しくて、仕方がない。

大冒険の新たな舞台は渋谷。

今でこそ大都会に間違いないところだがこの当時ははきだめのような田舎。

そこを日本で一番賑わいのある街に変えていこうと。

寿恵子のヤマモモ

ボロを持って記念撮影🤣

寿恵子は早速計画を実行に移して、目標とする待合茶屋を開店。

最初のプレゼンテーションも、申し分のないもの。

寿恵子の独壇場😅

このプレゼンテーションは、妄想を語って聞かせると言う体で開かれた。

寿恵子ははっきり言えば、大ボラを吹いたのかもしれない。

しかし、巳佐登で鍛えた、八犬伝の口上さながらに聞いているものをその気にさせてしまう。

万太郎の言葉を借りれば、

自分より寿恵ちゃんの方が肝っ玉が座っていると言う。

確かに、万太郎はお金や様々な生活の事には全く無頓着だが、寿恵子は冒険心を持ちつつもかなり頼りになる存在。

井上順 朝ドラではすっかりお馴染みの顔に

物語はこうして来週に持ち越すことになった。

ヤマモモは寿恵子のこだわりが詰まった店。

おそらく様々な人との出会いが描かれるんだろうと思う。

新しい登場人物の顔も予告編でちらほら。

さらには、懐かしい出会いも設定されているような雰囲気。

物語の設定としては、さらに何年か経過するようなことになるんだろう。

万太郎は、メイクで白髪頭になっていた。

そして、この物語の大きな目玉は寿恵子のこれから。

今までは植物学者槙野万太郎を主人公として前面に押し出されていたが、商売を始めた寿恵子は物語の進行に大きく関わってきそうな雰囲気。

泣いても笑っても、あと3週間。