個人的な事情ながら、昨日は時間がなくて、どうしてもブログアップが叶わなかった。
無理矢理アップしようとすると、どうしてもグレードが下がるような気がして、昨日の分今日の分を2日まとめてブログにすることに。
スズ子たちは梅丸少女歌劇団で厳しい稽古に励んでいる。
当初7名いたメンバーだったが、3ヶ月後にはわずか3人に。
やはり厳しい稽古だとどうしても長続きしない人たちも。
残った3人は、スズ子 桜庭 白川。
3者3様だが、実力的にはスズ子が今1歩遅れをとっているような雰囲気。
しかし、この3人には決定的な残念な側面も。
一言で説明するなら、全くまとまりがない。
みんな自分勝手で自分さえよければの思いが最優先。
そんな中いくつか描かれたエピソードの中では稽古の様子や先輩たちの仕事ぶり。
そして昨日と今日で1番の見所は梅丸の花形スター大和礼子とスズ子とのやりとり。
物語はさらに梅丸少女歌劇団が単独講演するとの発表もなされた。
もちろんこの歌劇団にとっては夢にまで見た興業。
さらに、研究生の3人にもデビューのチャンスが与えられることになった。
物語の流れで行くと、デビューすれば月給が支払われると言う。
研究生のレベルだと月謝を払いつつ学んでいく。
つまり、お金の持ち出しから逆に収入を得ることで真逆の事実が転がり込んでくる。
3人とも何が何でも自分がデビューしたい思いに取り付かれると思いきやスズ子は思いがけない行動に出る。
目次
厳しい稽古で生き残れたのは3人
最初にいた7人のメンバーは、一気に3人にまで減ってしまった。
研究生の教育係を務めているのはトップスターでもある橘あおい。
物語の中で紹介されていたが、彼女も最初は不器用でどちらかと言えば落ちこぼれ組だったらしい。
だからこそ、人一倍梅丸愛が強いと。
スズ子をはじめ生き残れたのは、おそらく根性と言う点で頑張りが効いたような。
しごかれても簡単にはへこたれない。
現在残っている宝塚歌劇団なども同じように体育会系の訓練で辞めていくものも多いと聞いた。
うっかりミス
昨日のエピソードになるが、先輩たちの公演の様々な世話をするのが、研究生たちの役割。
その時スズ子たちは致命的なミスを犯してしまう。
なんと、橘センパイの衣装の1部を持ってくるのを忘れてしまった。
ステージに穴が開いてしまいそうな時、橘センパイがとった行動はベタなもの。
つまり、羽なしで踊ってしまう。
その様子も物語で描かれていたが、やはりがっかり感がちょっと漂っていたね。
謝ったところ終わってしまったステージは戻らない。
生き残れた3人の研究生たちは、自分たちの弱点をさらけ出す結果となった。
お互い自分勝手で他の人を思いやることがまるでない。
自分さえよければの思いは、結果としてこんな重大ミスを起こしてしまった。
ここで素直にみんなが力を合わせてと反省に至らないのが3人のメンバーたち。
ミスを擦り付け合って、相手を罵りあうばかり。
スズ子だけが何とかして仲間をまとめ上げようと頑張っては見るのだが。
そこで素直に従えないから、彼女たちは研究生として生き残れて来れたのかもしれない。
スズ子 桜庭 白川
白川はお金持ちのお嬢さん。
基本的に苦労などしたことない。
しかし、親に反対されながらも、なんとかしてスターとして舞台に立ちたい思いは誰にも負けない。
桜庭は家が貧乏で家の仕事をしながら、梅丸に通う身上。
家が貧乏なのはわかるが、どうしても他の人を斜に構えてみてしまうところがある。
そして、スズ子はあまりにもお人好しがすぎるかも。
能天気で天真爛漫なのはわかるが、人としての奥行きや深さなど周りから軽く見られてしまう。
先輩とスズ子
バラバラになりかけた3人の研究生たちで、1人貧乏くじを引いているように見えるのがスズ子。
他の2人が洗濯や掃除など途中で帰ってしまった後始末はスズ子の役目。
本人は仕方なくやっているように見えるが、この物語の流れから言えばスズ子が1番値打ちのある役どころに見える。
スズ子がいなければ、研究生たちは結局誰1人として残れなくなる可能性も見え隠れ。
大和センパイとスズ子のやりとりが今日のエピソードで語られていた。
スズ子にどうして踊るのかと尋ねた。大和。
踊りたいからと答えるスズ子。
その先を考えなければいけないと大和。
今回のミスで番被害を被ったのはお客さんだと諭す。
自分たちのことばかりを考えて、誰かを思いやることが全くできていなかった。
スズ子は学ぶべきことが圧倒的に多い。
競争の果てに
スズ子は桜庭と白川に自分の意見をしっかり述べた後ばったりと倒れ込んでしまう。
2人の間に挟まれて1人神経をすり減らしていた スズ子はあたかも緊張の糸が解けたかのように意識を失ってしまう。
3人にはこれからの公演で1人だけデビューできるとの連絡もあった。
ここで舞台に立てるかどうかは極めて重要な問題。
3人とも仲間であると同時にライバルでもある。
これは幼い彼女たちにしてみればずいぶんとストレスのかかる話。
このままの流れで、今週はと2日のエピソードで完結する。