くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ブギウギ その人の名は😌

聞くところによれば、今回の朝ドラブギウギは大人気だと言う。

理由はいくつか挙げられるだろうけど、なんといっても

主役福来スズ子をを演じている趣里の圧倒的な説得力にあるだろう。

今日のストーリー展開を見て、私が今まで抱いてきた感動は確信に変わった。

この子は間違いなく素晴らしい女優に成長するはず。

今でさえこれだけ完成されているんだから、これからいくつかの経験をさらに重ねるとかつて日本で大活躍した幾多の先輩たちに匹敵するものと。

そして、ドラマの構成が実に見事としか言いようがない。

今日の物語の中で、一番最後に列車の中でアカペラでふるさとを歌うシーンがあった。

そのアカペラの歌唱もさることながら、その場の即興でトランペットが合わせたこと。

トランペットが見事にハモっていた。

音楽を担当する服部良一のお孫さん。

彼の実力をまざまざと感じる。

何よりもハイレベルな音楽を提供したければ、要求に如実に答えられる演奏家や歌手たちのポテンシャルが絶対に必要不可欠。

それらの要求に見事に答えられる趣里の底力はは並々ならぬもの。

物語は昨日からの流れを受けて疑いをかけられた青年は実は無実であることが証明された。

大阪のドラマらしく小夜ちゃんは面白おかしく対応を。

それにしても描かれるドラマはヒューマンドラマでもあり、不思議な恋バナが始まりそうな予感。

神戸行きの列車内で偶然再会

目次

村山愛助は村山興業の御曹司

どこから見てもイケメン😅

青年の名前は村山愛助。

当初その名前を語られても誰も気がつかなかったけれど、列車内でたまたま挨拶に来た軍人が、彼の身分を明らかに。

母親は村山トミと言って村山興業の社長。

実はこれれっきとしたモデルがいる。

現在の吉本興業の創始者吉本せいがその人。

こちらがモデルとなった本人 写真だけなのに独特のオーラが😍

もちろんここで取り上げるのには相応の理由がある。

かつての朝ドラわろてんかがこの人をモデルに作られていた。

その意味でも朝ドラつながりになるのでどうしても取り上げざるを得ない。

わろてんかより この頃は仕事が忙しくてこのシリーズだけはほぼ見れてなかった

村山青年は他人から特別扱いされるのが嫌で自ら名乗らないと語っていたね。

このほんのわずかなやりとりのから、実はその告白がスズ子の心の琴線に触れたのではと推察。

スズ子自身がポリシーにしていることと、まるで同じではないだろうか。

このドラマは、行間に巧みな演出がなされる設定。

2人が意気投合するための巧妙な伏せんがしっかりと貼られつつある

列車での再会

まさかここで会うとはね😅

やはりお金持ちのおぼっちゃまであると言う設定はどうしてもここでモノを言ってしまう。

福来スズ子の楽団は基本貧乏所帯。

スズ子をはじめみんなお金は厳しい。

村山青年はこともあろうに、支払いのまだだった愛知での宿代の半分を肩代わりしていたらしい。

スズ子にしてみれば、それは絶対受け入れられない好意。

情を受ける理由がないというのが彼女のスタンスなわけで。

列車内での小夜ちゃんとのやりとりが特に面白かったと思う。

最後まで自分が持っていたお金を村山青年に泥棒されたと信じて疑わなかった小夜。

その疑いが見事に晴れる。

小夜はこともあろうに、自分の靴下の中にお金を隠し持っていた。

それをきれいさっぱり忘れてしまうのが小夜らしいところ。

土下座をして謝る小夜をめる村山青年もそばで見ているスズ子には好感度。

この青年は心からの優しさに満ちている。

福来スズ子の人となり

性格は真面目生一本 はっきり言えば男前🤣

スズ子の人となりは少しずつ明らかになっているが、恋のお相手ができたことでよりいっそう際立つ形に。

生一本で真面目一筋。

そして、あえて言えば竹を割ったような性格で、精々しいともに潔ささえ感じてしまう。

女性の中でこんな性格は多分少数派だろうとは思うが、珍しいとまではいかないだろう。

大抵の女性は母親になるとこんな風に変身する場合が多いのではないかと推察する。

スズ子は言ってみれば男前な性格。

かなりわかりやすいのも事実だが、人前でサービスすることが嬉しくて仕方がないのも大きな特徴の1つだろう。

そうでなければ、あんなにステージで見事なパフォーマンスは披露できないと思うので。

アカペラで歌うふるさと

本当に実力ある歌い手しかできない

物語の最後の数分で披露されたふるさと。

これはアカペラで始まった。

実は、歌手などにとって1番嫌なパフォーマンスはカペラのはず。

一切のごまかしが効かないと言うのが私の印象。

これをもしステージとか音響施設のない車の中とか屋外でやるならさらに条件は最悪だろう。

助けてくれるものが何もないので、すべての演出は自分自身の発声のみに頼るしかない。

それにしても趣里の実力は大変なものだと思う。

最後3分程度だったと思うけど、私は上等なミュージカルを見ているような錯覚にさえ陥った。

せっかくなので紹介しておきたい。

正直なところ、年甲斐もなく興奮している自分がちょっと面白おかしくもある。