くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ブギウギ 結婚したいし歌もやめたくない😓

今週2日目になると、ストーリー展開もいよいよ煮詰まってくる。

結婚するための条件として歌手を辞めること。

このハードルは驚くほど高く、結婚が歌かの二者択一を迫られる状態。

スズ子は愛助と一緒になれるなら歌を捨ててもいいのかなとさえ考えてしまう。

しかし、そのことに絶対にダメだと言い張るやからは多かった。

筆頭が愛助。

そして自称福来スズ子の1番のファンを名乗る

羽鳥善一

愛助と善一のやりとりはスズ子を絶賛するマニアックなファンならではのもの。

ここへ来て、スズ子と愛助の結婚は2人だけの問題ながら、実際は 周りの人たちといかに折り合いをつけるかで流れが大きく左右されるような。

特に村山興業の坂口や、かつての社員マネージャー山下はスズ子が歌手を辞める決断をしていることを覚悟の表れと受け止めていた。

日本の芸能界を考えたなら、福来スズ子の存在はこのまま闇に葬るにはあまりにも惜しい。

何よりもスズ子自身、歌うことが大好きで、歌いさえすれば周りの人たちに元気を与えられることを熟知。

とりあえず誰かのためにと言う以前に自分自身の喜びの追求も捨てがたい。

さて、意見が煮詰まったところで村山興業の社長に直談判して考えを変えていただこうと言うことに落ち着く。

そして、愛助が大阪に旅立とうとしたその時、激しく咳き込んだ彼はついに喀血。

恐れていたことが起こってしまう。

福来スズ子と大ファンたち😂

目次

結婚するかそれとも歌手を辞めるか?

歌手を辞めるしかあかんや😰

スズ子は複雑な事は意外にも考えが回らなくて言われたことを素直に受け入れてしまうところもありそう。

自分が歌手を辞めるしかない。

そうすれば何とかなるんやろ?

この時スズ子の発言に坂口と愛助の反応は微妙な差が。

オフショット 2人ともお笑いやる気満々🤣

愛助は絶対に辞めたらあかん!と譲らない。

もし辞めるような流れになったなら、自分が村山を出る!と

坂口は色を失って、2人をなだめる。

もし、愛助が村山興業をやめたりしたら自分は社長に殺されてまう🥶

そしてシズ子が歌手を辞めても良い発言に念を押していた。

本当にそれでよろしいのか?

周りとの折り合いがうまくつくなら、スズ子が歌手廃業でもやむを得ないのかなと考えているようだ。

しかし、愛助もスズ子も感情が高ぶるとお互い我を忘れてしまう悪い癖が。

2人とも一旦落ち着きまひょ。

少し時間をかけて丁寧に考える必要があると言うところで、無事話し合いは終了。

しかし、この問題は簡単に結論が出るようなたやすい話ではなさそう。

それぞれの立場と意見

歌手を辞める覚悟があるんなら😰 絶対にあかん😡

愛助もスズ子も自分の気持ちにきちんと向き合って見つめ直すことで、お互い意見が一致。

坂口は両方の板挟みにあって立場上とても切ない。

そんな中、マネージャーの山下ははっきりとしたビジョンを抱えていた。

ボンが村山を出る事はあり得へん。

福来はんが歌手を辞めるのも無しや。

つまり、村山興業にとっては愛助は絶対に必要で、2人が一緒になりつつスズ子は歌手活動を継続する。

そうなるとこの新しい条件を社長に納得してもらうしかない。

物語の流れとは言え、驚くほどわがままっちゃわがままだね。

希望を伝えるために

オフショット 撮影が終われば和気あいあい

物語の中でしょっちゅう登場してくるのは羽鳥善一。

彼は自ら福来スズ子の大ファンを自認していた。

自分が福来スズ子の1番のファンであることを2人とも譲らない🤣

2人ともスズ子に対する考え方は全く同じ。

善一はスズ子を中心にさらなる音楽作品の構想を発表していたね。

スズ子をテーマにすえると善一の音楽はどこまでも広がっていくような。

遅いかかる不測の事態

再び喀血 今度は…

明日は大阪に出向いて母親を説得する。

その時みんなの前で激しく咳き込む愛助。

恐れていたことだが、結核の再発と思われた。

病院に駆け込もうとみんながドタバタと慌てだす。

これらのエピソードの展開は、モデルの吉本穎右と笠置シズ子の史実がそのまま採用されている。

既にネットであらゆる状況が詳しく検索できる今、この先の流れも容易に想像できる。

愛助はわずか25歳で結核にて命を失うことになった。

この頃の結核は不治の病で日本人の死亡原因の第一位を占めていた。

さらにもう一つの注目すべきエピソードとして、スズ子の妊娠が挙げられる。

愛助は自分の子供が生まれる10日ほど前に他界する設定になっている。

おそらくこの辺はナレーションで済まされるのではなかろうかと推察。

そのまま描かれるには、あまりにも切なく悲しいので。

それにしても運命と言ってしまうには、あまりに過酷すぎる気がしないでもない。